第2話:「変わった人」は、「変わらない人」からどう見られるのか?
「なんか最近、変わったよね」
「ちょっと浮いてない?」
「前のほうが親しみやすかったのに〜」
…そんなこと言われたこと、ない?
自分ではちょっとずつ整えて、前よりラクになってきたはずなのに、
周りの人からはなぜか微妙な空気。
それどころか、ちょっと冷たくなったり、避けられたり。
ええ、あるあるなんです。
変わろうとする人って、
「変わらないままでいたい人」にとっては脅威なんよね。
なんでって?
だって、自分が変わらなくていい理由がなくなっちゃうから。
「いや私には無理やし」と言ってたことを、
目の前の誰かがやってのける。
それって、
「やればできるんや…でも私はやらん選択をしてるんや…」って
無意識に気づいてしまうわけで。
ちょっとしんどいやん?
だからつい、「変わった人」を遠ざけたくなる。
でもそれって、ほんまはその人の課題であって、
あなたの問題じゃない。
⭐️変わるって、実はめちゃくちゃ怖いこと。
環境が変わる、人間関係が変わる、
自分の思い込みすら書き換わっていく。
整えるって、ただの「いいこと」だけじゃなくて、
今までの自分を脱ぎ捨てる作業でもあるから、
めちゃめちゃパワーがいる。
にもかかわらず、それを見て
「ズルい」「調子乗ってる」「一人でええかっこして」って
言ってくる人がいると、正直心がグラつく。
「やっぱやめといたほうがよかったかな…」
「また元の自分に戻ろうかな…」
そんな風に思ってしまいそうになる。
でもさ、
それってまた「かわいそうな自分」に戻るってことやねん。
⭐️“かわいそうな自分”を生き続けることは、安全だけど、孤独になる。
人に何かしてもらいたい。
構ってほしい、認めてほしい、助けてほしい。
…わかる、めっちゃわかる。
でもそれが過ぎると、無意識に“被害者ポジション”に立ってしまう。
「私ばっかりがんばってるのに」
「誰もわかってくれない」
「しんどいのに放っておかれてる」
…そう思ってると、気づかないうちに人が離れていく。
結局、“かわいそうな自分”を守ろうとすればするほど、
誰もそばにいてくれなくなるんよね。
だって、めんどくさいって気づかれるから。
ちょっと優しくされたら、そのまま入り込もうとしてくる。
何かしてもらおうとする感じ。
誰かを“自分の幸せの責任者”にしようとする雰囲気。
でも本当の整えって、そこから抜け出すことやねん。
⭐️人の評価より、自分の納得が大事。
「誰かにどう思われるか」よりも、
「自分が、自分に対して納得できてるかどうか」
そっちが大事やって、ちゃんと知っておいて。
整っていくって、
“目立ちたがり”でも“キラキラ志向”でもなくて、
ただ、ちょっとマシな毎日を、自分の足で歩けるようになるってこと。
⭐️感じる整えパート:『背骨のまっすぐ』を感じる
壁に背中をつけて立ってみよう。
後頭部、肩甲骨、背中、そしてお尻。
ピタッと壁につけるようにして、深呼吸。
「あ、これが“私のまっすぐ”なんやな」って、
その感覚、ちょっとだけ味わってみて。
あなた自身の脳のタイプを知ると、楽しく読める構成になっています↓

