おはようございますもみじnagisa(なぎさ)です口笛

段々寒さが厳しくなってきましたね。コロナの情勢も心配…。

 

前回の、「「結果」から目標を立てないほうがいいと思う理由」、のエントリーの続きです。

 


前回、「自己受容」が出来ていない場合、
思い浮かぶ「願望」が偽の願望である可能性が高く、

結局願望が実現できたとしても幸せにならないというケースがあるという話を最後にしました。
今回はそれについて詳しく説明します。

「自己受容」とは、以前このブログでも取り上げましたが、
簡単に言うと

 

自分を受け入れること=自分のありのままを認識すること、です。

 

 

 


それは、他者の評価基準や地位、収入など外的な要因によって自分を評価するのではな
自分軸によって考え行動できるようになるために重要なことです。

「自己受容」が出来ていない場合、端的に言えば、二つのことが起きます。


一つ目は、他人に嫉妬し、うらやむこと
二つ目は、現状の自分で満足できないので、焦ることです。

ありのままの自分が認められないから、

他人が自分にない何かを持っているように感じて嫉妬したり

今のままの自分でいてはいけない、と思い焦ってしまうわけです。

インスタとかをみてキラキラしている友人を見るときの、あの感じです(笑)

そうなるとどうなるか。
「偽の願望」が出てきます。

あの人が持っているブランドものを自分も欲しい。
もっとお金を稼げる地位について高価なものをたくさん買いたい。
もっと美人/イケメンになっていろんな人からモテたい。 
もっと素敵なパートナーと付き合って(結婚して)周りに見せびらかしたい。
・・・

「他人の評価」や「他人の目」が介在してくる目標の根底には、「承認欲求」があります。
承認欲求とは、他人に認められたいという気持ちのことです。

他人から上の存在として見られたい、という気持ちも含まれます。

 

「偽の願望」について、以下の記事で取り上げられている内容が近いと思います。

 

 


その「承認欲求」は、適度な範囲であればだれもが持っているものだと思いますが
これまでの家庭環境や、モラハラやパワハラなど人間関係上の困難等が重なるなどの条件などによって
極度に自己受容感が落ちている人の場合、この承認欲求が過剰であることが多いのです。

(そもそも、モラハラやパワハラ被害を受けやすい人の場合、もともと承認欲求が過剰である場合があります)

なぜかといえば、自分で自分を認めることができないため、他人にその承認を求めてしまうからです。

この過剰な承認欲求によって、偽の願望が生まれて、それを疑わずに「目標」としてしまうと、

結局その目標が達成されたとしても自分自身が本当に満足するとは限らないのです。

例えば、

みんながうらやましがるような「大企業」に就職したいと思い、それを目標に盲目的に頑張ってしまう。
適齢期になって周りがどんどん結婚しているから婚活を始めてみたけど乗り気になれない。
職場で嫌なタイプの人がいるけど、「みんなで仲良く」やるのが私のモットーなので頑張って積極的に振舞ってみる。

「偽の願望」は、真の願望とは異なるので、なんとなくイヤな感じの違和感があるので、気づけると思います。
しかし、自己受容感が著しく低く、自分を否定し続けて生きてきた人は、

自分自身の感情や願望に蓋をしている場合が多いので、それに気づかないこともあります。

もちろん、適度な承認欲求は、自分自身を向上させるためのモチベーションの原動力にもなるし、

単純に他人から認められるのは嬉しかったりするので

「承認欲求=危険」と短絡的に考えるのは良くないと思います。

ただ、承認欲求を行動の指針にしてしまうのは、結果的には自分の満足につながらない可能性もあるというわけです。

 

 

 


そもそも、なぜ承認欲求が生まれるかといえば、自分で自分を認められていないからです。
なぜ自分を認められないのかということの原因を、

「自分が至らないから」と自分に何か不足があるのではないかと考えてしまう思考になっている状態です。

その状態で、何とか努力を重ね、自分を変えてになり他者の承認が得られたとしても、
逆に「自分は努力をしてありのままの自分を変えないと他人から認められない」という思考が強化されてしまう恐れがあります。 

そもそも、承認欲求=他者評価を基準に自分の目標ややりたいことを立てる場合、

自分が満足できるほどの承認や評価が得られるかどうかは他者にゆだねられてしまうことになります。

そうではなく、自分の基準に軸足を移してみて、

他人はどうであれ自分はどういうことをしたときに満足するか、うれしいのか、楽しいのか、

どういうことは嫌なのか、やりたくないのか、

そういったことを考えてみるといいかもしれません。

そして私の考えでは、遠回りに思えるかもしれませんが、自己受容感を高めることが何より大切なのだと考えます。

こういう話になると、INFPの方の完璧主義な部分が出てきて、「じゃあ自分の願望は承認欲求だから、あれもダメだ、これもダメだ…」となってしまいがちですが
とっかかりは承認欲求であっても何であってもいいと思いますゲラゲラ

 

 

※私は、INFPの完璧主義的な部分は、自覚的になることで意識して考え方や行動を変えていくことができると思っています。


ただ、やっていくうちに、承認欲求を満たすことが目標みたいなことになってしまうと、

きついのではないか、自分の方向性を見失うのではないか、ということです。

自分の進む方向に悩んでいるときは、

こうなりたいという願望が承認欲求によるものなのか

偽の願望ではないのかということを

を一度考えてみると気づくことも多いかもしれません。

 

以下の本もぜひ参考にしてみてください!!

 

 

 

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過去に、INFPの適職探しについて書いてますのでご参照ください下矢印下矢印

 

INFPの適職さがし① INFPの職探しが困難な理由


INFPの適職さがし② お金を稼ぐ手段としての「仕事」から離れて「活動」として考える 


INFPの適職さがし③ 「活動」とはなにか―「自分」を軸として世界観を表現する 


INFPの適職さがし④ 他者評価、競争原理から離れて自分の生きる目的を考える

INFPの適職さがし⑤ 「世界観」の確立と表現する「技術」を磨くことを目指そう
 

INFPの適職さがし⑥ 自分の「好き/嫌い」に敏感になろう!

 

INFPの適職さがし⑦ とりあえず「技術」を磨こう!

 

INFPの適職さがし⑧ 自分の「強み」と伸ばせる「技術」を知る

 

(ブログテーマの「INFPの適職さがし」でまとめていますキラキラ

 

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