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imachiの終わりなきバイク旅 ― 絶景、林道、時々ダート

絶景・酷道・林道ツーリングが大好きで、二児のパパをしているimachiです。

北は北海道、南は沖縄までツーリングしてきました。一度だけ海外ツーリングも(イタリア)。

バイク歴はネイキッド、アドベンチャー、オフロードを10台ほど。現愛車は、SUZUKI SV650。

先日も書きましたとおり、最近気になるバイクの中にSUZUKIのSV650があります。(今さら感w)


こちらが、SV650。


その派生モデルであるSV650Xが、ショップの試乗車で用意されているのを発見。


これは良いチャンスと思い、試乗させてもらってきました!



早速跨がってみるとこのSV650X、かなりの前傾です。
そして慣れないセパハン(乗ったことがほぼない)ということもあり、緊張気味でのスタート。

セパハン車でのコーナリング感覚を知らないうえ、この車両は走行40km程度のほぼ新車だそうでタイヤツルツル。
よって交差点では超が着くほど慎重に操作し、カーブの曲がり方は最後までよくわかりませんでした(笑)


まあセパハンのXに乗りたいと思っているわけではないので、その辺は問題なし。エンジンの雰囲気を感じることに集中しました。

このVツイン(V型2気筒)エンジンをですね。




では、いくつかの観点から感想です。

ちなみに、大型ミドルクラスのバイクに乗るのは2年半ぶりくらい。ああ~こんな感じの加速感だったなあ…と懐かしく思いました。

スペックが近いバイクとしてはYAMAHAのXSR700に2年ちょっと乗りましたので、それと比較しつつまとめてみたいと思います。


 フィーリング

たしか3000rpmくらいまでだったか、低回転域で腹に響くような音・振動が伝わってきます。これが巷にいう「V型の鼓動感」ってやつなんでしょうかね?

ただ、それは激しいものでは全くなく、とても優しくマイルド。味わいがさりげなく効いていると言ってもいいかもしれない。とても心地良いと感じました。

XSR700にもドコドコ感のようなものはありました。記憶がやや薄れてきてますが、小粒に小気味良く「トントントン?ドルルルル?」という感じだったような。

あれとはだいぶ印象が違います。

なんていうか、「わかりやすくドコドコ」ではなく、「控えめなんだけどもしっかりと腹の奥に伝わってくる」ような感じとでもいうか…。


そういえば、対応してくださったスズキのショップの方がスタート時に「脈動をどうぞ(体感してください)!」みたいなことをおっしゃっていたんです。

脈動(みゃくどう)。

これは、言い得て妙かもしれません。

「鼓動」というと、太鼓を叩いて振動するような強めのフィーリングを思わせますが…そういうんじゃないんですよね。

ドクンドクンという「脈拍」が感じ取れる。そう表現するほうが実際の感覚に近いと思ったんです。

さすがはスズキの店員さんですね~

今回は15分程度の試乗でしたが、これを感じながら走るのはなかなかに気持ち良さそうだなあ…と思いましたよ。



 パワー感

さすがはミドルクラスという感じで、素早く加速します。2年ちょっと250ccに乗っていますが、やっぱり全然違いますね。

実際のところツーリングユースでV-STROM250SXにパワー不足はほとんど感じませんが、爽快感とか追い越しのしやすさなんかはSV650の圧勝でしょう。

そして面白いなと思ったのは、走り出しのトルクの出方がとてもマイルドだということ。

XSR700スタート時にわりと強く「ドンッ」と蹴り出すような感覚がありました。
それに対しSV650「じんわり」と走り出し、唐突感がない

スタート後の加速はもちろんしっかり加速していくんですが、初めの一歩の挙動に大きな違いがあると思いました。

この点、刺激のXSR700に対し、癒し系のSV650と言えるかもしれません。



 姿勢

前述の通り、バーハンドルばかり乗ってきた自分にとっては凄まじく前傾

油断すると(いや、油断しなかったとしても)ハンドルに体重がかかって手首が痛くなりそうだし、腰痛持ちの私にとっては、丸一日これに乗ってツーリングして帰ってくるのは苦行と思われます。

なお、試乗前セパハンにビビる私に対し、ショップの方がこのように言ってましたが…

「セパハンにしてはハンドルが高めですしそれほどでもないですよ!バーハンドルとセパハンの間くらいです(ので安心してください)!」


これはどう考えてもウソですね(笑)

ハードめの前傾に慣れている人にとっては、もしかしたらそうなのかもしれませんが、、、セパハンにほとんど乗ったことない人に対してのコメントとしては明らかにおかしいかなと。


前傾初心者が、試乗せずうっかり購入してしまうと後悔してしまうかも。。
あるいは後悔までいかずとも、順応するまでの道のりは険しそうです。



 見た目(参考)

個人の好みの問題なので、見た目に関してはあくまで参考ですが…

かなり良いと思います!

SUZUKIのWebページの画像ではそうでもなかったけど、なんか実車を見たらすごくカッコよく感じる。


何故でしょうね?

私は別に「カフェレーサースタイルが好き!」というわけではないです。

むしろ、何ならビキニカウルには見た目に苦手意識があります。昔から。

なので余計に不思議なんですが、私の感性的になんか全体的にちょうどいい塩梅なんでしょうねきっと。

これもまた鈴菌のチカラなのかもしれませんが(笑)



 まとめ

総じて言うと、、、

このVツインエンジンには、かなり好印象を持ちました。ツーリング・街乗りともにエンジンの存在感を感じながら気持ちよく走れそう。

ただし、シートがかなり薄くて固かったのがちょっとマイナス。おそらくケツ痛がすぐに訪れる気がします。







詳細は後日記事にしますが、房総は保田の頼朝桜があまりにも咲いてなかったことに驚きました。


佐久間ダム、例年は大体いまくらいが見頃なのですが……


見事に全く咲いてません!笑


ほらこの通り。


※ところどころ色づいているように見えるのは、梅です。


桜はほぼ全て蕾。


完全に閉じているか、わずかに開き始めたかくらいが大半です。


いちおう目を凝らして探すと、稀に開いてるのをみつけることができました。





1月とか2月頭くらいには「今年の桜は早そうですね」なんて天気予報で言われてた記憶がありますが、全くあてになりませんね~。

特に連休前に寒波が到来したこともあり、開花がめちゃくちゃ遅れているのでしょう。

今週は暖かくなるらしいので、一気に開花が進んで次の週末には見頃になるような気がします。








前回、完全に握りこんだクラッチレバーが元に戻らないという事象の話をしましたが、、、

原因は単純で、「ハンドガードとの干渉」でした。
 
 
まず、私のSXはハンドガードが純正品ではなく、以下に換装しています。
 
ZETA アドベンチャーアーマーハンドガード(V-STROM250SX専用設計品)

 

 

 

ZETA アドベンチャーアーマーハンドガード オプションバンパー

 

 

レバーを握っていない状態↓

 
 
完全に握った状態↓

 
 
この事象が起きた現在時点で、クリアランスがほぼなく、レバー先端のボールが接しているかどうかというギリギリの感じですね。
 
 
 
これらを取り付けたときにレバーの動きはもちろん確認済みで、実際に1,000km以上走っても何も問題なかったので、、、
まさか干渉しているなどとは想像もしませんでした。

さらに悪いことに、レバーの戻らない事象が発生したときにはハンドルガードを被せていて、視覚的に気づくことができなかったというわけです。。(ハンドルガードってちょっと怖いな、と思ってしまいました)
 
どういうときに干渉するのかはよくわかりませんが、走っていて何かの拍子に、関連する部品たちのどれかが若干動いて擦れるようになってしまったようです。

症状発生時、特段変な挙動や衝撃があったわけではなく、ただただ街中を流していただけなんですけどね。
 
 
 
というわけで、、、この問題はハンドガードを外側にオフセットするか、レバーホルダーを内側に寄せることで解消できますね。
 
とりあえずは、バンパーを所定の位置よりも前にスライドさせることでクリアランスを確保しておきました。

 
 
一番接近する握り加減で、このくらい。まだちょっとギリギリかな?

 
 
 
 
何はともあれ、原因がわかって対策もできたので安心しました。
 







 
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余談ですが、これはZETAの設計ミスでは?と若干思ってしまいますね。。
車種専用設計品+ZETA純正オプションを付けて起きた事象なので。
専用品を名乗るなら、もう少しクラッチレバーとのクリアランスを確保した形状にしておいてほしいものです。
 
結論として、
 
V-STROM250SXには、ZETA アドベンチャーアーマーハンドガードの「オプションバンパー」はつけないほうがいいですね。
一昨日、たまには動かさねば!という目的もあって墓参りへ。


約40日ぶりにVストSXを動かし、往復20km・1時間のチョイ乗りをしてきました。


苑内には梅の花が咲いていて、春の到来を感じます。


最恐寒波とやらで、実際は寒いですけどね(笑)


5年前からこちらでお世話になっていますが、当初に比べ金魚がずいぶんと巨大になりました。


無事に目的を果たしたので、帰路へ。




で自宅に到着する直前、、、異常が発生しました。

なんか、クラッチレバーを完全に握ると元に戻らないんですけど!!(クラッチ切れっぱなしで、停車前のシフトダウン空走したり、信号青で発進できなかったり)

自宅まであと1~2kmのあたりで突然発生し、その後は頻発。というか、完全に握ると毎回です。


【具体的な症状】 
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①この日乗り始めて数十分経過後、なんとなくいつもよりクラッチレバーが重く感じる気がしていました。思い返すと、これは気のせいじゃなかったんでしょう。。
 

②30分×2(+休憩15分)くらい経過後の走行中、クラッチレバーをMAXまで握って手を離すと、レバーがそのままの位置で止まり戻らない(クラッチ切れっぱなし)という現象が発生。1秒弱~数秒程度待つと戻る。

イメージとしては、握りきったレバーがガムのようなもので貼り付いてしまっているような感覚。

なお、完全にレバーを握り切らなければちゃんと戻ります。
なので、意識して甘く握れば、「クラッチ切る→シフトチェンジする→クラッチ繋ぐ」は可能。


③走行後5時間ほど経過後にエンジン停止状態でレバーをチェックしたところ、戻らない症状は発生しませんでした。しばらく走行した状態でのみ起きるのか…?
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油断すると事故に繋がりかねない症状なので、これはかなり不安。

さらに、週末に3ヶ月ぶりのツーリングを計画していたので…めちゃくちゃショックです。このままだと中止せざるをえません。

明日ショップで見てもらえることになりましたが、どうなることやら。原因と対策をすぐに打てるとよいのですが、再現性が低い感じもあり。。




一昨日のチョイノリがなければツーリング先でこの症状が発生したと思われるので、もっと怖かっただろうなあ。。

レッカーを呼ぶことにもなっていたかも。


このまま行っちゃいかんよ、と亡くなった父が教えてくれたのかも?

なんて思いました。


約3ヶ月ほどツーリングに行けてない(※)のですが、というか、だからこそ…

バイクのことが気になってしまう今日この頃です。


※昨年の11.23が最後。



乗れない代わりに、バイク情報に触れることによってバイク欲を満たそうという本能的行動ですね。笑



そんな中で気になっているバイクが3車種あります。




  SUZUKI  DR-Z4SM

発売時期未定の400ccモタード、DR-Z4SM。


重量150kg台で400ccのパワー。これは舗装林道や絶景探索、時々軽めのダートを楽しむには最適なスペックだと思います。

そして何より、見た目が非常にカッコいい!!

(個人的見解)


シート高がかなり高く(890mm)、私の身長は一昔前の日本人平均の170cmなのですが…

かつてWR250Rには問題なく乗れていたので大丈夫でしょう。


ただし、価格が問題。


未だ海外ふくめ発表されていませんが、いろんな情報を見ているとだいぶお高くなる雰囲気を感じています。


とあるバイクショップのYouTube動画では、120万円くらいかも…なんてコメントがされていました。


いやいや、いくらなんでもそれはないんじゃない?と信じていますが(400ccモタードでそんな価格じゃさすがに全然売れませんよね…?)、少なくとも100万円超えは固いのかな。


バイク自体はとても魅力的だけれども、果たして?





  YAMAHA  MT-07(2025)

2月末発売予定、新型MT-07。

通常版とY-AMT版(オートマ機構のようなもの)があり、通常版は968,000円。

スリッパークラッチや各種電子制御、倒立フォークにさらなる軽量化など大幅なアップデートが施されたようです。
その分、金額もだいぶ上がりました。

MT-07といえば、装備がシンプルでお値打ち価格な「リーズナブルに素材を楽しめるバイク」的な印象がありましたが、装備モリモリの豪華なモデルに舵を切った感じでしょうかね。


いずれまたYAMAHAのバイクに戻りたい気持ちがあり、戻るならこれかなという気はするものの…ここまでの豪華装備必要か?と思ってしまいます。

モード切替とかあっても、実際には大して使わないですしね。


それから個人的に、メーターの形が気に入らないです。


がっつり飛び出ています。

しかも、側が大きいわりにカラー液晶ディスプレイ部分は小さめっぽい。(余白というかインジケータ部分の面積がけっこうな比率を占める)


外観的には、スクリーンを被せればOK!と思いきや…

メーターが飛び出ているせいか、純正オプションのスクリーンは車体から浮かせて着ける感じになっています。

これはちょっとイマイチだなあ。。
サードパーティー製でカッコいいのが出てくるといいんですが。




  SUZUKI  SV650

新しくもなんともない、SV650。

一周回って、この伝統的なネイキッドスタイルがとてもカッコよく見えてきました。
あと、うねったエキパイがなんとも魅力的に映る。
(これが鈴菌のチカラなのか…)

装備が必要最低限(電子制御はABSくらい)ゆえに、価格がミドルクラスのライバル車に比べて圧倒的に安いです。

いまや貴重なV型2気筒エンジンがこの価格で手に入るというのは、今だけのチャンスなのかも…?


ちなみに10年くらい前に沖縄ツーリングでグラディウス400をレンタルしたことがあり、非常に良い印象を持っています。それに通ずるものがあると思われるので、なかなか良いのかもしれない。



そして、初めて購入したバイクはV型2気筒のVTR250でした。原点回帰的な感じもします。





以上、妄想気味な気になるバイク話でした。