西洋医学の医者から言われた嬉しかったひと言 | 薬膳でセルフメンテナンス!ママのおうち薬膳ご飯♡

薬膳でセルフメンテナンス!ママのおうち薬膳ご飯♡

スーパーの食材で作るいつものご飯が薬膳になる!
予防医学が当たり前の時代、食事でセルフメンテナンス力を身につけて薬&病院に頼りきらない生活を!
浸入奇胎の治療後→胞状奇胎再発→東洋医学で克服。
体が整えば心も日常も整う。/薬膳食療法専門指導士、看護師




こんにちは!

薬膳食療法専門指導士の今栄千加子です⭐︎





    







  ​母を思いっきり責めた遺伝






実は私、

20歳の頃にバセドウ病と診断されて

かれこれ20年近く薬を飲み続けています。

今は治療の結果、橋本病になりました。





私の母、祖母も甲状腺の病気で

診断された時に医者から「遺伝です」と

言われたのを覚えています。





診断を受けた20歳の時

私は思いっきり母を責めました。

「こんな体に産んだお母さんのせいやから!」と。





色んな方向から病気を見る事を学んだ今、

生まれ持った遺伝的要素もあるだろうけど


親やまたその親の生き方、在り方を見て

“その生き様を私は受け継いだ”という要素もまた

『遺伝』と言えるんだなぁと感じています。





親がのびのびと自分らしく

心身ともに健やかに生きることは

子育てに不可欠なんだなぁと

私の中で確信を持った経験です照れ


今は母を責める気持ちはありません。

私の人生なので、ぜーんぶ私の経験であり

糧でしかない!





まずは母親から

満たされ整える。

(すぐ忘れちゃうんですけどね 笑)











  妊娠できる体が欲しい!​






私は過去、2度の流産をしていて

2回目の流産が薬膳を始めるきっかけになった

浸入奇胎という病気でしたが





1回目の流産はバセドウ病が原因だと

その時の主治医に言われました。





結婚してすぐに妊娠したものの流産し

その時の主治医から

「今の数値の状態で妊娠するのは危険です」

と言われたんです。





もう既に12年近く

薬を飲み続けていたにも関わらず

検査数値が安定してなかったんです。





私自身

病歴が長くなっている事にうんざりしてたし

数値が悪いことがもう当たり前になっていて

薬の飲み忘れも多く

かなりズボラになってました。





そこで選択肢として提示されたのが

アイソトープ治療でした。

簡単にいうと放射線治療です。





妊娠したい私はその治療を選択し、

甲状腺の組織が破壊されて

結果、橋本病になりました。





甲状腺機能が低下したら低下したで

また薬を飲み続けなきゃいけないんですけど

その頃の私は、妊娠できる体が欲しかったんです。

数値が下がれば全て解決だと思ってました。





その後、

妊娠して無事に息子を授かりました。










  西洋医学の​主治医が言ったひと言





でも、甲状腺機能低下症である橋本病とは

この先も付き合っていく必要があります。





先日、その定期検診で病院に行きました。

結婚して引っ越したので、病院も変わり

また別の主治医に診てもらっています。


その先生(T先生)がとてもフレンドリーで

私が看護師であることも知っているので

診察室では体調のことよりも病院の内情で

毎回盛り上がっています 笑





そんな間柄なので

胞状奇胎になって抗がん剤治療をしたことも

再発して2度目の抗がん剤治療を拒否したことも

その時に大学病院でバトルしてきたことも

全部詳細に知っています。


抗がん剤治療を拒否したことには

「よくその決断が出来たね、怖かったでしょ?」

と言ってくれていました。





その後の経緯もずっと気にかけてくれていて

先日の診察でも真っ先に「その後どう?」と

聞いてきました。





そこで私は浸入奇胎の経過が分かる検査結果を

見せて正常値になったことを伝えました。





検査結果の紙を見て

「え!?そんな事あるの!?」って

めちゃくちゃ驚いていました。





そしてT先生が言ったひと言が

「数値が全てじゃないって

ことだね〜。」

でした。





これまでずっと

私も病院の先生も数値が全てで

検査データばっかり見てきたんです。


それが西洋医学の基本というか指針になるので

当然といえば当然ですが


数値が上がってるか下がってるかで

一喜一憂して対処してきたので

西洋医学の医者からその言葉を聞いた時

心がジワーっと感動して泣きそうになりました。





そして、橋本病になってからも

なかなか安定しなかった甲状腺の数値が

ここに来てなんと正常範囲になってました!

(薬は現在も継続しています)





数値にこだわってるのか

こだわってないのかよく分からん状況ですが 笑


体からのサインを受け取って体感を大事にして

日々、養生をコツコツやっていると

ちゃんと体は応えてくれて

あるべき状態に整えてくれるってことですねウインク






薬も徐々に減らしていきたいし

やりたい事を思い切り楽しめる体でいたいので

これからも薬膳を通して養生は続けますニコニコ


甲状腺のことを考えて私が日々行っていた

養生については

また別の記事で紹介しますね。








西洋医学も東洋医学も良いとこ取りが出来る。

それが現代を生きている私たちに与えられた

恩恵だと私は感じています。