実はこのところ、調子が思わしくありませんでした。
きっかけは先月末ごろ、同僚が例の感染症で出勤できなくなって、
負担が回ってしまい、疲労の蓄積から始まりました。
お腹の調子が良くなくて、下痢と便秘を繰り返したり、食欲不振が起こりました。
そうしたところ、3年ぶりに友人たちと会った際に、
飲み会の会場でもつ鍋を食べたのですが、もつから出てくる油にやられてしまい、
脂肪便が出るほど、さらにお腹の調子が悪くなってしまいました。
(鍋から湯気が上がらないくらい油膜が張ったものを食べてました)
さらに鼻の具合が悪くなり、最初は花粉症の再発かと思われましたが、
膿が出続けることから、何らかの細菌が関係しているものと思われました。
鼻うがいをすると、上咽頭に痛みを感じるため、ここに炎症が起きていたかも。
お腹の調子と鼻の調子がリンクすることから、SIBOによるものと考えられます。
SIBOは小腸内細菌過剰増殖症といって、身体に合わない食べ物や食べ過ぎによって起こります。
SIBOが起こると、腸内細菌が過剰に増殖し、腸管が圧迫されることによって、
異物が腸から漏れ出すリーキーガット症候群が起こりやすくなります。
そこから細菌が体内に侵入し、細菌が出す内毒素(エンドトキシン)が血中をめぐるようになります。
膿が出るというのは、その細菌と免疫細胞が戦った証拠になります。
おまけに疲労からなのか、頚椎と胸椎の回旋の動きがうまくできず、
胸郭もうまく広がらなかったことからも、呼吸不全が拍車をかけていたように思います。
また、急激な気温の変化も身体には堪えました。
僕の本業は、身体をたくさん使って歩き回って、休憩時間も決まっている仕事です。
この時は、お腹があんまり空いていないのに、休憩に無理して食べたのも良くなかったです。
胃や腸に食べ物が滞留する時間が長くなると、食べ物がどうしても腸内細菌たちのターゲットになります。
そうしたのもSIBOのきっかけだったと思います。
この一連の不調で気がついたことをまとめました。
・食べたくない時は無理して食べない
・疲れてる時は無理しない
・とにかく下痢でもいいので出す。カスカラは特効薬として持っておく
・時間がない時でもしっかり噛んで食べる
・塩水をとにかく飲む
・低FODMAPでもSIBOは起こす。僕の場合は柑橘類、メロン
・SIBOが起きてる時は、果物、小麦、乳製品は控える
・お腹が冷えないように温める
・エンドトキシン吸着に竹炭パウダー
・背骨をよく動かす
・お腹が張ってきたら要注意
・口の中が苦くなったり、酸っぱくなっても要注意
・呼吸は苦しくても鼻からするように意識
と色々ありましたが、こんなところかな。
もう少しで復活できそうです。
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