おはようございます晴れnagisa(なぎさ)です猫

 

私は、人生の課題というものの一つが

 

「自分を知る」

 

ということだと思っています。

 

さまざまな出来事や他者とのかかわりを通して

 

自分がどういうときに、どういうことを考えて、

どう感じて、どういう気持ちになるか。

 

他の人とどう違うか、同じところはどこか。

どういう環境が好きか、嫌いか。

 

そんな様々な「出来事」を通して、自分がわかっていく。

それが一生続くのではないかと思います。

 

私は、たまに下のような例えを考えます。

 

自分の姿が見えない生物がいます。

 

彼は、自分が魚なのか、トカゲなのか、はたまたクジラなのかわかりません。

 

海に行ったら、おぼれて死にそうになってしまいました。

 

砂漠に行ったら、干からびて死にそうになりました。

 

河に行ったら、なんとなくいい感じでした。

 

そこには自分と同じような経験をしたカエルカエルたちがたくさんいました。

 

自分は、魚でもトカゲでもなく、カエルカエルだということに気づきましたルンルン

 

 

私たちは、私たちの姿を鏡で見ることができるわけですが、

実際、同じ人間の姿をしていたとしても、人それぞれ全然違うわけです。

 

性別、世代、生まれ故郷が同じだったとしても、育った家が同じでも

全然違う人間になっているのです。

 

だとしたら、自分が何であるのかは、自分しかわからないのです。

 

どうやってそれを「知る」かといえば、

自分自身が、自分の感情や感覚を受け入れること

によって可能となります。

 

他人の目や常識的な基準をものさしにしていたら、

それがわからなくなり、結局自分がわからなくなってしまうのです。

 

「自己受容」ができないと

「自分」というものがわからない。

 

そうなってしまうと、

 

「自分」が何をやりたいのか

何に心を動かされるのか

 

といったことがよくわからず、

 

他者評価に流されて大事な決断を左右されてしまうため

適職探しや、パートナー選び、ライフスタイルの確立など

人生の様々な選択を誤ってしまうことになりかねません。

 

HSPやINFPの方が生きづらさを抱える理由というのは、端的に言えば

 

「自分」というものがわからず、

「他者」の評価(世間的な常識も含めて)を気にしており

居心地の悪さを感じながらも、

その「世間」に適合しなければならない

思っているときなのではないでしょうか。

 

例えば、

 

  • 自分に合った仕事が何なのかわからず、とりあえず務めた会社で、なんとなくこなしてはいるけど充実感を得られないとき。
  • 職場にいる気の合わない人が癪に障るけど、その人は他の人たちからは人気があって、なんとなく自分だけが居心地の悪さを感じてしまうとき。
  • 本当はもっと自由なスタイルで働きたいけど、自分には才能も勇気も充分なお金もないと感じるとき。
  • なんとなくやりたい勉強ができる学校があるけど、親は就職に有利で学力の高い学校に行った方がいいと言ったとき。
  • なんとなく夫や妻、彼氏や彼女の合わないと思うところを感じているが、周りの人はみんな結婚してるし、別れて一人になるのが寂しいし怖いと思うとき。

 

自分の感覚に絶対的な自信が持てないことによって、

自分の中の基準よりも、世間的な評価のほうが正しいと思いこんでしまうため

他人に言われたことや、他者評価が気になって

自分の思うとおりに動けないことにもどかしさを感じるわけです。

 

自信がないにもかかわらず

やはり「自分」というものは確固としてあるので

なんとなく、微妙な違和感(場合によって強い違和感)を覚えるのです。

 

ただ、それを確信できない、信じられない、という状況に陥っています。

 

そうなってしまった理由は

これまでの人生経験や、親を含む家庭環境との関係性によって

自分を肯定できない状況にあったことに由来するものかもしれません。

 

専門家ではないので、そこは私の範囲外なのですが、

理由がどうであっても、

これからやることは、自分自身の力で、自分一人で

自分を受け入れる、ということです。

 

また、環境的要因等によって、

体調がとても悪かったり疲れていたりするときにも

思考が停止したような感覚になって、

自分がわからなくなったりします。

 

しかし、今まではそうであっても、

これからは自分の力で変えていけます!!

 

今、何か辛いことを抱えていたり、

気持ちが落ち込んでいたり、

なんとなく今の状況で頑張る気力がない・・・と考えている方。

 

それは、自分を知るチャンスなのです!

 

自分が、

 

何で辛いのか

どうしてそんな気分になるのか、

どうしたら気分が上がりそうか、

その状況はましになりそうか、

 

そういったことを

自分に問いかけて自分を探ってみてください。

 

幸いにも、現在HSP「繊細さん」についての

書籍やネットの記事がどんどん出てきて、

こうした「生きづらさ」も共有され始めています。

 

時代の流れ的にも、今までのように、

根性とか出世とかそういうことが

良しとされてきた時代ではなくなりつつあります。

 

こうした時代の流れは、

HSPの方にとっては追い風だと思います。

 

それを自分の都合のいいように利用して、

自分が生きやすい考え方とか、働き方を見つけていきましょうてへぺろ

 

辛すぎて、その段階までなかなか行けない人は、

まず、ただ、自分の感情を「モニターする」ことを意識してみてください。

 

「ああ、今、仕事行きたくないって思ってるなぁ…

 

毎日嫌な上司と顔合わせたくないなあ…」

 

とかそういうことをただ、

「そう思っている」として、

受け取ってみてください。

 

もう一人の自分が、自分を眺めている感じ。

もしくは、自分の中の子どもの自分を、近くで見るような感じ。

 

それを繰り返していくと、

前は自分を責めていたことでも、

「なんで自分がそんなことで苦しまなければならないんだ」と

いう気持ちになったり、

 

自己否定していた部分も、

「それが自分だな」と思えるようになってくると思います。

 

最初は腑に落ちなかった部分も、

日々を重ねるごとに、腑に落ちてくるので

ぜひちょっとずつやってみてください。

 

そして、今がめちゃくちゃ疲れていて、

何も考えられない、という環境に居る方は、

 

まずそのストレスをどうやったら軽減できるか、

一時的にであれ、そこから自分を解放する手段も現実的に考えてみることをおすすめします。

 

あと、カウンセラーや医療機関などを頼ることもおすすめです。

自分が自己受容できないときに、専門家によって、

客観的に認めてもらえると、自分的にも納得しやすくなります。

 

私も、カウンセラーはよく利用していますし、今も頼りにしています。

(カウンセラーの利用法についても今後書きます)

 

とりあえず、今日のまとめとしては

  • 「自己受容」によって自分を知る
  • 人生の様々な出来事や人間関係は、自分を知るためのイベントだと捉えよう!!

でした。

 

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