誰にも止められない介護離職

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介護離職とは、身近な方の介護を行うために、現在行っている仕事を退職してしまうことです。

 

日本での介護離職者は、年間約10万人といわれています。

介護離職を行ってしまうと、収入が減ってしまったり、社会との繋がりが途切れてしまい、孤立する可能性が高まります。

 

介護離職は本人だけではなく、経験やスキルを持った人材を失う企業にとっても大きな問題です。

 

そこで厚生労働省では「介護離職ゼロ」を目標に掲げ、「特別養護老人ホーム等の増設」を政策にあげてます、一方で政府は「施設介護から在宅介護への転換」を政策にあげてますが、特別養護老人ホーム等の増設はこれらの政策に矛盾しています。

 

私の個人的な意見は介護離職は社会との接点がそんなにありませんし、ストレスが溜りますからできれば仕事と介護を両立されるのが良いと思いますし、介護離職は勧めることはできません。

 

しかし、仕事と在宅介護の狭間で悩んだ場合、最後は「施設入所」か「在宅介護」かの究極の選択をしなければならなくなる場合があり、その結果として介護離職を選択される方がおられるのです、私もそうでした。

 

「自分の親だから自分は離職してでも親の面倒を見る」という考え方は誰にも否定されるものではないと思っています。

その人の価値観なのです。

 

介護離職して親の介護をするメリットは数え切れないくらいあります。

 

まずは、要介護者の安心感、加えて、本人が住み慣れた自宅で介護をすることができます。
見知らぬ介護士よりも気心の知れた家族に介護をしてもらったほうが、本人にとって安心感が大きいことは間違いありません。


老人ホームなどの介護施設に預けようとすると、どうしても入居費用や月額料金といった金銭的負担が大きくなってしまいます。
在宅介護は施設介護をする場合に比べれば、はるかに費用を安く抑えることができます。

 

介護する親の姿は子供の結婚観、家族観に大きく影響します、私も父親が祖母を在宅介護してる姿を見ていました。

 

そして、介護離職の一番のメリットは、老人ホーム等に入居させた後ろめたさを感じることなく、その人はその後の人生を何だ恥じることなく、胸を張って堂々と生きることができます。

 

私は介護離職は勧めませんが、どうしてもそこまでしてでも親の介護をしたい方を止めることはできません、応援させて頂きたいと思います。

 


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