21日、自民党の安倍総裁は税制調査会と新経済連盟の三木谷代表理事との会談と記者会見で発言。
安倍総裁の発言をまとめると下記の通り。
「(情報通信分野について)重厚長大型産業も雇用に一定の割合を果たしていくだろうが、情報通信分野が新たな雇用と富を生み出しているのも事実である。インターネットの世界を中心に新規の分野、それは成長分野なんだろう。自民党において新たな成長分野のターゲティングポリシー、そこの行政の問題や規制の問題、税制の問題等々を短期的に解決をし、その分野が伸びていくようにしたい。雇用はスリム化していくという議論をする人もいて、それは一面の事実なんだろうが、新たな雇用と富を生み出しているのも事実である。我々政治の場もそうした新しい動きに対して敏感に反応し対応していくことが求められる」
「(インターネットの選挙運動について)インターネット上のコミュニケーションは、現実での会話などとほとんど差がなくなっている状況だが、ネット上での選挙に関する討論などは、なかなか国民レベルに到達しておらず、ネット上での選挙運動の解禁が時代のニーズである。私は次の選挙までに、ネット選挙は解禁すべきと思っている。選挙の広報活動や情報交換などでインターネットを使うことが求められており、投票率の上昇にもつながると思う。投票率上昇につながる」
「(韓国大統領選で朴氏が勝利したことについて)韓国初の女性大統領にわれわれも大変期待している。日韓関係を発展、改善させたいという思いを込めて額賀氏に韓国を訪問していただく。(来年2月22日に政府主催で「竹島の日」式典を開催することについて)総合的な状況を踏まえて考えていきたい。いつ、どういう環境が整えば実施するかは新政権で考えなければならない」
「衆議院選挙では大きな成果を得たが、同時に重い責任を負った。民主党政権のもとで混乱し、停滞した政治から決別しなければならず、新政権は緊張感を持って成果を挙げていかなければならない。国会の開会は26日だが、その開会を待っているいとまはない。我々はいままでの政治の混乱と停滞に終止符を打つ、これが大きな使命である。地域の声を吸い上げてそしゃくし、将来のあるべき税制を考えていくのが自民党の税制調査会の姿であり、自民党と公明党の連立政権になってよかったと思ってもらえるような議論をしてほしい」
「選挙を通して日本経済を成長させていく、デフレから脱却し円高を是正し経済を成長させていくということを約束し、そのことで国民の厚い支持をいただいた。税制もこの点を十分鑑み、結論を得て欲しい。来年の参院選がある。それまでの間に我々がどういう税制を作っていくのか極めて厳しい視線の中で注目されていることを忘れてはならない。消費税増税について3党合意の中身を税制について税制面でも進め結論を得てほしい」
「(原発の新設について)国としてこれから新設についてどう考えるか、今までの民主党政権が決めたことは決めたこととして、もう一度見直していきたい。(建設計画中の上関原発について)もう一度、全国においてどう考えていくか良く見直す。基本的に山口県は凍結方針なので、県がそういう方針である限り、尊重したい。再生可能エネルギーなどを集中的に開発、研究していく中で、新設についてはこれから検討していく。我が党の方針は決まっており10年間でベストミックスを考えていくという大方針がある。その中で新設についてどう考えるか、これから検討していく」
「(普天間基地移設について)基本的には名護市辺野古に移設していく方向で地元の理解を得るために努力したい。負担軽減と抑止力維持というなかで各地域にも負担をお願いをする。(ロシアとの北方領土問題と平和条約の締結交渉について)ぜひ領土問題を解決し平和条約を結びたい。それによって日露関係は飛躍的に発展していく」