自律神経の乱れ?ストレスで終わらせない春の養生 | 薬膳でセルフメンテナンス!ママのおうち薬膳ご飯♡

薬膳でセルフメンテナンス!ママのおうち薬膳ご飯♡

スーパーの食材で作るいつものご飯が薬膳になる!
予防医学が当たり前の時代、食事でセルフメンテナンス力を身につけて薬&病院に頼りきらない生活を!
浸入奇胎の治療後→胞状奇胎再発→東洋医学で克服。
体が整えば心も日常も整う。/薬膳食療法専門指導士、看護師






こんにちは
予防医学食養生士の今栄千加子です⭐︎






  ​勝手に体質診断!







ここ最近、職場のお姉様が

イライラしております 笑




もともと明るくて元気がよくて

みんなを引っ張っていく姉御肌タイプの方。




仕事も出来るし

めちゃくちゃ頼りになる方なんですが…




最近、特にイライラと

感情が高ぶっておられます、はい。











私とは職種が違うので別に大した影響はなく

あららー…ってな感じで客観視してるんですが

(存在感のある方なので場の空気は変わる 笑)




中医学を学んでいる私。

『勝手に体質診断!』をやってます!




もちろん頼まれた訳ではないので

私の脳内だけで完結してますが

その姉御の様子を見ながら








春やな〜




って思ってます 笑






(可愛い梅の花が咲いてました♡)





  ​春に出てきやすい体の不調






中医学では、

春は陰のエネルギーから陽のエネルギー

変化していく季節です。




自然界の中で生きる人間の体もまた

季節の巡りの中で変化していくと考えます。




変化が起こる時って

良くも悪くもストレスがかかりますよね。




そんな季節の変化に人間もストレスを受け

心身ともに不安定になりやすい。

最近の寒暖差も体には大きなストレスです!











特に、陰(冬)陽(春)という

暗い夜から明るい朝に切り替わる春は

気持ちが明るくなりやすい分

感情も高ぶりやすく




イライラしたり、情緒不安定になったり

血圧の上昇、頭痛、めまい、目のトラブル

肩こり、喉の詰まり感など

体の上の方に不調が出やすい時期!









こんな症状が出た時に

病院へ行っても異常がなく原因が分からない場合

西洋医学では“自律神経失調症”

と言われる場合があります。




でもこれは不安定な症状の総称であって

病名ではありません。




一言で、「ストレスですね」って

言われるやつですね。







でも、しんどいもんはしんどい〜!!

そんな状況、東洋医学の得意分野です!






  ​春にケアする臓器






春は、全身に「気」を巡らせたり

体に栄養と潤いを与える「血」を貯蔵する

【肝】にトラブルが起こりやすい季節。




情緒を司る肝が不調になると

イライラしたり、怒りっぽくなったり

キレやすくなったりします。




また、頭痛、めまい、目のトラブル、血圧上昇

肩こり、喉の詰まり感などの症状が出やすくなります。








そんな時に薬膳で出来る養生として

オススメな食材は



しそ、セロリ、春菊、パクチーなどの

香りの良い食材や



レモン、みかん、グレープフルーツ、ゆずなどの

スッキリした香りの柑橘類



ジャスミン茶、菊花茶などの

お花の香りがするもの



など、香りが気の巡りを良くして

感情の高ぶりを鎮めてくれます。











アロマが好きな方は

好きな香りのアロマを活用するのも♪









ここで注意してほしいのが

“好きな香り”を取り入れること!




香りが強いといえど

セロリやパクチーは好き嫌いが分かれますよね。




嫌いな食材を無理して食べるのは

逆にストレスになるので

色んな選択肢の中から

“自分の好きな香り”を選んで下さいね♡








ちなみに、私自身も

“イラっとスイッチ”が入りやすいな…と

感じていますよ!




先日、親戚と電話をしていて、いつもなら

「あー、はいはい。」って思うことに

イラっとして声を荒げたところですわ 笑




春やな〜