良 塩  -71ページ目

リンゲルを海水で代用??

昔、リンゲル液の変わりに海水をうすめて使っていたというお話があります。

海水と血液中の塩分をはじめとする、カリウム、マグネシウム、カルシウム等のミネラルの組成は、ほぼ

同じです。

血液中の塩分濃度は0.9%(1リットルの水に塩分は9g溶けている)、海水の塩分濃度は3.5%と

なっており、血液中の塩分濃度は海水の塩分濃度の約3分の1です。

第二次世界大戦中の病院では、重症を負った兵士に対して、輸液するための生理的食塩水がない時には、

海水を3倍にうすめて代用していたというのです。

生理的食塩水は、血液の塩分濃度と同じ0.9%ですが、19世紀の後半に、イギリスのリンゲルが塩分

の他にカリウム、カルシウムなどを加えたより血液中のミネラルの組成に近い液を考案しました。

それは、NACL(食塩)0.86g、KCL(塩化カリウム)0.30g、CACL2(塩化カルシウム)0.33g

が1リットルの水に溶けた液体で、リンゲル液と呼ばれるようになりました。

リンゲル液は代用血液とも呼ばれ、食事が摂れない重症患者や大量の出血をしていてる患者、また

毒薬などを大量に飲んでそれをうすめて排出させないといけない患者等々、昔から活躍の場が広かったよ

うです。

今でも、食事が全くできない場合や、風邪なんかをこじらせた場合等々、リンゲル液は何かと活用されて

ますよね。

こういうことから見ても、海水のミネラル成分をバランスよく含んでいる自然海塩は私達の体に必要不可

欠なのです。

毎日、食事を作る際に欠かすことのできないお塩。

このお塩にこだわることで、おいしいく家族の健康を守り、築いていくことができるのです。

韓国 新安郡都草島(トチョド)の塩 ■天日海塩&アッケシソウ塩■
韓国の塩田で昔からの製法により海水を太陽と風の力だけで作り上げた自然海塩。

腸内細菌とミネラル

私達の体には何百種類、約100兆もの細菌が生息していると言われていますが、その中でも体を守って

くれる細菌から、体に害を及ぼす細菌等さまざまです。

手のひらだけをとっても、約1億の細菌がいますが、これらの細菌も皮膚を保護する大切な役目があり、

清潔にしたいからといって、洗剤や殺菌剤で洗い過ぎると有害菌から皮膚を守れなくなっちゃいますよね

同じく、腸の中にもさまざまな細菌がいますが、その中でも体を守ってくれる善玉菌、体に害を及ぼす悪

玉菌はみなさんもよくご存知かと思います。

私達が食べた食べ物は、胃から腸へと運ばれこの腸内菌によって食物を分解、合成、吸収してエネルギー

に変換してくれます。

この時、腸内細菌はミネラルがあれば、腸の中でビタミン酵素を作り出して栄養を

分解しエネルギーへと変えてくれますが、ミネラルが不足しているとこの作業がうまくいかくなります。

腸の中の善玉菌は、腸内を清掃し、正常化し、免疫力を高めてくれるので、善玉菌がたくさんいて、きれ

いな腸を保つことが、健康の秘訣といっても過言ではありませんが、この善玉菌は酵素がないと作り出す

こともできないのです。

酵素を作り出すにはこのミネラルが不可欠なのです。

いまの時代、私達が食べている食べ物には食品添加物や農薬等が体の中に入りやすい環境になっていま

す。

食品の腐敗を防ぐものが体の中に入ると、腸内のいい菌までも一緒に殺してしまうのです。

そして、体から出るときには、体内に蓄積されているミネラルと結合して必要なものまでも一緒に出され

てしまうのです。

このような環境が続くと、腸内の抵抗力は落ち込み、慢性的なミネラル不足になり、腸内菌のバランスが

崩れ、消化器系の病気や内臓の癌、アレルギー、動脈硬化等、さまざま害が発生し、病気となって影響

がでてくるのです。

腸内環境は体内、血液にまでも関係してくるのです。

病気を予防するためには、ミネラルをバランスよく食生活に取り入れ、腸内細菌のバランスを保ってあげ

ることが重要なのです。

韓国 新安郡都草島(トチョド)の塩 ■天日海塩&アッケシソウ塩■
↑自然のミネラルがバランスよく含まれているトチョドの自然海塩にアッケシソウの粉末を混ぜてできて
いるアッケシソウ塩。

アッケシソウにも様々な健康効果があります。
詳しくは → http://blogs.yahoo.co.jp/ii_sio/1203291.html

また、塩分が腸の中に入ることで、腸の動きを活発にしてくれます。

同じ塩分を摂るなら、ミネラルがバランスよく含まれている塩がいいですよね♪

トチョドの自然海塩&アッケシソウ塩をヨロシクお願いします ^0^

有害物資とミネラル

私達は現代社会の中で、多くの有害物資を体に摂りこむ環境で暮らしています。

大気汚染や喫煙、農薬、食品添加物などが上げられていますが、実はミネラルの中でも「有害ミネ

ラル」というのもこの有害物質の中に含まれています。

水銀、鉛、カドミウム、ヒ素、アルミニウムがこの有害ミネラルと呼ばれているもので、大気や水

質汚染、食品添加物、残留農薬、化粧品などから無意識のうちに体の中に摂りこんでしまっているので

す。

この有害物質が体の中に蓄積されることで、「癌や皮膚障害、内臓障害、喘息にアトピーなどのアレル

ギー障害」等々の症状がでてくるのだと言われています。

これらの有害物質を排出する!ということで、デトックスという言葉もよく見かけるように

なっていますよね^^

先日、私も「出してますか~?」なんて書いたりしましたが、まさに小便、大便、汗などから有害

物質は排泄されているのです。

ただ、体の中の全ての有害物質を排出できているのかとなると、どうなのかな?ですよね。

そこで大事になってくるのが、この有害物質に負けない体づくりなのです。

体の活性を高めて害を最低限に抑えることが大事になってきます。

'''必須、微量ミネラルやビタミンが代謝や細胞を活性化して各器官の有害物質排泄を高めてくれま

す。'''

また、有害物質のほとんどは、体内でプラスイオンとして存在しているので、マイナスイオンであるカル

シウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウム等の必須ミネラルや微量ミネラルは、このプラスイオンを

中和してくれ、人体への悪影響を低下させてくれるのです。

微量ミネラルのセレンは水銀の排泄を促してくれ、亜鉛はカドミウムの排泄を促してくれるとも言われて

います。


ビタミンやミネラルが豊富とされている現代の野菜も、50年前の含有量からいうと1/2~1/3になって

いると言われていますよね。これも、化成肥料を多用している現代農法が原因だとされています。


今は、髪の毛で簡単に自分の体内の有害ミネラルがどれだけ蓄積されているのか?っていうのも調べられ

るようですから、自分に欠乏しているミネラルとも併せて一度やってみては如何ですか~~?!^^