● 理想的な間取りのつくり方 Step1
理想的な住まいづくりで大切なことの一つは『間取り』です。
『間取り』は設計者(建築士)が、建築主の要望を聞いて作成して行きます。
その住まいを上から眺めて図面としてあらわしたものが『間取り』であり、平面図(へいめんず)と言われる建築図面になります。
間取りは、どこかで見かけることが多いと思います。
たとえば、住宅雑誌などにも頻繁に登場したりしますね。
間取りが見慣れていないと、住まいをどのようにして良いか分からずに戸惑ってしまうことがあるので、できるだけ間取りを見るようにして慣れることからはじめると良いでしょう。
住まいづくりは、この間取りを中心に進められるので、最低限の知識ということになります。
あまり難しく考えずに間取りを見て部屋の配置関係や雰囲気が読み取れるようになればOKです。
建築士が正確な図面を描くので、細かなところよりは大きな視点で住まい全体のことや部屋の大きさや配置などを考えることに集中しましょう。
しばらくすると、間取りに描かれた部屋と部屋とのつながりや、部屋の位置関係と建具(たてぐ)で仕切られた人の流れである動線(どうせん)が見えるようになります。