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imachiの終わりなきバイク旅 ― 絶景、林道、時々ダート

絶景・酷道・林道ツーリングが大好きで、二児のパパをしているimachiです。

北は北海道、南は沖縄までツーリングしてきました。一度だけ海外ツーリングも(イタリア)。

バイク歴はネイキッド、アドベンチャー、オフロードを10台ほど。現愛車は、SUZUKI SV650。

2.23-24の2日間、3ヶ月ぶりのツーリングに行ってきました。
 
 
最強寒波到来中で、2月末とは思えない真冬のようなコンディションです。そんな中でもほとんどの場合安心安全なのが房総ツーリング。
 
1日目は、野島崎まで走り外房エリアを北上するというルートにしました。
 
 
まずは多摩川沿いを下ってアクアラインに乗り、小休止のため海ほたるへ。
 
止めたところは、アフリカツインのお隣。「同じアドベンチャーバイクです」なんて言ったら申し訳ないくらい、大きさが全く違いますね~(笑)

 
 
 
 

 鋸南保田の頼朝桜

 
房総半島に上陸し、館山道→保田ICで降りて狙ったのは、頼朝桜
 
毎年見に来ている房総の河津桜です。
 
 
ところが…
 
佐久間ダムはこの通り、見頃とは全く程遠い状況でした。

 
 
1週間ほど強力な寒波が来ていたのである程度想定はしていましたが、それを遥かに超えるレベルで咲いてません!

 
 
湖畔の桜は、ほぼ全て蕾。

 
 
いちおうよく目を凝らすと、開きかけの蕾や、、、

 
 
稀に開いているものを見つけることはできました。

 
 
とはいえ、ざっと視界の中にある木を見渡して、この数輪程度が見つかるくらいのレアさです(笑)

 
 
例年この時期は見頃 or 若干見頃を過ぎているくらいかの印象なんですが、、、今年はあまりにも遅れていましたね。
 
いつもはダム湖周辺の遊歩道をじっくりと散策しますが、今回はパスしてすぐ出発しました。
 
 
代わりと言ってはなんですが、梅の花が綺麗だったので記念に。

 
 
「佐久間ダム梅ツーリング」かな?

 
 
来年またリベンジできたらいいな、と思います。

 
 
 
 
 

 南房総の海沿い

 
メインの目的であった頼朝桜に肩透かしを食ったので物足りなさを感じつつ、南下して館山まで来ました。
 
房総ツーリングといえばココ。木村ピーナッツさんです。

 
 
寒さに負けず、濃厚ピーナッツソフトを味わいました。
おやつ・おつまみにちょうどいい、砂糖をまぶしたピーナッツもお土産に買い込みましたよ。

 
 
 
木村ピーナッツから、海沿いを西へ少し走ると眺めの素晴らしい見物海岸
 
 
この日は穏やかな海。
 
こういうコンディションだと潮気が舞っていることもなく、快適なシーサイドツーリングが楽しめますね。
 
 
富士山もよく見えました!
 
 
空気の綺麗なことが多い冬は、ある意味ツーリングシーズンですよね。寒さに耐えて走る甲斐があるというものです。
 
 
富士山とV-STROM250SX(横顔)
 
 
富士山とV-STROM250SX(顔面)
 
 
 
続いて、洲崎神社にお参りしてみます。場所はチーバくんのつま先。
 
 
いつも素通りし続けてきたので、今回がお初。
 
 
すごい急勾配な階段を登ります。
 
 
本殿に到着。
 
階段の見た目はなかなか凄いですが、思ったより大変じゃないです。長さは150段くらい。
 
 
本殿から少し離れたところに、展望ポイントがありました。
 
 
真新しい鳥居を斜め方向に覗くと、富士山が入ってきます。
 
 
ズームするとこんな感じですが、なんか微妙かも。
 
 
正直、富士山の眺め目当てで来るところではないかなと。見物海岸のほうが普通に良いです(笑)
 
 
参拝を終えて戻ります。見下ろすとまた勾配のキツさがよくわかる。
階段の幅ひとつひとつが狭いので、下りはちょっと怖いと感じる人もいるかもしれません。
 
 
そうそう、この神社の桜はけっこう良い感じに咲いていました。
 
 
保田周辺より早いんですね。もしくは別の種類なのか。
 
今回の頼朝桜は残念だったなーという思いだったので、見ごろの桜をたまたま見かけることができてよかったです。
 
 
駐車場から道路を挟んで海側へ行ってみると、一の鳥居が立っていました。
 
 
こちらは正面から見てしっかり富士山が入ります。良い感じ。
 
 
 
このあと久しぶりに館山砂丘に寄ってみたんですが、尋常じゃない数のクルマで駐車スペースが埋め尽くされていたのでパスしました。
 
限界まで詰め詰めで並んでいて大半のクルマが出られない状態だったので、おそらく団体さんで各々が自家用車で来たんじゃないかと思います。
 
 
 
さて、野島崎でランチ!と思ったのですが、、なんだかとても賑わっていて人もクルマもバイクも多数。

野島崎には何度も来ていますが、こんなことは初めてですね。3連休のせいかな?
 
12時前だというのにお店は待ちが発生している状況だったので、ここもパス。
 
 

食事のために走る時間を削ってしまうのはもったいないのでね。


まあ、私の場合バイクで走っているときは食事をしなくても特に問題ないのでOKです。
 
 
続く。







先日ツーリングの帰り、2りんかんに立ち寄りました。
 
そろそろ冬のツーリングシーズンが終わるので、冬物がお買い得になっていないかなと物色です。
また、イエローハットの株主優待券もそろそろ期限切れが近づいてきており使ってしまいたかったのも理由。


 
グローブコーナーに行くと予想通り、値下げされたウインターグローブが多数!実物を手に嵌めて試すことができました。
 
ちなみに冬用グローブは生地に厚みがあるせいか、夏用やスリーシーズンに比べて嵌めにくい場合が多いと思います。
私のグローブ選びは「たいていMサイズで問題なく、指がやや短めだと嬉しい」という感じなのですが、この日試したウインターグローブ各種は、スムーズに手に嵌められないものも多くありましたよ。
 
もちろんグローブ全般に言えますが、特にウインターグローブは実物で試すのが重要ですね。
 
 
で、デザイン的に気に入るものを片っ端から試していった結果、ピンとくるものを見つけました!
 
・嵌めやすさ
・手の動かしやすさ
・脱ぎやすさ
・ちょうどよい指の長さ
・持っているジャケットとの相性
 
これらすべての観点で「良い」と感じたんです。
 
 
 
それがコチラ。

 
 
ゴールドウィン
サーマル ナックル プロテクト グローブ GB63386
 
※タグに商品名がなく、型番しかのみが記載されているのでわかりづらいです。しかもデザインのよく似た別型番が複数種類ありましたので、同じものと誤認しそう。。
 
 
 
場所により素材を使い分けて作られており、上質な外観に仕上がっていると思います。固いナックルプロテクターもあり。

 
 
内側は滑りにくそうな素材で、各所の補強やクッションが仕込まれています。
 
 
 
それからユニークだなと思ったのが指先。

 

先端に帽子みたいのが付いています。

指先を冷えから守る機能があるようです。ちょっとしたことですが、嬉しい工夫ですね。

 
 
 
とても気に入ったので、その場で購入!

定価は19,580円とかなり高級ですが、冬物セール+株主優待券で安く手に入れることができました。
実店舗での購入はネット販売に比べて基本的に割高ですが、2りんかんはお得なセール価格をよく見かけるので好きです(笑)

 

 

 

 

 

 

 

ゴールドウィンのバイク事業休止 

ここからは余談ですが、ゴールドウィンはバイク用品事業を休止するそうです。

 

バッグ付属品等の消耗品を除き、公式ストアでの販売も本日2025.3.3付で終了するとのこと。

 

 

今回買ったグローブもそうですが、シートバッグ等にも好印象のものがあり、良い品質の商品をツーリングライダーに提供してくれているイメージだったので残念です。

(やや高価格帯のわりに知名度は今一つな印象でしたけど)


というわけで気になるゴールドウィン商品がある方は早めにゲットしたほうがよいと思います。

 

 

なお「休止」とありますが、休止の理由を見る限り再開は無いのでは?と個人的には思いますね。

こんなこと宣言しちゃってるので。

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Goldwinは「自然と一体化する瞬間を最も純粋な体験にするためのブランド」として、

モーターサイクルが与えてくれる素晴らしい体験は十分に理解をしながらも、

私たちのスキーやアウトドアのフィールドである自然環境への負荷は配慮すべき重要事項であると考えており、

ブランド全体として未来に向けたサスティナブルな事業設計の構築を検討していく中で、

数ある事業改善策の一つとして方針を見直す決断に至りました。

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↑公式アナウンスより抜粋

 

つまり、バイクは環境に負荷を与える悪の存在という側面があるので、バイク関連事業をやめることは当社ブランドにとって改善であるとのこと。

 

スキーも十分に「自然環境への負荷」があると思いますけどね。。。

 

スキー場作るために木切って山削ってリフトとか設置していますよね?

スキー場へ行くために車乗りますよね?

いったい、バイクツーリングと比べて何が違うんでしょうかね?


さほど儲からないからやめます。

それだけのことじゃないんですかね?


バイク乗りを敵に回す、こんな捨て台詞のようなアナウンスをする必要ありましたかね?


結局、バイクという趣味の人々はマイノリティで弱い存在なんだな…と思わずにはいられません。



こんなにもライダーを軽視するというか、もはや悪口とすらも受け取れる内容を公式に吐くような、ゴールドウィンという会社が展開するバイク以外のブランドは、今後はもう買う気になれないと思います。


THE NORTH FACEとか、SPEEDOとか。


特にSPEEDOは、水泳で昔から馴染みがあったので残念です。








先日も書きましたとおり、最近気になるバイクの中にSUZUKIのSV650があります。(今さら感w)


こちらが、SV650。


その派生モデルであるSV650Xが、ショップの試乗車で用意されているのを発見。


これは良いチャンスと思い、試乗させてもらってきました!



早速跨がってみるとこのSV650X、かなりの前傾です。
そして慣れないセパハン(乗ったことがほぼない)ということもあり、緊張気味でのスタート。

セパハン車でのコーナリング感覚を知らないうえ、この車両は走行40km程度のほぼ新車だそうでタイヤツルツル。
よって交差点では超が着くほど慎重に操作し、カーブの曲がり方は最後までよくわかりませんでした(笑)


まあセパハンのXに乗りたいと思っているわけではないので、その辺は問題なし。エンジンの雰囲気を感じることに集中しました。

このVツイン(V型2気筒)エンジンをですね。




では、いくつかの観点から感想です。

ちなみに、大型ミドルクラスのバイクに乗るのは2年半ぶりくらい。ああ~こんな感じの加速感だったなあ…と懐かしく思いました。

スペックが近いバイクとしてはYAMAHAのXSR700に2年ちょっと乗りましたので、それと比較しつつまとめてみたいと思います。


 フィーリング

たしか3000rpmくらいまでだったか、低回転域で腹に響くような音・振動が伝わってきます。これが巷にいう「V型の鼓動感」ってやつなんでしょうかね?

ただ、それは激しいものでは全くなく、とても優しくマイルド。味わいがさりげなく効いていると言ってもいいかもしれない。とても心地良いと感じました。

XSR700にもドコドコ感のようなものはありました。記憶がやや薄れてきてますが、小粒に小気味良く「トントントン?ドルルルル?」という感じだったような。

あれとはだいぶ印象が違います。

なんていうか、「わかりやすくドコドコ」ではなく、「控えめなんだけどもしっかりと腹の奥に伝わってくる」ような感じとでもいうか…。


そういえば、対応してくださったスズキのショップの方がスタート時に「脈動をどうぞ(体感してください)!」みたいなことをおっしゃっていたんです。

脈動(みゃくどう)。

これは、言い得て妙かもしれません。

「鼓動」というと、太鼓を叩いて振動するような強めのフィーリングを思わせますが…そういうんじゃないんですよね。

ドクンドクンという「脈拍」が感じ取れる。そう表現するほうが実際の感覚に近いと思ったんです。

さすがはスズキの店員さんですね~

今回は15分程度の試乗でしたが、これを感じながら走るのはなかなかに気持ち良さそうだなあ…と思いましたよ。



 パワー感

さすがはミドルクラスという感じで、素早く加速します。2年ちょっと250ccに乗っていますが、やっぱり全然違いますね。

実際のところツーリングユースでV-STROM250SXにパワー不足はほとんど感じませんが、爽快感とか追い越しのしやすさなんかはSV650の圧勝でしょう。

そして面白いなと思ったのは、走り出しのトルクの出方がとてもマイルドだということ。

XSR700スタート時にわりと強く「ドンッ」と蹴り出すような感覚がありました。
それに対しSV650「じんわり」と走り出し、唐突感がない

スタート後の加速はもちろんしっかり加速していくんですが、初めの一歩の挙動に大きな違いがあると思いました。

この点、刺激のXSR700に対し、癒し系のSV650と言えるかもしれません。



 姿勢

前述の通り、バーハンドルばかり乗ってきた自分にとっては凄まじく前傾

油断すると(いや、油断しなかったとしても)ハンドルに体重がかかって手首が痛くなりそうだし、腰痛持ちの私にとっては、丸一日これに乗ってツーリングして帰ってくるのは苦行と思われます。

なお、試乗前セパハンにビビる私に対し、ショップの方がこのように言ってましたが…

「セパハンにしてはハンドルが高めですしそれほどでもないですよ!バーハンドルとセパハンの間くらいです(ので安心してください)!」


これはどう考えてもウソですね(笑)

ハードめの前傾に慣れている人にとっては、もしかしたらそうなのかもしれませんが、、、セパハンにほとんど乗ったことない人に対してのコメントとしては明らかにおかしいかなと。


前傾初心者が、試乗せずうっかり購入してしまうと後悔してしまうかも。。
あるいは後悔までいかずとも、順応するまでの道のりは険しそうです。



 見た目(参考)

個人の好みの問題なので、見た目に関してはあくまで参考ですが…

かなり良いと思います!

SUZUKIのWebページの画像ではそうでもなかったけど、なんか実車を見たらすごくカッコよく感じる。


何故でしょうね?

私は別に「カフェレーサースタイルが好き!」というわけではないです。

むしろ、何ならビキニカウルには見た目に苦手意識があります。昔から。

なので余計に不思議なんですが、私の感性的になんか全体的にちょうどいい塩梅なんでしょうねきっと。

これもまた鈴菌のチカラなのかもしれませんが(笑)



 まとめ

総じて言うと、、、

このVツインエンジンには、かなり好印象を持ちました。ツーリング・街乗りともにエンジンの存在感を感じながら気持ちよく走れそう。

ただし、シートがかなり薄くて固かったのがちょっとマイナス。おそらくケツ痛がすぐに訪れる気がします。







詳細は後日記事にしますが、房総は保田の頼朝桜があまりにも咲いてなかったことに驚きました。


佐久間ダム、例年は大体いまくらいが見頃なのですが……


見事に全く咲いてません!笑


ほらこの通り。


※ところどころ色づいているように見えるのは、梅です。


桜はほぼ全て蕾。


完全に閉じているか、わずかに開き始めたかくらいが大半です。


いちおう目を凝らして探すと、稀に開いてるのをみつけることができました。





1月とか2月頭くらいには「今年の桜は早そうですね」なんて天気予報で言われてた記憶がありますが、全くあてになりませんね~。

特に連休前に寒波が到来したこともあり、開花がめちゃくちゃ遅れているのでしょう。

今週は暖かくなるらしいので、一気に開花が進んで次の週末には見頃になるような気がします。








前回、完全に握りこんだクラッチレバーが元に戻らないという事象の話をしましたが、、、

原因は単純で、「ハンドガードとの干渉」でした。
 
 
まず、私のSXはハンドガードが純正品ではなく、以下に換装しています。
 
ZETA アドベンチャーアーマーハンドガード(V-STROM250SX専用設計品)

 

 

 

ZETA アドベンチャーアーマーハンドガード オプションバンパー

 

 

レバーを握っていない状態↓

 
 
完全に握った状態↓

 
 
この事象が起きた現在時点で、クリアランスがほぼなく、レバー先端のボールが接しているかどうかというギリギリの感じですね。
 
 
 
これらを取り付けたときにレバーの動きはもちろん確認済みで、実際に1,000km以上走っても何も問題なかったので、、、
まさか干渉しているなどとは想像もしませんでした。

さらに悪いことに、レバーの戻らない事象が発生したときにはハンドルガードを被せていて、視覚的に気づくことができなかったというわけです。。(ハンドルガードってちょっと怖いな、と思ってしまいました)
 
どういうときに干渉するのかはよくわかりませんが、走っていて何かの拍子に、関連する部品たちのどれかが若干動いて擦れるようになってしまったようです。

症状発生時、特段変な挙動や衝撃があったわけではなく、ただただ街中を流していただけなんですけどね。
 
 
 
というわけで、、、この問題はハンドガードを外側にオフセットするか、レバーホルダーを内側に寄せることで解消できますね。
 
とりあえずは、バンパーを所定の位置よりも前にスライドさせることでクリアランスを確保しておきました。

 
 
一番接近する握り加減で、このくらい。まだちょっとギリギリかな?

 
 
 
 
何はともあれ、原因がわかって対策もできたので安心しました。
 







 
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余談ですが、これはZETAの設計ミスでは?と若干思ってしまいますね。。
車種専用設計品+ZETA純正オプションを付けて起きた事象なので。
専用品を名乗るなら、もう少しクラッチレバーとのクリアランスを確保した形状にしておいてほしいものです。
 
結論として、
 
V-STROM250SXには、ZETA アドベンチャーアーマーハンドガードの「オプションバンパー」はつけないほうがいいですね。