教室で生徒さんから
「夕方になると足がパンパンで靴下の跡がくっきり残るんです。
むくみって何が原因なんですか?」
という質問がありました。
多くの方が「血流が悪いからかな」と思われがちですが、
実はリンパの流れも大きく関係しているんよ。
むくみとは、医学的には「浮腫(ふしゅ)」と呼ばれ、
細胞と細胞の間に余分な水分がたまった状態を指します。
血液だけでは運びきれない水分や老廃物を回収しているのが
リンパ液です。
リンパ管は体の至るところに張り巡らされていて、
毛細血管から漏れ出した水分や老廃物を集め、
最終的には心臓に戻します。
しかし、長時間立ちっぱなしや座りっぱなしで
筋肉が動かないと、
リンパ液の流れが滞りやすくなるんよね。
生徒さんには
「血液だけじゃむくみを説明できないんですよ」
とお伝えしました。
血液循環だけに注目すると「ただ血流が悪い」
と考えがちですが、
むくみの正体はリンパの滞りも大きいんです。
ですので、足のむくみが慢性的にある方は、
血液とリンパの両方の流れを整えることが大切!
むくみが起きやすい条件
むくみが起きやすい条件も生徒さんに解説しました。
たとえば、デスクワークや立ち仕事で同じ姿勢が続く場合、
筋肉のポンプ作用が働かず、
リンパも静脈もスムーズに心臓に戻れません。
塩分を多く摂ると体内の水分が増え、
リンパ管にかかる負担も大きくなります。
さらに、睡眠不足やホルモンバランスの乱れも
リンパ循環を妨げる要因です。
実践:ふくらはぎを整えてリンパを助ける
おすすめしたのは、ふくらはぎを優しく揺らす方法です。
ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれ、
筋肉の収縮によってリンパと静脈を
心臓に押し戻す役割が強いです。
力任せに押す必要はなく、
呼吸に合わせてゆっくり揺らすだけで十分。
足首を回す動きも合わせて行うと、
よりリンパの流れが助けられます。
生徒さんたちからは「これだけで足が軽くなるんですね!」
という声も。
むくみの解消は見た目や感覚だけでなく、
全身のリンパ循環を促し、
代謝や免疫力のサポートにもつながります。
まとめ:むくみは体からのSOS
むくみは体からのSOS。
足がだる重く感じるときは、
リンパが滞っているサインです。
足首回しやふくらはぎ揺らしを
毎日のちょっとした習慣に取り入れることで、
夕方まで軽やかな足を維持でき、
体全体の循環も整いやすくなります。
小さなセルフケアでも、
体のリズムを整える大きな手助けになるんです。
整えパート:ふくらはぎリセットでリンパを助ける
-
足首をゆっくり回す
-
ふくらはぎを呼吸に合わせてゆらゆら揺らす
-
強く押さず、優しく筋肉を動かす
これだけでリンパの流れが助けられ、
むくみが和らぎます。
毎日の習慣で足も体も軽く、循環も整いやすくなるんです。
体の質問にもリンパケア目線でお答えしながら、
講座や教室を進めています。
体の疑問を解消しつつ、ケア方法も学べる講座です。
LINE登録でプレゼント
今なら「脳内物質4型チェックテスト」付!
👉 自分のストレス傾向や体質が分かる、
あなただけの取扱説明書。
📖 メニュー一覧はこちら
