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ぼくは占い師じゃない

易のブログ……だったのですが、最近は白橋 升としての創作活動「遊星出版」の話題や日常雑記を綴っています。遊星出版のサイト(Googlesite)で作品を紹介しています。活動や作品の紹介はこちら(遊星出版公式サイト)→https://sites.google.com/view/yuusei-press



けん


大地より低くみえる山は、
最大の謙虚さをあらわしている。
引っ込み思案や、責任をのがれようとして
自分を低くアピールすることとはちがう。
みかえりを求めたり、
自分が謙虚であることを誇ったりすることでもない。
そうならない範囲で、
この時期はあまりハデな活動はひかえたほうがいいかもしれない。

うちのかみさんは、ときどき、
甘いものを大量に買い込んでくることがある。

だいたいが、イヤなことがあったときとか、
なんだかむしゃくしゃした日に、
そんなことをするらしいのだが、
よくわからない。

コンビニが近すぎるのも問題である。

ぼくはといえば、別にきらいじゃないけど、
甘いものはそんなに食べる方じゃない。

でも、ハタで食べているのをみると、
ついつい「それちょうだい」と言ってしまう。

パナップといえば、

panap03


panap04
この写真のようにハート型の、
いかにも身体に悪そうなジャムだかゼリーみたいなものが
アイスクリームに入っているというグリコの逸品だが、
カミサンがこんなふうに買ってくることでもなければ、
まあ、めったに食べない。

かみさんが買ってきたのは、
ミニサイズのパナップが6つ入った箱パナップだった。
いろんな味が楽しめるというわけだ。
ふだんそんなに甘いものを食べない、
ぼくのようなおじさんにもちょうどいいサイズである。

かみさんの様子をうかがいながら
(へたに手を出すと怒られるのである。
メシ食ってるイヌか君は)
グレープのパナップを手にして、

「これこないだテレビでみたよ~」

「なにが?」

「何の番組だったか、都市伝説とかのコーナーで」

「都市伝説?」

「何個かに一個まぼろしのパナップつうのがあって、
それが、このジャムがニコニコマークのカタチになって……」

といいながら、ぺろーんとフタをめくってびっくり。

panap01
そのニコニコマークが、こっちを見ていた。

ちょっと唖然とした。
うれしいような、不思議なようなヘンな気分。

panap02
写真はちょっと削っちゃった(食べちゃった)あとだが、
この、とぼけた誰かに似ているマヌケヅラは
たしかにニコニコマークである。

しかしこういうの都市伝説っていうのかなあ。
拡販ねらいの、メーカの単なる作為っていうんじゃなかろうか。

夢のないおじさんは、
こういうヒネたことしかいえないのである。

いつも決まったパターンで、
64卦の紹介や、最近は「ツイストペア 」の説明などをしていますが、
そろそろ、ぼちぼち、
占例なども載せていってもいいかな、
と思うようになりました。

毎日ではありませんが、大体いつもその日の朝に、
日筮(サイをふってみてその日の指針にする)をしていますので、
例にはことかきませんが、回数を重ねていると、
当たる当たらないはだんだんどうでもよくなってきます。

『システム(お望みならば「ガイドスピリット」といいかえても可)は、
このシンボルをとおしていったいなにを伝えたいのだろう』

なんていうようなことを「うむむ…」と考える傾向が強くなってきます。

というよりも、問いの方が、
YES・NOで答えられない実存的な問いになっていく傾向が強くなってきます、
といった方が正しいかもしれません。
トシでしょうか。


☆オマエはどうやって読んでるの?

リーディングの方法は人によって様々で、
決まったルールはありません。

ぼくの場合はだいたい、

(1)本卦(変爻)----(2)裏卦

(3)之卦

の3つで、判断します。

このうち(1)と(2)は「ツイストペア」を構成し、
お互いの陰陽が反転したこの関係を比較的重要視しています
(場合によっては本之卦の関係よりも)。

とはいえ、回答の主軸はあくまでも(1)の本卦にある、
という原則は外すことはできません。

システムにある程度慣れていれば、
たいていの場合、(1)をみれば回答が思い浮かぶものですが、

「え、なに?イミわかんない」

とうことが必ずあります。

そういうときは、いったん(1)から離れ、
変爻や、(2)や(3)をみて、
それらが回答にたいしていかなる意味をもつものか、
感じ取るようにします。
そこでしっくりくるものあればよし、
かすかでも感じるものがあれば、
それを手がかりとして採用し、
(1)の意味を帰納的にたどり、回答とします。

わからなければ放っておく、
というのもひとつの手ではありますが、
ぼくはあまり推奨しません。

なんかこじつけっぽいなあ~
ムリヤリだなあ~

ということになるかもしれませんが、
それでも一定の回答を自分なりにだしておくことが大事です。
おおげさなものでなくてもかまいません。
カンタンでもいいから、回答をだしておきましょう。

放っておくことをすすめない理由はふたつあります。

その1)ひとり占いならともかく、相談者がいる場合、
「ごめん、わかんないや」ということはできません。

その2)一定の判断を下しておかないと、
あとで結果が判明したとき、
フィードバックのかけようがありません。

経験値を上げたければ、
記録しておくことをお勧めします。

とくに、はずれた場合(誤占)の記録は、
のちのち宝物になる可能性を秘めています。

なにも書かなければそれまで。
メッセージは時の中で風化していきます。
まあ、そういう占い方もあってもいいと思いますが、
メッセージをきちんと聞いてくれればくれるほど、
システムはよろこんで協力してくれ、
同調度も高まっていくように思います。

システム?ああ、そうでうすね、
ガイドスピリット、
といってもいいかもしれません。

たとえばあなたなら、あなたの話をフンフン、
とその場限りで聞き流してしまう人と、
ノートを取りながら真剣に聞いてくれる人と、
どちらにより協力しようとするでしょうか。

ノートまでとられるとちょっと不気味??
そうかもしれませんが、イヤな感じはしないでしょう。


☆最近の占例から

まえおきが長くなりました。

その日はテストだったので、テストのことを占いました。
テストの結果というより、どんな態度で臨んだらいいか、ということです。
得た卦は、87:地山謙の四爻変で、37:雷山少過へ之く。

せんれい101

四爻変と書きましたが、
ちょっとぼ~っとしていたので、これが実はあやふや。
多分四爻変だったっけ、という程度で、
そんなわけで、之卦はあまり重視しないようにします。
(あるんです。こういうこと。
ご飯を炊いたことのある人ならわかると思いますが、
「あれっ、何合いれたっけ??」
っていうあれです(余談))

謙は謙虚の謙、へりくだる意味です。
何に対してかといえば、テストの問題に対して、です(と判断しました)。
たとえ問題が簡単そうにみえても
「あ、これ知ってる」などと軽くみないこと。
どのような問題に対しても謙虚に取り組むことがポイント。

裏卦はバックグラウンド、基本になること。

履は、履行。ふみおこなう。きっちり手順をふんで行うことです。
そういうわけで、すべての問題に対して、
マジメに手を抜かずに取り組むことが基本になる、というわけです。

之卦はまあ、四爻変が間違いなければ少過、ということで、
過去の経緯から考えて結果を示しているとみて間違いなさそうです。

平均よりちょっとだけ上、四爻というレベルもそうですし、
少過は、少し過ぎる、という意味です。

ただしこれは、謙虚と履行、
この二つのポイントが満たされた場合にかぎり、
という条件付きです。


ざっとこんな感じです。
なんのてらいもない、卦の意味だけで、
すなおに判断した例ですが、いかがなものでしょう。
他にも卦のカタチから判断したり、
ちょっと卦をいじって判断したりする場合もありますが、
それはまた別の機会にご紹介することもあるでしょう。

今日はこのへんで。

※記事、画像ともに「しょうか」の「しょう」の字がまちがっています。
正しくは「小過」です。
×→少過
○→小過

(1)宇宙<そら>にお願い
 ―夢を実現させる方法
ジョナサン・ケイナー (著)
竹内 克明 (翻訳)
説話社

(2)あなたのガイドに願いましょう
 ―聖なるサポートシステムにつながる方法
ソニア・ショケット (著)
奥野 節子 (翻訳)

思うに、上記二つの本は、
同じシステムについて書かれている。

ただ切り口はだいぶ異なっている。
(1)はあなたの守護天使が語る、
というカタチになっていて、楽しめる。
システムは「守護天使」という名称で一本化されている。
インターフェースも。

おなじシステムについてその利用法、
運用の方法を説明していても、(2)はその感じがまるでちがう。
システムをその機能ごとにいくつかの側面にわけたカタチだ。
インターフェースは各機能ごとに設定されている。

天使だ、ガイドスピリットだ、という話をされると、
それだけでイヤになる人もいるかもしれないが、
両方の著作に共通して言えるのは、
きわめて実際的、実用的であることだ。

ダマされたつもりで、
トライしてみる価値は充分にある、と、思う。

ただし、やるならマジメに。

バチがあたる、などいう前時代的なことはないが、
ふざけてやればふざけた結果しか返ってこない。
(それどころか(2)によれば、
「ふざけたこと」を担当する機能もあるみたいだ)

とここままで書いて、
なにかに似ていることに気がついた。

易システム。

これもふざけて問えば、ふざけた結果しか返ってこない。
経文にある「再三すれば告げず」とは、
そのことを言っているのだと思う。

人はあたえたものを受け取る。

システムに入力した真剣度は、
そのまま出力~回答の信憑性につながる。

システムを軽口をたたきあう「だけの」友達、
とするならそれもよし。別にいいんじゃないかとも思う。

ああ、いかんハナシがずれかけている。

易システムとの関連でいうなら、

(1)はシステムに何か依頼するときのチェック集になっていて、
それはそのまま「問い~占的」を立てるときの
チェックポイントと考えることができる。

(2)はもっと直接的に、
易システムやタロットを含む「オラクル」と、
どうつきあっていけばいいか、
具体的に述べられている節がある。
易などはガイドスピリットと共に働くための
ツールとして位置づけられていて
その部分だけでも大変参考になる。

ぼく自身についていえば、
そういうなにか自分以外の「存在」がいて、
倦まずたゆまず常に見守ってくれていて、
ゆるやかに導いてくれたり、助けてくれたり……
なんてことは夢物語に過ぎない……

とはとても思えなくなっている。

こんな祖母
を持っていれば、そうなってもあたりまえかもしれないが、
易システムを頻繁に利用していると、
無視できない「奇妙なこと」が、わりあいに平気でおこる。

ただ、ぼくの「ガイド」には顔がない。
たぶんその必要性がないからだろう。

でも、(1)と(2)の本を読んで、
そういった機能を人格化するもの、
いいかもしれない、と思った。

やっとブロードバンドになったので、
ちょっと写真も増やして、
たまにはブログらしく、
日記みたいなものを書いてみる。


○光
買った「モノ」じゃないけど、
ポストに入っていたチラシを見て、
うちもようやっと、ブロードバンドにした。
いままでずっとダイヤルアップだったのだけれど、
カミサンが、

「ひもつないでジーコジーコやるのはやだ」

というので。

かみさんのPCにはワイアレスLANが
もともとついていて(今はアタリマエなんですね)、
やっと日の目をみた感じ。
ぼくのPCにはそんな気のきいたものはないので、
PCMCIAのワイヤレスLANカードをレンタル。

コストはいままでより1000円アップ。

光にして最初にやったこと。

とりあえず、
Google Earthをダウンロードして、
自分のうちを見る。

はじめはおもしろくて、
びょーんびょーんと飛んで、
世界のあちこちを見て回るのだが、
気がつくとむかし暮らしていたところとか、
近所をチマチマうろついている自分に気がつく。

う~ん、小さな人間だ。

「できればこのシステム、
グレートウォールからカバーしてほしい。」
などと書こうかと思ったが、
カワズにはそんな守備範囲、必要ない。

   ☆

瞑想……とかしてても、
物欲はしっかりあるようで、
気がつくとちまちま、
必要のないものたくさん買い込んでいる。

要は俗物なのである。


○Ouija
いきつけの(なにそれ)ビレッジバンガードで、
こんなものをみつけた。

ウイジャ01

「おうじゃ」ではなく、「ウィジャ」。

なんだと思いますか。

カンタンにいってしまえば、
西洋式のこっくりさん。

マッチ箱くらいの箱の上面が、
アルファベットが書いてあるテーブルになっていて、
文字をひろう指示器は……

ウイジャ02

そのマッチ箱のなかに入っている!

このハート型の指示器はプランセットというが、
いかんせんこの大きさでは……

ウイジャ03

おもしろいので思わず買ってしまったものの、
実用にはまったく供せない。
パッケージの裏をみてみると、
このミニミニのゲームシリーズとして、
モノポリーや人生ゲームなどが見える。

ういじゃ04

「全部あつめよう!」

などと書いてあるが、
あのウイジャ盤の非実用性を考えると……
他のゲームも推して知るべし、である。

(できない)ゲーム付きキーホルダーというところ。

まあせいぜい、持ち歩くことにより、
興味を示した女性(なぜか女性限定)に、

「ああ、これ?これはウイジャ盤といってね……」

などと説明しつつ、
話題づくりのタネになるくらいがセキの山。

実用的な提案としては、
スタイラスで文字を拾うと自動的に文章が書ける、
DSのゲームにしたらいいんじゃないか。
もちろん、うけるかどうかは別。

しかし、電車の中で、
黙々とこっくりさんをやっている姿というのも、
不気味といえば不気味。


○パズル
ハナヤマのcastパズルのシリーズの中に、
NEWSというのがある。

news01

槌<ツチ>状の二つのパーツが、
組み合わさってできた六角柱。
その二つのパーツをばらせばいいだけのだが……

中にカンヌキのようなものがあるらしく、
カチャカチャと音がするが、
なにをどうしていいか、
さっぱりわからないのである。

六角形の面には東西南北
……NEWSと彫刻されているが、
これもなんだか意味がわからない。

アニメの「ルパン三世」が、
赤いスーツになってはじまったシリーズの中に、
ルパンがなんの手がかりもない卵形の金庫破りに挑戦する、
という話があったが、その話を思い出した。

とりつくシマもない、というのはこのこと。

……などと思っていたら、

あるとき、パカッととれた。



news02

アニメでは、考えられることをすべて
(爆破を含めて)試し終えて疲れたルパンが、

「開けゴマ!」

と叫ぶと、ガバ~と金庫が開くことになっていたが、
このパズルはもちろん、なにか叫んでも外れない
(ためしてみたけど(ためすなよ))。
まあでも、それくらいあっけないことは確かだ。

はずれたときは、
脳内麻薬が、アハーとあふれ出たのだろう、
うん、うれしかった。

ちなみに、ニュース(NEWS)という単語が、
東西南北の頭文字をとってできたもの、
というのはガセビア(俗説)だそうです。

   ☆

他にもちまちま買ったモノはありますが、
このまま続けているとキリがないので、
今日はこのへんで。



ごんいさん


山がつらなる。
これを険しい道行きとみるか、
山があらわす不動の性質がもたらす安定感とみるかは、占的による。

事態は停滞しているようにみえる。
ひとつ山道を登りおわったと思ったら、
また同じような山道が始まった…
いたずらに状況にハラをたてたりせずに、
町中では見られない、
高い山独特の草花を楽しんだり、風を感じてみる。

本を書いた……

ではなくて、
「つくって」みました。

けっこう本は好きなほうで……

といえば、
本を「読むこと」が好きなんだろう、
と、普通は思う。

そして普通、それで問題ない。

ただ、ぼくについていえば、読むのも好きだけど、
本というブッタイそのものも、ケッコウ好きだったりする。

そんなわけで思わず、このような お話を書いてしまったりする。
自転車と酒と本という、自分の好きなものを三つ混ぜただけの駄文だったりして……

ええと、話をもとにもどすと、
ずいぶん前にこんな本を買っていて……

自分で作る小さな本 (単行本)
田中 淑恵 (著)
出版社: 文化出版局 (2002/04)
ISBN-10: 4579208080

この本の中に手持ちの文庫本を愛蔵版……
ハードカバーに仕立てるやり方がのっていて、
それをやってみた、というわけである。

テスト明けの平日、
帰り道にあるユザワヤ によってみたら、
文房具売り場の片隅に製本コーナーというのがあって、
そこに製本キットという便利なセットがあって材料は一発でそろった(500円)。
これに加えてレザークラフト用のハトメ(300円)と、見返し用の紙(52円)と、
製本用のヘラ(700円)、寒冷紗を1m(305円)買った。

どういうわけかヘラのような一見、
ツマラナイものが一番高かったりする。
ヘラは、製本キットと同じ、
製本工房リーブル というところの商品で、
うん、確かに使いやすい。
やってみればわかると思うが、
これ、ケッコウ大事な道具だったりする。
多少高くてもまあ、しょうがないか。

製本キットには簡単な、作りかたの説明書もついていて、
上記の本とほぼ同じことが書いてある。
だから製本キットさえあれば、
こと文庫本のハードカバー化にかぎっていえば、
上の本は必要ないかもしれない。

この場合は、本をつくるといっても、
綴じは元の本のものをそのまま生かして、
要は、装丁しなおすわけだが、
もとの本には、あらかじめ買ってあった、
岩波の「易経」を使った。

この本、文庫本だから小さくて持ち運びに便利なのはいいが、
2分冊になっているところが気に食わなくて、
これを1冊にしたててやろうと思ったのがそもそもの動機。

まず、表の厚紙をべりべりとはがし、
著者には申し訳ないが、アタマの「解説」や、
岩波には申し訳ないが、奥付や最新刊の宣伝なども、
べりべりとひっちゃぶいて必要なところだけをまとめたのがこれ。
いわば勝手にアレンジしちゃっているのである。

上経の目次+下経の目次+経文+繋辞伝、説卦伝、序卦伝、雑卦伝、
という構成。
繋辞伝以下は削ってしまおうかとも思ったが結局残した。

しかし、この時点で横の幅が上経と下経で1ミリほど合わない。
この手の本ってぴったり同じ大きさじゃなかったりするんだ~
などと思いながら、買ってきた寒冷紗を短冊状に切って、
ぺたぺたボンドではりつけて背をツライチにする。


mybook01
しかし1969年が初版で、2007年には第50刷とある。
ほぼ、ぼくが生まれた年にリリースされて、
いまだに版を重ねるすごい本なのである。


mybook02
両側に見返しをつけて……


mybook04
上下に花ぎれをつけて、
見返しごとキットに付属していた裏打ち寒冷紗で背をくるむ。
しおりの紐は……ほぼ日手帳のものを外してくっつけた。
(2本も。ゼイタクだな~)


mybook03
カットしたボールをクロスでくるむ。
材料は全部キットについている。
裏表紙にハトメでアナをあけてある。
……さてなんでしょう。


mybook05
できあがた表紙で本文をくるんで……


mybook06
見返しを表紙になじませると……
やっと本らしくなった。

毎日ちょっとずつチマチマと作業を進めた。
年をとると集中力が落ちて、
一気呵成にモノゴトをすすめられないのである。


mybook07
裏表紙にあけた謎のアナには…


mybook09
「トラベラーズノート」のゴムひもをつけて、できあがり。
このゴムひもの径はだいたい1.5mmφ。
で、3mmφのハトメで穴をあけたわけで……

「トラベラーズノート」 と同様にゴムひもでしばれば、
カバンのなかでもばらけない。
「トラベラーズノート」のリペア用キットには、
何色か同じゴムひもがついていて、切れたりのびたり、
または色を変えたくなったらここから選べるようにした。

mybook08
裏表紙に穴をあけて、ゴムひもを通すやり方も、
そのままトラベラーズノートのつくりをパクった。

普通はこのあとに最後の仕上げとして、
もとの本のカバー絵などを切り抜いて、
あるいはまた、パソコンなどで自分でつくったタイトルを、
表紙や背に貼ったりする。

アルファベットのスタンプを買ってきて、金文字を押してやろうとか、
カバーの太極図の絵のところだけ切り抜いて貼ってみようとか、
はたまた、表紙の裏にモールスキンのようなモノ入れをつけてみようとか、
いろいろ考えたが、結局……

なにもしなかった。
当て紙して、レインガード吹いただけで。


mybook10
タイトルもなければなんにもない。
ただの茶色い布張りの本だ。
いろいろ考えたが、べつになにもしないほうが、
シンプルでいいんじゃないか、と、
最後には思ったわけで……

易経は別名「変化の書」ともいう。
してみれば、固定したタイトルはいらない、
という考えも成り立つわけで……

タイトルは開くそのたびに変化する。
日に十二回色を変える伝説のトカゲみたいに。



すいざんけん


前方に谷、後方に山。
先へ進むのにも後へ引くのにもままならない。
近くをその山に詳しいだれかがとおりすぎるかもしれない。
その人はどこからやってきたのだろう。
谷間を抜ける道、山を楽に迂回する道があるのかもしれない。
きいてみるだけなら損はない。
その人に意見を参考にするかしないかは、
あなたが決めることである。

今回の主役はコレ。

上海製の二つ眼。
シーガルっていう。
そう、ジョナサン。

シーガル

なんだかさわるたびにベタベタする。
どっかからグリースが漏れているらしく、
クレCRCを浸み込ませた布でぬぐう作業が欠かせない。

オークションで模型を売り払ったお金で買ったのだが、
今年のゴールデンウィークがデビュー。

まず撮ったのが、
ときどき出かける散歩道。

シーガル001
なんてことのない歩道橋。
ウエストレベルからみると、
どんなふうにみえるのかな、と思って。

ミョーにナナメに傾いているのは、
コントロールに慣れていないから。
二眼だと、覗き込んだ像は左右反対に振れる。

一緒についてきたカミサンは、
シャッターを切るまでの時間のあまりのトロさに、
しびれをきらしていた。


シーガル002
とある川の船着場だが、
赤い手すりが印象的だったので撮った。
気温が高く、ドブ臭かった。

シャッターを切るまで我慢強く待っていたカミサンは、
道端に吐き捨てられたガムをふんづけていた。
ふんだりけったり。
街中じゃそんなものか。


シーガル003
連休中は好天に恵まれた。
この階段をのぼると、小さな茶店がある。
ぼくはビール片手にところてんを食べた。
カミサンはお茶とおだんご。

機嫌が治るといいけど……と思ったが、
食べたら、ガムのことなど忘れたらしい。


シーガル004



シーガル005
知っている人は知っていると思うが、
これ、都内です。

23区内唯一の渓谷、等々力渓谷。

わずか一キロ足らずだが、とても都内とは思えない。
昔は、御茶ノ水あたりも「渓谷」だったらしいけど。

シーガル006
渓谷から出ると、お不動さんがあった。
いっぷくしながらの一枚。

おそまきながらのGW報告みたいになってしまったが、
本日これまで。

でんでん。


花が……散りました……。

こう書くと、
実にはかなげで、よい。

要は、花が散ったっていう、
それだけのこと。

最近は、風の強いの日が何日かあって、
ちいさな白い花も、
全部飛ばされてしまったろうと思っていたら……

一輪だけ残っていた。


ぼんさい3


今はほとんど花が散った直後の状態で、
はっきりいってなんか……きったない。
まあ、本人はいたって元気なんですが。

そろそろ、合羽橋あたりで、
平たい皿状の鉢(なんていうんですかね、あれ)でも買ってきて、
ちょっとした情景でもつくりたいと思っているのだが……

以前にも書いた気がするが、

模型とか般若心経とか、
なんでもそういう、
小さく凝縮されたものが好きで
(易システムもそう。
あれは凝縮された宇宙かも)、
「情景づくり」とかいってあまり凝りすぎると、
ボンサイだかジオラマだかわからなくなるので気をつけないと。

またそろそろ肥料をやらなければならないタイミングだが、
この時期に植え替えなんかしちゃって、大丈夫なんだろうか。
どなたかご存知でしたら教えてください。

前回は、

「読まされるほうはタマッタもんではない」

などと書いておきながら、
こうしてまたボンサイの話を載せてしまうのである。