からだの関所「リンパ節」
体のあちこちに点在してるリンパ節。
首やわきの下、足の付け根なんかを触ると
「ぷにっ」と小豆〜大豆くらいのコリコリを
感じることがあるやん?
あれがリンパ節。
実はこれ、体のあらゆる異物チェックをする
“関所”の役割をしてるんよ。
リンパ液は、体中を回収した
水分・老廃物・細菌なんかを流しながら
リンパ節へたどり着く。
ここで「これはOK」「これはNG」と仕分けされています。
いわば検問所やね。
リンパ節の中で起こっていること
リンパ節の中にはリンパ球っていう免疫細胞がぎっしり。
ウイルスや細菌が入ってくると、
ここでバトル開始。
敵の情報をキャッチして「抗体」をつくったり、
攻撃部隊を増やしたりして防御を固める。
だから風邪をひいたときに首のリンパ節が腫れるのは
「ただいま戦闘中!」のサインなんやね。
この仕組みがあるからこそ、
体に入ってきた異物をいち早く察知して、
全身への拡散を防いでくれる。まさに免疫の最前線や。
免疫とリンパの連携プレー
血液にも免疫細胞はおるけど、
リンパのネットワークと連携することで効率的に働ける。
血液が高速道路やったら、
リンパは住宅街の細い道。
隅々までパトロールできるからこそ、
小さな異常も見逃さへん。
特に腸まわりのリンパ節(腸間膜リンパ節)は超重要。
食べ物と一緒にいろんな物質が入ってくる場所やから、
ここでしっかり検問して「これは大丈夫」「これは排除」
って選別してる。
腸内環境と免疫の関係が注目されるのも、
リンパ節の存在が大きいんよ。
リンパが滞ると免疫も滞る
もしリンパの流れが悪くなると、
老廃物や異物がうまく運ばれず、
リンパ節のチェック機能も働きにくくなる。
すると免疫の反応が遅れたり、
逆に過剰に働いてアレルギーにつながることも。
だから「風邪をひきやすい」「疲れが取れにくい」って人は、
免疫力そのものが弱いんやなくて、
リンパの流れがサボってるのかもしれんね。
整えパート:鎖骨まわりのゆるめケア
リンパ節の“出口”ともいえるのが鎖骨の下。
ここが詰まってると、
どれだけリンパを流しても最後に渋滞するんよ。
やり方は簡単。
-
鎖骨のすぐ下に指を軽く当てる
-
息を吐きながら、肩をすとんと落とす
-
そのまま深呼吸を2〜3回
これだけで鎖骨下リンパ節まわりがゆるんで、
全身の流れが軽くなる。
免疫がスムーズに働ける道をつくるイメージでやってみてな。
「リンパってなんとなく大事そう」から
「なるほど!こういうことか」に変わると、
セルフケアも続けやすくなります。
次回はさらに具体的なリンパの働きに迫りますね。
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