親は仏になるしかないのか…?
子育てをしてると
もう、手のつけようがないくらい
子どもが泣き叫ぶことってありませんか?
子どもの個性や年齢にもよりますが
我が家の息子は自分の欲求が通らない時に
よく怒って泣き叫んでます 笑
すぐにケロッと機嫌は戻るんですが
たまに、もう自分でもどうしたらいいか
分かんないんだろうな〜…と見てて思うくらい
泣きじゃくることがあります。
まあ、それを癇癪と表現するのが正しいかは
私は専門家ではないので詳しくないですが
親に余裕があれば
優しい眼差しで見てられるけど
毎回そういうわけにはいかない…笑
親も人間なんでね。
余裕がなかったら怒っちゃうし
「いい加減にして〜!!」って
大声を出さないようにするのが精一杯。
嵐が過ぎるのを仏になってただ待つしかない…
私はそんな時がよくあります。
そういう時の対処法って
数ある育児本にも書いてあったり
教育のプロも世の中に沢山いらっしゃいますが
中医学の視点から見た子どもの特性と
子どもが嫌がらない薬膳について
今日はお伝えしたいと思います!
子どもは“陽”のかたまり!
中医学ではこの世の全てを
『陰』と『陽』に分けて考えます。
子どもは『陽』に分類され
活動的なエネルギーを持つ性質!!
“活発で動き回りじっとしていられない”
そもそもそういう存在なんですね。
逆に、老人は『陰』に分類され
静寂的なエネルギーを持つ性質と捉えます。
陰=寒、陽=熱の性質通り
子どもは体に熱を持ちやすいんです。
子どもって平熱が高かったり
すぐに熱を出したりしますよね。
その熱は五臓の中の
情緒(感情)を司る“肝”や
精神面を司る“心”を熱しやすく
それが癇癪や落ち着きのなさや夜泣きなどを
引き起こすと考えます。
食べ物で出来ることは何?
薬膳では
そんな熱を持ちやすい性質に対して
•熱を取り除いてあげる
•余分な熱を冷ます潤いを
与えてあげる
というアプローチをします!
で、ですね
そんな両方の効能を持つ
とっておきの食材があるんですが
それが貝類、なんですね。
しかも、殻付きで調理するのがベスト!
アサリの酒蒸し、とか
シジミのお味噌汁、とか
ハマグリのお吸い物、とか
子ども、食べてくれますか…?
我が家の息子は食べません!
お味噌汁が好きなので
シジミのお味噌汁の汁だけは
かろうじて飲んでくれますが
定期的に食べさせるのは続けられそうにない。
食べてくれない食事を作るのって
ストレスでしかないですよね⁉︎
子どもって好き嫌いがはっきりしている分
無理強いするとめちゃくちゃ拒否するし
(それこそ地雷踏む…)
そもそも食事が楽しくなくなるようなことは
絶対にしたくない!!
そんな時に強い味方になってくれるのが
果物です♪
いちご、オレンジ、みかん、梨、スイカ、メロン
りんご、キウイフルーツ、バナナなどは
熱を取り除いたり潤いを与える効能があり
子どもも嫌がらず食べてくれることが多いと
思います!
個性を否定しない♡
ただ、
これを食べれば癇癪を起こさない!
ということではありません。
感情のコントロールが苦手だったり
物事を受け入れるキャパが人と違うことは
その子の個性でもありますもんね。
生活していく上で
環境や食べ物や周りの人のサポートを得ながら
子どもも親も安心して過ごすことが出来る
そんな知恵の一つとして
食材の持つチカラを活用していけたらいいなと
思います♡
是非、試してみてください!