日本尊厳死協会は「人生の最終段階における医療・ケアを自ら選択する権利が保障される社会の実現を目指しています」を掲げています。

 

要するに、死ぬ間際に延命治療をするのか、しないのかという事で、私に言わせれば意識のない人間を延命しようが、しまいがどうでもいいことなのです。

 

献体する方が最近増えてますが、これとて死んだら意識もないから献体するのです。

 

献体者の遺体を解剖して医者は医学の教育を受けた訳で、本来は医者に全員献体登録させるべきですが、医者で献体する人間は聞いたことがありません。

 

私の知ってる医者の母親は、献体しない息子にかわって、自らが献体されました、息子を医者にして頂いた献体者に自らの遺体をもって恩返しされたのです。

 

意識のない人を延命するとかしないとか、それは次の段階でそれよりもまず、今生きて自分の意思を持ってる人の尊厳を守る組織を創立すべきなのです。

 

介護保険の基本では「自己決定権の尊重」を掲げてますが、入りたくない介護施設に入所させられる高齢者ばかりで、全く人間の尊厳が無視されています。

 

高齢者は食べないから死ぬのではなく、死に時になったから食べない訳で、介護施設では外国では虐待となってる無理やりの食事介助がされて尊厳を無視されています。

 

特養にしても嘱託医がいるし、老健にしても医者はいますが、医者は介護は無知であり興味もなく、これらの事を改善しようというみじんのかけらもありません。 

 

日本尊厳死協会は、医師、政治家、法律家、学者等が中心になって設立された組織で、社会的地位が高く介護に無知な者ばかりで設立された組織です。

 

ライオンズクラブとか国際ロータリーと一緒で、お金と暇が有り余ってる連中が日本尊厳死協会に入る事がステータスな訳で、世の中を良くしようとは思ってません。

 

「自宅で暮らすか介護施設に入所するのかは、高齢者本人が決める社会」

「延命介護を受けるか受けないかは、利用者本人が決める社会」

まずそこから高齢者の尊厳を守るべきであり、尊厳死の問題は次の段階なのです。