どうしようもない日々の中で、“かわいそうな自分”を手放すヒント3/9 | ゆるくてごめん、でも効くから!ムリせず整う からだ・こころ・脳のエクササイズ

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第3話:「“かわいそうな私”を手放す練習──体から変われば、世界が変わる」

 

 

「だって私は、こんなに頑張ってるのに…」

「なんであの人は、私の気持ちをわかってくれへんの?」

「私ばっかり、損してる気がする…」

 

そう思うとき、

確かにあなたはしんどい状況にいるのかもしれません。

 

でも、「かわいそうな私」というポジションは、

実はとても“安全”な場所でもあるんです。

 

だって、かわいそうでいれば、

誰かが助けてくれるかもしれない。

 

ひどい目にあったことを語れば、

誰かが味方してくれるかもしれない。

 

でもね、それは同時に“孤独”を招く罠でもあります。

 

 

人は本能的に、ずっと被害者でいる人からは、

少しずつ距離を置くようになります。

 

“めんどくささ”って、言葉にしなくても伝わっちゃうから。

 

 

■ ネガティブ感情は「脳」じゃなくて「体」にこびりつく

 

被害者意識に限らず、怒り、悔しさ、寂しさ、不安――。

 

これらの感情は、過去の出来事だけでなく、

“体のクセ”としても染みついています。

 

「また同じようなことが起きるんじゃないか」

「どうせ私なんか」

こういった思考パターンも、実は体の状態に影響されています。

 

逆に言えば――体を変えれば、

思考も感情も変わってしまうということ。

 

 

■ 自分が変わると、周りも変わる“かも”しれない

 

よくある精神論とは違って、

ここで伝えたいのは「無理に前向きになろう」って話じゃない。

 

もっとずっと実践的で、効果的なアプローチです。

 

例えば、深呼吸をして、舌の位置を正して、首や肩をゆるめる。

 

そんな小さな“整える”動作を日々続けると、ある日ふと、

「前ほど気にならなくなってるかも」

「もう、どうでもいいやって思える」

そんなふうに変わる瞬間が訪れます。

 

 

すると面白いことに、周りの人の対応まで変わったりするんです。

 

誰かに何かを言わせて変えようとしなくても、

自分が“整う”だけで、世界の見え方ごと変わる。

 

 

■ 今回の「感じる整え」ワーク

 

● 舌の位置チェック(実はこれ、最強)

舌先は上あごの「前歯のすぐ後ろ」に軽くつける。

舌全体を上あごにふわっと吸いつけるようにしてみて。

 

→これだけで、首・肩の緊張が緩んで、呼吸がしやすくなるよ。

 

● 鎖骨の下をトントン(胸鎖乳突筋の緩み誘導)

鎖骨のすぐ下あたりを、指先で優しくリズミカルにトントン。

ストレスがたまっていると、ここがガチガチになってる人が多い。

 

● ため息×1セットでOK

大きく吸って、ゆっくり吐いて、「はぁ~~~…」と声に出す。

それだけで自律神経は切り替わります。できるときだけでOK。

 

 

「変わるのは難しい」と思っているときこそ、

頭じゃなくて“体から変える”のがいちばん早い。

 

心の重さを、体からゆるめていこう。

“かわいそうな私”を手放すとき、世界はちょっとだけやさしくなるから。

 

 

あなた自身の脳のタイプを知ると、楽しく読める構成になっています↓

 

 

内から整える方法のひとつです