利尻山に登ることをメインに道北を旅してきました。
2021.7最北端の離島「利尻」「礼文」を楽しむ旅
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生ウニが美味しかった 利尻島の旅館雪国 滞在記 1泊2食付き7,750円の記事の続きです。
この旅の大きな目的は、日本百名山の利尻山1,721mに登ること。
旅館雪国が朝4:45発で登山口まで送ってくれます。北山麓野営場から出発です。
また、朝食をおにぎり弁当にしてくれますので、朝食におにぎりを食べて、宿のお弁当を持って出発しました。
しばらくすると、甘露の泉がありまして、ここで水を満タンにして持っていきます。
とても美味しい水なのですよ。(笑)
ここで2Lの水を確保したのですが、記録的な暑さに足りなくなりまして、ヤバかったです。
見ず知らずの山岳ガイドの方が、水を分けてくれたのですが、頂けなかったら動けなくなったかも。
50年くらい、登山しておりますが、こんな経験は初めてです。
利尻ルールにより、携帯トイレ利用なので、しちゃうと面倒なんです。
つまり、自分の分身(笑)を持ち歩かなければなりません。ですから、水分補給少なめにしたのですが、
それでも足りなくなりました。今年の暑さが異常なのですね。
しばらくは、森の中を歩くのですが、
第一見晴台から眺望が開けます。一番上に見えるピークは長官山です。
海岸線に小山が見えますか? ペシ岬で、フェリーターミナルがある場所です。
虹が一部見えています。
このような、ブースがあって、ここで携帯トイレを使います。私は使いませんでしたけど。
第二見晴台に着いても、長官山はまだまだです。
そして、長官山に到着です。ここまで標高差1,000m、3時間23分かかっております。
ここでやっと利尻山の山頂が見えまして、ここから標高差500m、呆然としちゃいました。
でも景色は素晴らしいですよ。
しかもここからは下りです。(涙) 下に見える避難小屋まで下りました。
避難小屋からは、本格的な登りになるのですが、もうヘロヘロです。(汗)
利尻山って、天空の花園とも言われておりまして、綺麗な花々が見られるのですが、
撮影しているゆとりがありませんでした。
ここでしか見られない、固有種も数々あるのですが、探すこともできませんでした。
もっともっと、綺麗な花が咲いていたのに撮影できておらずすいません。
花の名前も分かっておりません。(汗)
次回は、ゆとりを持って登山できたらと思いますが、 2回目はないかも。(汗)
という訳で、後一歩で、山頂です。高所恐怖症なので、高度感が凄かった~。
写真では分からないですが、海まで一気に落ち込んでいる感じです。
そして、山頂はこちら、標高差トータル1,600mを5時間かけて登り切りました。
岩の下に利尻空港が見えますよね。その先にあるのが礼文島です。
この絶景、見た人にしか分からない美しさでした。
実は、還暦過ぎの膝には、登りより下りの方が辛いのです。
長官山まで戻った段階で、後1,000mの標高差を降りられるのか呆然としました。
行き帰り共に、長官山で呆然とした私。
友人は、長官山までしか登らなかったのですが、山になれていない人にとって賢明な判断だと思います。
利尻山は、ハードな登山であると覚悟して、中年の登山初心者は登っちゃいけない山です。
ただし、単純往復コースなので、長官山を目指し、途中で引き返す勇気を持って行くのは良いかも。
詳しいデータは、YAMAPの↓記録をご覧下さい。標準タイムとの差異がグラフ表示されるのですが、
下りの方が、足が痛くて、のろのろ下山になってしまいました。下りも4時間半かかりました。
連泊する場合は、旅館雪国の送迎があるので、本当に有り難かったです。
登山の動画はこちらです。前編1分17秒 後編58秒です。
短い動画ですが、記事の写真より、臨場感があって雰囲気がよく分かると思います。