R3年度の技術士二次試験予想問題 | 新見一郎

新見一郎

勉学を通じて成長をナビゲートする講師。
2008年に技術士合格後、「技術士を目指す人の会」を立ち上げ、多数の技術士を輩出。自身も勉学ノウハウを活かして行政書士、世界史検定2級、電験三種に合格。

R3年度の技術士二次試験予想問題

 

必須科目を3問、上水道の選択科目を13問、計16問の予想問題を作成しました。

以下のとおりです。

 

Q1 膜ろ過 600字

膜ろ過(MF膜・UF膜)の運転制御方式を複数挙げ、実施時の留意点を述べよ。

 

Q2 事故災害対策 600字

浄水場におけるNBCテロ対策のうち、ハード整備によるものを複数挙げ、実施時の留意点を述べよ。

 

Q3 設備(電気) 600字

水道施設に自家用発電設備を設置する目的と設計時の留意点を述べよ。

 

Q4 事故災害対策 600字

BCPを策定する際、発生後に活用できるリソースをあらかじめ把握しておくために実施するべき事柄を複数挙げ、その内容を説明せよ。

 

Q5 施設全体(更新) 600字

水道施設台帳の目的・効果と、台帳作成に際して確保するべき情報を述べよ。、

 

Q6 管路(維持管理) 600字

金属管の腐食が生じる原因を2種類述べ、それぞれの対策を述べよ。

 

Q7 管路(設計) 600字 

伸縮可とう管を設置する目的と、設置時の検討事項を述べよ。

 

Q8 高度処理 1200字

地表水を水源とする急速ろ過方式の浄水場において、臭気物質の濃度が上昇するため、高度浄水処理の導入を検討する場合、①)調査・検討すべき事項とその内容、②業務を進める手順と留意点,工夫を要する点を述べた上で、③業務を効率的・効果的に進めるための関係者との調整方策について述べよ。

 

Q9 水質管理(全体) 1200字

豪雨により河川で高濁度が発生した際の対策を、急速ろ過方式の浄水場で講じる場合、①調査・検討すべき事項とその内容、②業務を進める手順と留意点,工夫を要する点を述べた上で、③業務を効率的・効果的に進めるための関係者との調整方策について述べよ。

 

Q10 管路(設計) 1200字

配水本管の布設を非開削で実施する場合、①調査・検討すべき事項とその内容、②業務を進める手順と留意点,工夫を要する点を含めて述べた上で、③業務を効率的・効果的に進めるための関係者との調整方策について述べよ。

 

Q11 水質管理(全体) 1800字

水道を取り巻く環境や水源水質の変化、施設の老朽化により、送配水から給水に至るまでの過程で起こりうる水質変化について、①技術者の立場で複数の観点と技術的課題を抽出し、②最重要と考える課題を1つ挙げ,それに対する複数の解決策を示した上で、③解決策に共通して新たに生じうるリスクとその対策を述べよ。

 

Q12 施設全体(維持管理) 1800字

人口減少が水道施設の運転・維持管理に及ぼす影響を踏まえ、①技術者の立場でハード・ソフトの両面から複数の観点と技術的課題を抽出し、②最重要と考える課題を1つ挙げ,それに対する複数の解決策を示した上で、③解決策に共通して新たに生じうるリスクとその対策を述べよ。

 

Q13 管理(広域化) 1800字

水道法の改正に伴い広域連携が提唱されている。このことを踏まえ、①広域連携が提唱される背景とその種類を列記し、②広域連携のうちあなたが有効と考える手法と技術的に実施するべき対応策と、③あなたが推奨する対応策によって生じる問題点とその対処方法について述べよ。

 

Q14【必須】 事故災害対策 1800字

SDGsの目標「住み続けられるまちづくりを」を、上下水道が実現する上で、災害事故対策の充実が不可欠であることを踏まえ、①複数の観点と技術的課題を抽出し、②最重要と考える課題を1つ挙げ,それに対する複数の解決策を示した上で、③解決策に共通して新たに生じうるリスクとその対策、④業務遂行において必要な要件を技術者倫理,社会の持続可能性の観点から述べよ。

 

Q15【必須】 地球環境・設備(電気) 1800字

SDGsの目標「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」、目標「つくる責任つかう責任」及び目標「気候変動に具体的な対策を」を、上下水道が実現するにあたり、①複数の観点と技術的課題を抽出し、②最重要と考える課題を1つ挙げ,それに対する複数の解決策を示した上で、③解決策に共通して新たに生じうるリスクとその対策、④業務遂行において必要な要件を技術者倫理,社会の持続可能性の観点から述べよ。

 

Q16【必須】 水循環 1800字

SDGsの目標「安全な水とトイレを世界中に」を、上下水道が実現するにあたり、上下水道の普及促進と水質向上が不可欠であることを踏まえ、①複数の観点と技術的課題を抽出し、②最重要と考える課題を1つ挙げ,それに対する複数の解決策を示した上で、③解決策に共通して新たに生じうるリスクとその対策、④業務遂行において必要な要件を技術者倫理,社会の持続可能性の観点から述べよ。

 

 

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