石川 鷹彦(いしかわ たかひこ/1943年7月16日~)は、

日本のギタリスト、アレンジャー、スタジオ・ミュージシャン。

 

 

 

1943年7月16日、北海道札幌市生まれ。

小学生の時に東京に移る。

 

1960年代から活躍。

1968年、多摩美術大学の同窓の小室等をはじめ、岩沢幸矢、入川捷、小室のり子とともに「六文銭」を結成、バンド名は「四谷3丁目で目に付いた居酒屋の名」を採ったと岩沢幸矢が書いている。

その後、別役実の芝居などに楽団「六文銭」として参加。この時期には歌手・役者など様々なメンバーが出入りした。

 

1969年4月、中川五郎とのカップリングのインディーズアルバム『六文銭/中川五郎』でURCからデビュー。

8月、シングル“さよならだけが人生ならば”(作詞:寺山修司/作曲:小室等/編曲:六文銭)を発売。

 

その後、吉田拓郎、かぐや姫、風、イルカ、アリスなどのバック・ギタリストとして1970年代のフォーク、ニューミュージックシーンにおいて数多くの演奏を残した。また、アリス、伊勢正三、かぐや姫、風、さだまさし、ダ・カーポ、中島みゆき、長渕剛、松山千春、みのや雅彦、森田童子、森山良子、森山直太朗、山崎ハコ、吉田拓郎などのアレンジャーとしても数々のヒット曲や名曲の誕生に貢献した。

 

 

1973年7月1日、かぐや姫“僕の胸でおやすみ”(作詞・曲:山田つぐと/編曲:石川鷹彦)。

 


1974年1月10日、かぐや姫“赤ちょうちん”(作詞:喜多条忠/作曲:南こうせつ/編曲:石川鷹彦)。

 


1975年2月5日、風 “22才の別れ”(作詞・曲:伊勢正三/編曲:石川鷹彦)。イントロのギターは石川による演奏。

 

12月10日、風“あの唄はもう唄わないのですか”(作詞・曲:伊勢正三/編曲:石川鷹彦)。

 


1976年8月21日、バンバン“縁切寺”(作詞・曲:さだまさし/編曲:石川鷹彦)。

 

11月21日、森田童子“ぼくたちの失敗”(作詞・曲:森田童子/編曲:石川鷹彦)。

 


1977年3月25日、イルカ“雨の物語”(作詞・曲:伊勢正三/編曲:石川鷹彦・木田高介)。

 

10月5日、アリス“冬の稲妻”(作詞:谷村新司/作曲:堀内孝雄/編曲:石川鷹彦)を発売。なお、オリコンチャート10位以内に入ったアリスの楽曲は全て石川が編曲したものである。

 


1978年3月、アリス“涙の誓い”(作詞・曲:谷村新司/編曲:石川鷹彦)。

 

5月5日、さとう宗幸“青葉城恋唄”(作詞:主太郎/作曲:さとう宗幸/編曲:石川鷹彦)。

 

6月20日、アリス“ジョニーの子守唄”(作詞:谷村新司/作曲:堀内孝雄/編曲:石川鷹彦)。

 

8月5日、堀内孝雄“君のひとみは10000ボルト”(作詞:谷村新司/作曲:堀内孝雄/編曲:石川鷹彦)。

 

10月25日、南こうせつ“夢一夜”(作詞:阿木燿子/作曲:南こうせつ/編曲:石川鷹彦)。

 

12月5日、アリス“チャンピオン”(作詞・曲:谷村新司/編曲:石川鷹彦)。

 


1979年3月5日、長渕剛“俺らの家まで”(作地・曲:長渕剛/編曲:石川鷹彦)。

 

4月5日、アリス“夢去りし街角”(作詞:谷村新司/作曲:堀内孝雄/編曲:石川鷹彦)。

 

8月21日、研ナオコ“ひとりぽっちで踊らせて”(作詞・曲:中島みゆき/編曲:石川鷹彦)。

 

12月20日、アリス“秋止符”(作詞:谷村新司/作曲:堀内孝雄/編曲:石川鷹彦)。

 


1980年4月25日、滝ともはる&堀内孝雄“南回帰線”(作詞:山川啓介/作曲:堀内孝雄/編曲:石川鷹彦)。

 

7月5日、アリス“狂った果実”(作詞:谷村新司/作曲:堀内孝雄/編曲:石川鷹彦)。

 


1982年10月21日、ふきのとう“ひとりの冬なら来るな”(作詞・曲:山木康世/編曲:石川鷹彦)。

 

 

1983年3月30日、アグネス・チャン“小さな質問”(作詞・曲:山崎ハコ/編曲:石川鷹彦)。

 

 

1987年7月25日、さだまさしの12thアルバム『夢回帰線』にアコースティックギターのうちの一人として参加。

 

 

1989年3月21日、吉田拓郎“夏休み”(作詞・曲:吉田拓郎/編曲:吉田拓郎・石川鷹彦)。

 

 

1991年7月25日、さだの17thアルバム『家族の肖像』に再びギタリストとして参加。



1992年11月10日、さだの18thアルバム『ほのぼの』をさだと共同でプロデュース、さらにアレンジャー、ギター奏者及びシンセサイザープログラマーとしてもレコーディングに参加した。

 

これ以降、さだとの関係が密になり、さだのバックメンバーとしての活動が多くなっている。このため、さだのコンサートや『NHK紅白歌合戦』などの音楽番組では、さだの後ろでギターを弾いている姿を見ることが出来る。

 

 

1993年、ソロアルバム『The Firmament』をリリース。

 

 

1994年、ソロアルバム『WORDS』をリリース。

 

 


1996年、ソロアルバム『WORDSⅡ』をリリース。

9月から10月にかけて、NHK趣味百科「アコースティック・ギター入門」に講師として加藤和彦とともに出演。年末の紅白歌合戦にもサポート出演。


2000年10月25日、かぐや姫“青春の傷み”(作詞:南こうせつ&伊勢正三/作曲:かぐや姫/編曲:Maxi/ストリングスアレンジ:石川鷹彦)。

 

 

2001年、ソロアルバム『WORDS 3rd』をリリース。

12月5日、森山良子“さとうきび畑”(作詞・曲:寺島尚彦/編曲:石川鷹彦)。

 

 

2004年、ソロアルバム『WORDS 3.5 ~Solo Guitar Style~』をリリース。


2006年にはつま恋で行われた拓郎&かぐや姫のコンサートにも、バックメンバーとして出演している。


2007年、ソロアルバム『WORDS 4』をリリース。

 

 

2008年、ソロ・ベストアルバム『WORDS BEST 〜KAMUY〜』と『WORDS BEST 〜Sirius〜』をリリース。

 

 

2010年、ソロアルバム『PLAY FORK SONGS 〜WORDS 4.5〜』をリリース。フォークソングの名曲の数々を石川の手によるアコースティック・ギターでインストゥルメンタル・カヴァー。

 

 

 

2013年7月24日、細野晴臣 、松任谷正隆とともに、エーゲ海をモチーフに書き下ろしたインストゥルメンタル曲を中心に収録したオムニバスアルバム『エーゲ海』をリリース。アトランティス デイ・ブレイク アプロディーテの嘆き

Haruomi Hosono - The Aegean Sea - 08 Aphrodite No Nageki - YouTube

 


2016年に脳梗塞で倒れた後、現在は活動を休止・療養している。


2019年にイルカのコンサートを尋ねており、その時の様子がイルカ公式サイトに掲載されている。


2021年、さだまさしのコンサートに観客として来場、楽屋へも訪問している。さだまさしHPのファンクラブサイト内11月の記事に映っている動画がある。(右手をかばっているよう)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(参照)

Wikipedia「石川鷹彦」「六文銭」

 

 

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