こんにちは
薬膳食療法専門指導士の今栄千加子です⭐︎
急に出た蕁麻疹!
先日のGW開け直後
お風呂に入ろうとしたら4歳の息子の体に
虫刺されのようなプクっとした赤い蕁麻疹が
手足と背中の所々に出来てたんです。
本人は特に痒がることもなく
ケロッとしてましたが
ちょっと数が多くて赤味もあったので
シャワーだけにしてさっとお風呂を出ました。
顔には出来ておらず
夜ご飯のメニューも普段食べている物ばかりで
思い当たる節がなく
う〜ん…なんだろ?と考えてました
その2、3時間後から
痒い痒いと体を掻き出したんですね。
で、見てみたらもう体中が真っ赤っか!!
夜間小児救急に行くことも考えましたが
当の本人は痒がるものの遊びに夢中で
機嫌もすごく良く、発熱もないので
アイスノンで冷やしながら様子を見ました。
夜中もボリボリと皮膚を掻く音で
私は何度も起きましたが息子は起きず
翌朝には蕁麻疹はほぼ落ち着いていました。
翌朝、かかりつけの小児科に行って
昨日の写真を見せたところ
「この感じだと突発性の蕁麻疹だね、
食物アレルギーは考えにくいし
原因は特定できないことがほとんどだから
まぁ、疲れとか睡眠不足とかストレスあたりだろうね」
と言われました。
東洋医学的に見ると?
この言葉、西洋医学で原因が特定できない時に
よく言われるフレーズですよね
自律神経失調症と言われる時もよく聞きます。
西洋医学的に原因が分からなくても
東洋医学では「症状があれば必ず対処法がある」
という言葉を本で読んだことがあります!
人間の体の中で起こっている事ですから
どこかの臓腑が弱っているサインだと
私も思います。
で、息子の蕁麻疹を見て私が考えていたことは
「外的な原因が分からん…汗?暑さ?
何にしろ、皮膚が真っ赤やから炎症があるし
急に出た蕁麻疹からして弱ってるのは
『肝』やな」
ってことでした。
皮膚の症状なので
繋がっている五臓は『肺』ですが
自分でコントロール出来ないような症状は
『肝』が起因となる事が多いんです。
就職した途端、アトピーが酷くなる
というパターンも同じです。
そう考えてみると
GW中はお出かけが多かったし
休みだからいっか〜と夜寝る時間が遅い日も
続いてました…
楽しいことでも刺激になることは
心身にとって“ストレス”になりますからね。
小児科の先生が言った
疲れとか睡眠不足とかストレスあたり
ということも概ね筋が通ります
原因をケアするアプローチ
原因が分かったら対処法も見えてきます!
私、東洋医学の良いところは
本当にここだと感じています
ただ症状を抑える薬を飲むだけではなくて
繰り返さないように、長引かせないように
少しでも症状を軽くできるように
根本の不調にアプローチが出来るところ!♡
そこで今すぐできる事何かあるかな?
と、キッチンをゴソゴソして見つけたのが
まずは、小豆茶!
小豆には体に溜まった余分な熱を冷まして
毒素を排出してくれるので、痒みを伴う発疹や
吹き出物、腫れ物の改善に使えます。
次に、いちご!
いちごは肝の機能を正常化して新陳代謝を
上げてくれます。
ちょうど買ったばっかりでラッキーでした!
そして、トマト!
トマトは上がった肝のエネルギーを下げてくれて
潤いを与えてくれます。
子どもが嫌がらずに食べてくれる食材で
ケアできることを優先して選びました
子どもの薬膳には果物が使えますよ!
ちなみに小児科では
痒みを抑えるアレルギーの内服と軟膏が
処方されました。
少しでも早く辛い症状を抑えてあげたい時や
突然の発症、夜間、休日などに
お守りとして持っておくのも安心ですね
そして睡眠はやっぱり大事ですね。
養生の基本。
そこはまだ親である私が管理するところです。
気をつけてあげなきゃな、感じました。