介護報酬改定で、訪問介護の基本報酬が引き下げられ、訪問介護事業所は規模が小さいほど利益率が低く、倒産・休廃業が過去最多になっています。
介護保険制度は、入所施設への「隔離」ではなく、住み慣れた地域で生活の継続できる在宅サービスを基本とする訳で、在宅介護するにあたり訪問介護はなくてはならないサービスなのです。
私は介護業界に入り、最初に配属されたのが小規模多機能でしたからヘルパーとして訪問介護の経験はある訳で、在宅介護のお手伝いをしてる事をひしひしと感じ非常にやりがいのある仕事でした。
ヘルパーは身体介護はもちろん、家事援助、 介護食作りも要求される訳で殆どの介護施設は現在レトルトの食事になってますから介護食が作れる介護職は殆どいません。
私が介護業界に入った頃は、介護職が利用者の食事を作っており、調理をするのも介護職でしたが、今の介護職は調理は出来ないし介護食も作れないのです。
介護食の作れない介護職は駄馬に等しく、介護の職種に序列をつけるのはよくありませんが、ヘルパーは時に1人で判断して利用者に対応することも要求され、介護の仕事の頂点に立つのがヘルパーだと思っております、もちろんケアマネよりも上です。
在宅介護の最後の砦が訪問介護でもあり、国は訪問介護の基本報酬を上げるべきだし、事業所が軌道に乗るまでヘルパー確保の為の助成もすべきで、せめてヘルパーの給料は利用者本位の仕事を全くしてないケアマネと同等にすべきだと思っています。
介護の仕事にやりがいを感じたいのなら、私はヘルパーをされる事をお勧めします、非常に難しい仕事ですがこれほどやりがいのある介護の仕事はありません。
今の世の中、個人情報とか少し怒ればパワハラだとか少し変な事を言えばセクハラだの言ってますが、労働者の権利を守る事も必要ですが、高齢者の自己決定権の尊重、基本的人権を守る事も必要ではないのでしょうか。
介護施設に入居してる利用者の95%以上は施設入居を納得してなく、自宅に帰りたい訳で、その願いを叶えるのがケアマネ、施設長、地域包括支援センターの仕事ですが、これらの連中はそれが全く理解できていません。
介護施設から自宅に帰りたい利用者を自宅に帰しても訪問介護、訪問看護、訪問医療で、施設入居と殆ど変わらない生活が出来、自宅で人生を終える事ができる訳で、それにはまず訪問介護事業の見直しを国に切にお願いしたいです。
