僕が SIBOで行なってきた対策・その9 | 最果てなど無いと知る〜健康を本質から考えるブログ〜

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前回は対策・その8をみていきました。

 

 

今回でようやく最後になります。

 

 

 

甲状腺機能を高める

最終的に行き着くところは、やはりここになります。

以前こちらの記事に書いたように、甲状腺ホルモンは同化のホルモンであり、生命のマスターホルモンになります。

 

 

全ての細胞に必須のホルモンで、甲状腺機能の低下はすなわち、生命活動の低下につながります。

 

 

甲状腺機能が低下することによって、胃酸の生成と分泌、胃から腸への排出遅延、腸管の蠕動運動の停滞、便秘が起こります。

疲れた時、調子が悪い時に、SIBOなどの症状が悪化するのも、甲状腺機能が低下して、

胃腸の動きが悪くなるからです。

 

 

便秘は甲状腺機能低下で起こりやすい症状です。[1][2][3]

 

 

甲状腺機能の低下によってSIBOが起こることが示唆されています。[4][5]

 

 

胃腸障害と甲状腺機能が相関関係にあることが示唆されています。[6]

 

 

甲状腺機能低下とSIBOを併発した患者にレボチロキシンナトリウム(非活性型甲状腺ホルモンT4ナトリウム)を投与したところ改善しています。[7]

 

 

甲状腺機能低下が、IBSとむずむず足症候群に関連していることが示唆されています。[8]

 

 

というように、甲状腺機能と胃腸の関係は強いものと考えられます。

そして甲状腺機能は、糖のエネルギー代謝とイコールと言えますので、

いかに糖のエネルギー代謝のアップによって甲状腺機能を高められるかがポイントです。

 

 

その方法は、これまでの様々な記事でもお伝えしてきました。

 

 

僕は糖をメインのエネルギー源として摂るようになって、

今月で5年目に突入します。

年を追うごとに、様々な症状が無くなっています。

肉体労働なので、肉体的な疲労はありますが、立ち直りや回復も早くなりました。

中でもここ数カ月は、お腹の状態が非常に安定しています。

これも理論と実践の賜物といえそうです。

 

【関連記事】

 

 

 

 

【参考文献】

[1] [Thyroid-intestinal motility interactions summary]

Minerva Gastroenterol Dietol . 2004 Dec;50(4):305-15.

 

[2]Physiology, Thyroid Hormone

 2022 May 8. In: StatPearls [Internet]. Treasure Island (FL): StatPearls Publishing; 2023 Jan–.

 

[3]Hypothyroidism

Lancet. 2017 Sep 23;390(10101):1550-1562. doi: 10.1016/S0140-6736(17)30703-1. Epub 2017 Mar 20.

 

[4] Small Intestinal Bacterial Overgrowth in Subclinical Hypothyroidism of Pregnant Women

Front Endocrinol (Lausanne) . 2021 May 24;12:604070.

 

[5]Link between hypothyroidism and small intestinal bacterial overgrowth

Indian J Endocrinol Metab . 2014 May;18(3):307-9.

 

[6]The Relationship between Gastrointestinal Health, Micronutrient Concentrations, and Autoimmunity: A Focus on the Thyroid

 

[7] Levothyroxine Sodium Oral Solution Normalizes Thyroid Function in a Patient with Hashimoto's Disease, Gastritis, Diabetic Gastroparesis, and Small Intestinal Bacterial Overgrowth (SIBO)

Int Med Case Rep J . 2021 Sep 16;14:627-632.

 

[8]Use of antidepressants and risks of restless legs syndrome in patients with irritable bowel syndrome: A population-based cohort study

 

 

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