貧血はあれが低下しているサイン | 最果てなど無いと知る〜健康を本質から考えるブログ〜

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日本では、女性を中心に貧血に悩む方は多いと見受けられます。

以前書いたのものはブログ初期の頃のもので、正直書き直したいです真顔

 

 

文献を調査する習慣が全く無かったのを覚えております。

そしてこの度、最新の情報へアップデートしました。

 

 

 

貧血は甲状腺機能低下のサイン

 

以前こちらの記事で、

貧血の患者には甲状腺機能が低下しているということをお伝えしました。

 

 

つまり、貧血は数ある甲状腺機能低下症のうちの諸症状ということになります。

臨床では、甲状腺機能低下症の患者の20-60%で貧血が診断されています[1]

赤血球の造血には、甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンが必須です。[2]

 

 

以上のことから貧血は、甲状腺機能低下によって、うまく造血できない状態といえます。

 

 

 

貧血には鉄剤!?

ただし、もう一点懸念があります。

それは身体の中で炎症が起きているかどうかです。

身体の中に炎症があると、ペプシジンという酵素が多くなり、

これによって造血能力が低下します。

 

 

日本では貧血というとお決まりのように、

鉄不足が原因とされていて鉄剤を処方されますが、

この場合、危険を伴うことがあります。

 

 

というのも、体内の鉄は過剰になると、

炎症の元になる他、細菌が繁殖しやすい環境を作ったり、

免疫抑制や慢性病の下地が出来上がります。

 

 

このことは臨床的にも認められているものが数多くみられ、

多くの文献にも記載されています。

また、別の機会に詳しく解説します。

 

 

貧血に関しては、

・血清鉄

・血清フェリチン

・血清トランスフェリン

の数値をみて、そのバランスによって判断するのがセオリーです。

 

 

以前は甲状腺ホルモンの数値とは書きましたが、

これもT3とT4とTSHのバランスが大切です。

 

 

 

貧血には赤血球の寿命も関係している

貧血にはもうひとつ、赤血球の寿命も関係しています。

 

 

赤血球の寿命はATPというエネルギーに依存しています。

エネルギーが欠乏すると、赤血球の破壊が起こりやすいことが

臨床的にも知られています。[3][4]

 

 

その逆に赤血球にATPを与えると寿命が延びます。[5]

 

 

甲状腺ホルモンは、細胞内のミトコンドリアにおいて、ATP産生を高めます。[6]

ミトコンドリアは、エネルギー源と酸素からエネルギーを作ります。

 

 

赤血球はミトコンドリアを持っていません。

理由は、仮に赤血球にミトコンドリアがあったとすると、

酸素を運ぶ前にミトコンドリアが使ってしまうからです。

そのため赤血球はもっぱら、解糖系細胞といって、エネルギー源を糖しか使えません。

 

 

身体の中で糖質が欠乏すると、身体に蓄えられた脂肪やタンパク質を分解して、

糖質に変換させ、それを赤血球のエネルギーに割り当てようとします。

この脂肪やタンパク質から糖質に変換することを糖新生といいます。

しかし甲状腺機能が低下すると、糖新生がうまくできなくなります。[7]

 

 

以上により、貧血には甲状腺機能やATPというエネルギーが

相互的に関係しているのがお分かりいただけたかと思います。

そして、エネルギー不足というのが明確になったのではないでしょうか。

 

 

貧血対策には甲状腺機能を高めることそれにはやはり、

糖のエネルギー代謝を高めて、甲状腺機能をアップさせるのが一番なのです。

 

 

【参考文献】

[1][Anemia in hypothyroidism]

Med Pregl . 1999 Mar-May;52(3-5):136-40.

 

[2]Anemia in thyroid diseases

Med Clin North Am . 1975 Sep;59(5):1133-45.

 

[3]Mitapivat, a novel pyruvate kinase activator, for the treatment of hereditary hemolytic anemias

Ther Adv Hematol . 2021 Dec 21;12:20406207211066070.

 

[4]AG-348 (mitapivat), an allosteric activator of red blood cell pyruvate kinase, increases enzymatic activity, protein stability, and adenosine triphosphate levels over a broad range of PKLR genotypes

Haematologica. 2021 Jan 1; 106(1): 238–249.

 

[5]赤血球の機能と代謝

臨床化学第5巻・第3号(1977)251〜260

 

[6]Stimulation by thyroid hormone of coupled respiration and of respiration apparently not coupled to the synthesis of ATP in rat hepatocytes

J Biol Chem . 1992 May 5;267(13):8903-8.

 

[7]Evidence that thyroid hormones regulate gluconeogenesis from glycerol in man

Clin Endocrinol (Oxf) . 1983 Jul;19(1):67-76.

 

 

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