これは本当に健康に良いのか?:大豆編② | 最果てなど無いと知る〜健康を本質から考えるブログ〜

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前回の記事はこちら

 

 

今回も引き続き大豆についてみていきます。

 

 

 

アメリカ公的機関の調査結果は?

NIH(アメリカ国立衛生研究所)という機関での

こちらの記事でも、人体への効果は小さいとされています。

 

 

  • 大豆タンパクを摂取すると、総コレステロールとLDLコレステロール値を少し下げる可能性がある
  • 大豆イソフラボンのサプリメントや大豆タンパクは、更年期のほてりの頻度や程度を減らすのに役立つかも知れないが、効果は小さいとされる
  • 観察研究ではアジア人女性において、小児期および思春期に大豆の食事摂取量が多いほど、その後の乳がんリスクが低いことが示されている。サプリメント形態の大豆製品は、乳がんリスクを減少させることは示されていない。
  • 大豆イソフラボン混合物が閉経後の女性の骨の健康に、恐らく有益な影響を与えることを示唆しているが、その証拠は完全に一致していない。
  • 大豆タンパク質は、高血圧の人の血圧をわずかに低下させる可能性がある
  • 大豆のエストロゲン様物質が胎児に有害である可能性があるため、妊娠中は安全でない可能性があります。授乳中に食品に含まれる量以上の大豆を使用しても安全かどうかについては、ほとんど分かっていません。

 

というように、歯切れの悪い書き方が目立ちます。

僕としてはリスクの方が大きいと感じています。

 

 

 

大豆の古来からの食べ方は?

元々古来では、醤油や味噌、納豆というように、

大豆は発酵させて使っていました。

実は発酵させることで、イソフラボンなどの物質は減少します。

 

 

他の大豆製品はどうかというと、

例えば豆腐では平安時代に中国から伝わったとされるのに、

庶民に広まったのは江戸時代になってからと言われています。

そんなに昔でもありません。

 

 

なお、大豆をよく食べる民族には甲状腺腫が見られることも

1950年代以降に多数報告されています。

 

 

クレチン症あるいはクレチン病。先天性の甲状腺機能低下症

【参考文献】Cretinism

 

 

大豆に含まれるゴイトロゲンは甲状腺にダメージを与えます。

【参考文献】Various Possible Toxicants Involved in Thyroid Dysfunction: A Review

 

 

大豆に関しては、大豆イソフラボンと似た性質の物質が多数あります。

それが前回の記事にも書いたエストロゲン様物質(擬似エストロゲン)です。

農薬、重金属、プラスチックや缶詰のコーティング剤、

医薬品、医薬品に含まれる添加物、環境汚染物質など様々です。

 

 

また、多価不飽和脂肪酸(プーファ)はエストロゲンを誘導します。

 

 

これらのことから考えて、

大豆を食べなくてもエストロゲン様作用物質が多すぎて、

エストロゲン過剰になる環境が出来上がっています。

 

 

特に、むくみ、生理痛、生理が重い、偏頭痛、吹き出物が多い、

自己免疫疾患、がん、初潮が早いお子様、子宮に異常がある

といった症状や特徴を抱えている人は、常食はしないほうが無難です。

これらの症状は、エストロゲン過剰で起こりやすいです。

 

 

大豆はマーケットとしては増加傾向にあり、

豆腐、納豆、味噌、醤油、プロテイン、もやし

というように、たくさん関連商品があります。

 

 

【参考文献】大豆をめぐる事情

 

 

近年では、大豆を肉に見立てた大豆ミートの商品が増えています。

こちらは大豆から油を絞った絞りカスの、脱脂大豆を使っていることがあります。

表記が何も無い限り、遺伝子組み換え大豆の可能性があります。

(アメリカ産大豆の方が油分が多く大豆油に向いている)

 

 

また、大豆ミートを肉料理に見立てた加工食品も、

添加物が気になります。

ヴィーガン、ベジタリアン向けなので

植物油脂が当然のように使われています。

 

 

こういったことから鑑みて、

僕個人的には、大豆はたまに食べるくらいで、

常食するのは、健康よりリスクの方が高くなると考えています。

もし食べるのであれば、発酵したものをたまに食べるくらいが良いかと思います。

僕もたまに、納豆巻きや味噌汁は食べます。

 

 

大々的なマーケティングがされていたり、

誰が儲かるのか?というお金の流れから見るというのも、

健康情報では結構重要なポイントです。

567も同じ構図です。

 

 

健康情報については、多角的にものをみると

結構わかることが多いです。

大変難しく、地道な調査が必要ですね。

 

 

僕も崎谷先生や陽子先生が啓蒙されていなければ、

気がつかなかったでしょうし、

興味が無ければやってないと思います。

また、前回の記事にも書いたように、

はっきり言って難しいと思ってます。

 

 

これからも皆様には、

わかりやすい情報をお伝えしていきたいと思います。

 

 

続いては水素について

アメンバー限定記事でお届けします。

 

 

記事について

すべての記事の内容は、日々学びを重ね、新しい発見や見地があれば更新しています。 各記事に内容に関しましては、より最新に近い記事をご覧ください。 よろしくお願い申し上げます。

 

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