新年あけましておめでとうございます。
デザインアンテリユ 寺田由実です。
昨年はなかなか投稿できず、ご無沙汰して
しまいましたが、
今年は気持ちを新たに
もっと頻繁に更新できるよう頑張りますので、
引き続きどうぞよろしくお願いいたします!
12月某日、朝早く、羽田空港から福岡へ...
福岡空港からレンタカーで約30分の
ドライブでまず太宰府天満宮を目指しました。
道中は山道が続き、
周囲には何もない静かな風景が広がっていて、
「菅原道真公はこんな人里離れた場所に左遷されたの?」と
少し気の毒に感じてしまいました。
しかし、到着すると一転、
境内は多くの観光客で賑わい、
朱赤を基調とした外観が平安時代らしい趣を
醸し出していて、
子どもたちが着物をまとった家族連れの姿も見られ、
華やかな雰囲気に包まれていました。
私の子どもも受験生
せっかく福岡を訪れたので、
本場の学問の神様である菅原道真公を
お祀りするこの天満宮で、
合格祈願をさせていただきました
神様を味方につけたような気持ちになりますね。
実は、たまたま福岡に行くことになり
何も調べず太宰府天満宮へ来たのですが、
あまりにも、本殿が斬新でびっくり!
屋根に植栽が施されているのです。
芝や草、低木、中木のアレンジも
本当に自然界のよう・・・・
でも、なんでこんな古い建物なのに
何故こんな柱や天井が鋼板で仕上がっているのだろう?
この時点ではまだ全貌はわかっておらず
素晴らしい作品だけど一体誰のデザイン?
通りすがりの掲示板を見て
その仮殿の設計について
しかも展覧会が開催されてることを知ったのです。
御祭神 菅原道真公(天神さま)が
太宰府の地で薨去されてから
1125年の節目にあたる
「菅原道真公1125年 太宰府天満宮式年大祭」を
2027年に控え、
重要文化財「御本殿」の124年ぶりの
大改修のため2023年5月より
ご参拝の皆様を「仮殿」にてお迎えしているー
とのこと。
その本殿の改修に要する約3年間の天神さまの
お住まいとしての「仮殿」の設計を、
現代を代表する建築家 藤本壮介氏率いる
藤本壮介建築設計事務所に依頼したそう。
つまり、3年間現代的な佇まいで参拝者をお迎え
するので、立ち入り禁止とか、閉鎖で
がっかりすることはありませんよ!
建築アートをお楽しみ下さい、と私は解釈した。
工事現場を幕で隠すのではなく、
1000年の歴史と時空を感じる場において、
現代建築の最前線を担う建築家に
その設計を委ね、現代アートとして
昇華させるという発想には
感嘆しました。
予算をそこに使うところも素晴らしい!
本当にすごいですね……!
このプロジェクトに対して
たくさんのモックアップが
展示されていて、建築を学ぶ娘がいるので
連れて来たかった!と思いながら見ていました。
展覧会とその建造物を同じ敷地で、
同時に見れるという素晴らしい機会に
恵まれたことにまず感謝
見学したあと、また仮殿に行き繁々と
細部をみるという贅沢な時間
あの掲示板を見なかったら
大きな後悔をしているところだった
盛況のため、
令和7年9月15日(月祝)会期延長だそう。
境内を散策すると
インテリアデザイナー
ワンダーウォール片岡正通さんや
サカナクションのヴォーカルの山口さんの
梅の樹を発見!
梅が咲く頃訪れるのもいいですね。
天満宮へ続く参道を散策
スタバのデザイン、すぐわかる
隈研吾さんかな?
どのショップもとにかくおしゃれな佇まい
同じ姓、寺田屋さんへ入ってみました。
太宰府名物 梅ヶ枝餅(うめがえもち)
小豆餡を包んだお餅を梅の刻印が入った鉄板で焼いた焼餅
アツアツでいただきました。美味い!!
お腹いっぱいなのですが、
博多へ戻り、夕刻
海の中道海浜公園 キャンドルナイトへ・・・
日が暮れるまで待ち、
福岡タワー
1泊2日の旅、
行く前の計画する旅も大切だけど
突如、飛び出した割にとてもいい旅でした。
皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
感謝
*************************************
Design interieur Terada Yumi
商標登録 デザイン アンテリユ®
Design interieur ®
福岡の旅をInstagram でも紹介してますのでアクセスしてみてください!
Villa Blue 富士河口湖様 テニス用ロッカールーム
モダンリビング大賞2022
部門:スタイリングデザイン賞
ゴールドプライズ受賞