SEO業者に任せて100万円損した。
先日、SEO業者の見分け方の1つとして、どのくらいのニーズがあるキーワードの順位で1位だったのかを聞きくことをお話しました。
今回は、悪いSEO会社の危険性についてお話します。
悪いSEO会社は短期間でなるべく労力をかけずに順位を上げようとします。
その為、スパムと言って、Yahoo!やGoogleからペナルティを受ける可能性の高い方法で順位を上げようとします。
悪いSEO業者は、順位が下がっても損失等の補填はしなくても良い契約になっています。
悪いSEO業者に任せると、
最悪の場合、Yahoo!やGoogleにあなたのホームページが検索してもでてこないことになるかも知れません。
せっかく作ったホームページです。
Yahoo!やGoogleの検索結果に表示されないホームページでは集客は見込めません。
SEO業者に依頼する前に、どのホームページをSEO対策しているのですか?
いくつか教えて下さい。
と質問して下さい。
普通は教えてくれます。
教えてくれない場合は、断りましょう!
そして、
教えてくれたホームページのアドレスの前に「link:」を付けたものをYahoo!の検索窓に入力します。
検索すると
SEO対策用にリンクしてあるホームページがでてきます。
そのホームページをじっくり見て下さい。
リンクしてあるページの内容を
ページは、単語の羅列になっていませんか?
また、リンクの数が多くありませんか?
これ何!?
と思えるようなページからリンクがされていませんか?
SEO対策で効果があるのはリンクをしてもらうことが最も効果があると言われてます。
SEOは、リンク次第で決まることが多いのです。
SEO目的でリンクをしてもらう理想的なページとは
・狙うキーワードについて書かれた文章になっているページの本文からリンクされたもの
・外部へのリンクの数が内部リンクと比べかなり少ないこと
・リンクしてもらうページが、多くの人が読むような人気のあるページであること
他にもいろいろとありますが、これらを満たしていれば、SEO目的のページとしては素晴らしいです。
SEO業者は、リンクをするために、何千とか何万とか数多くのホームページを所有しています。
これだけ多くのホームページを作るのは大変です。
品質の良いホームページを作ることはまず無理です。
ですので、実際はいい加減な品質の悪いホームページが多いです。
これはSEO対策を行っている上場企業も同様です。
SEO業者がどのようなサービスを提供しているか、ちゃんと調査をしてから依頼して下さいね。
どうするアイフル?
国は、上限金利を引き下げ、法外な高い利息でお金を貸すことを規制します。
また、借り手が借り過ぎないように年収によって制限を設ける総量規制を導入します。
多重債務者の増加を防ぐ狙いがありますが、アコム、プロミス、武富士、アイフルばどの消費者金融や信販会社の経営や、一般の人にどのような影響があるのか分りません。
ちょうど消費者金融大手4社が2010年3月期連結決算が13日に出揃いました。
過払い金の返還額は、
プロミス 1,149億円
アコム 908億円
アイフル 777億円
武富士 865億円
4社の過払い金返還額は、合計で約3700億円とかなり大きな金額です。
それでも、プロミスと武富士は黒字です。
これだけの過払い金を支払ってもなお利益がでる消費者金融はすごいですね。
主婦の方で、クレジットカード会社から年収証明をだすように通知が送られ始めています。
総量規制により年収の3分の1を上限として借りれなくなるからです。
既に、夫に内緒でキャッシングをしている専業主婦の方が、夫に知られたくないと困っているようです。
お金を借りている個人事業主も大変です。
お金を借りて運転資金に使っている場合、新規で借りれなくなると破綻に追い込まれる可能性があります。
アイフルの福田吉孝社長は、個人向けの貸付金額が20兆円強から16兆円弱に減少しているが、3年~5年後には10兆円を割り込みとコメントを出しています。
アイフルCMで「どうするアイフル?」というCMがありましたが、アイフルの状態はかなり厳しいようですね。
まさに「どうするアイフル?」ですね。
そのSEO業者に任せていいの?
SEOは検索エンジン最適化と言って、YahooやGoogleなどの検索サイトでの掲載順位を上げることを言います。
2008年頃からホームページで狙っているキーワードの検索順位を上げますよ。
と言って、電話をしてくる業者が増えてきました。
そうやって電話をしてくる業者はなんちゃってSEO会社ばかりです。
実際に依頼しても一旦は検索順位は上がるかもしれませんが長続きしません。
そして、かなり費用も高いです。
そういった業者は、わずらわしいので断りますが、
断るにもしつこいですよね。
そのSEO業者が優れているかどうかを見破る方法として、以前書きました「キーワードツール」を使います。
「キーワードツール」を使えば、キーワード毎に月間の検索数が分ります。
分らないものは、ほとんど検索数がないものです。
以前、私は「過払い」、「過払い請求」、「過払い金」などの検索数がかなり大く、ライバルが多いキーワードのSEOをやりました。
過去にこれらのキーワードでYahoo!やGoogleで共に1位を獲りました。
「過払い」というキーワードは月間で部分一致で400,000件弱あります。
弁護士や司法書士が狙うキーワードの1つです。
SEOで順位を上げるのが難しい為、PPC広告といって1回クリックしたらお金を払うという広告を出している弁護士や司法書士はかな
り多いです。
PPC広告で「過払い」というキーワードは人気があるキーワードでした。
なんと、1回のクリックで1,000円以上のお金を出している事務所もありました。
誰かが、1回クリックすると1,000円を事務所は支払うのです。
2回クリックすれば2000円です。
お金を支払っても、相談や依頼があるとは限りません。
それでも、広告を打つということは、1,000円を払っても利益が出るニーズのあるキーワードであるとも言えます。
ダメなSEO業者は、ニーズのないキーワードで1位になったと説明します。
どのようなキーワードで1位になったのかを聞いて下さい。
そのキーワードが、どのくらいの月間検索数があるのかをキーワードツールで調べれば、そのSEO業者が優れているのかそうでないかは
分りますよね。
まったくニーズがないキーワードで1位になっても、意味がありません。
ニーズがあり、利益が見込めるキーワードを狙うことが大事です。
SEO業者のセールストークに騙されないよう気をつけて下さい。
次回は、危険性についてお話したいと思います。