徳川園の風景(入場は有料)
徳川園は、名古屋の街の中(名古屋駅発の、定期ルートを回る観光バスで20分ほど)にある、日本庭園です。
隣接する徳川美術館では、尾張徳川家の所蔵品を中心にした、さまざまな美術展が催されています。
龍仙湖
コイのエサが売られていて、コイたちはそれを投げてもらうのを待って、いつもこの辺りに待機中です。
小さなお嬢ちゃんが、エサを投げるたび水音あげて大騒ぎするコイたちに、大喜びです。
水辺はいつも、大騒ぎ
エサが水面に投げられるたび、コイたちは身体をぶつけ合って争奪戦、もう大騒ぎです。
近くにいた子どもたちは、それを見て、大はしゃぎ・大喜びです。
おこぼれにあずかろうと、ハトなどの鳥たちも、順番待ちをしています。
徳川園の風景
前方に見えるのが、観月楼。
観月楼
今日は、展示会のイベントが行われています。
武家装束展
とても良かったです。近日、原稿をまとめます。
徳川秀忠の鎧、火縄銃(持たせていただいた)、江戸時代の装束など、興味深く見せていただきました。
(説明されていた男性の説明が、すばらしかったです。ありがとうございます。)
2021年10月2日・朝10時頃に、日本庭園・徳川園(名古屋市 東区)に入場しました。
新聞地元紙(中日新聞)に、園内で武家装束展が行われていることが載っていましたので、それを見たいと思い訪れました。
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徳川園は、武家庭園(日本庭園)です。
名古屋駅から車で15~20分程の距離にあります。
JRの最寄り駅は大曽根(大曽根/中央腺で、名古屋から4駅目の駅)で、下車後徒歩10分程で園に着きます(バスなら、大曽根発の栄行きで2区乗車)。
平成16年に庭園として整備されました。尾張徳川家の宝物を展示する徳川美術館が、隣接しています。
自宅から20分程の場所に、徳川園があります(自宅から徒歩8分+JR1区3分+降車後徒歩10分)。庭園の花たちを楽しむため、そして隣接する美術館(徳川美術館)の展示を見に、折々訪れています。
小学生の頃(50~45年程前)、家も近かったので、この場所で遊んでいました。
園内に大きな池はなく(小さな池はあった)、どこでも見られる公園でした。驚くほどの変わり様です。
【徳川園について(公式サイト掲載文)】
徳川園は、徳川御三家筆頭である、尾張藩二代藩主光友が、元禄8年(1695年)に自らの造営による隠居所である大曽根屋敷に移り住んだことを起源としています。
当時の敷地は約13万坪(約44ha)の広大さで、庭園内の泉水には16挺立の舟を浮かべたと言われています。
光友の没後、この地は尾張藩家老職の成瀬、石河、渡邊三家に譲られましたが、明治22年(1889年)からは尾張徳川家の邸宅となりました。
昭和6年(1931年)、十九代当主義親から邸宅と庭園の寄付を受けた名古屋市は整備改修を行い、翌年「徳川園」が公開されました。
昭和20年(1945年)に大空襲により園内の大部分を焼失した後は一般的な公園として利用されてきましたが、平成16年秋に日本庭園としてリニューアルしました。
シュウカイドウ(秋海棠/シュウカイドウ科 シュウカイドウ属 多年草・球根植物)
「秋」の名がつくシュウカイドウが、美しく咲いています。
長い花期も、いまが盛りと言って良いと思います。
徳川園の東側の高台、水琴窟(すいきんくつ)を見下ろす状態で咲いています。
シュウカイドウは、もう1カ月ほど花を見せ続けてくれています。結構、長い花期です。
俳句では、秋の季語です。
シュウカイドウは、中国大陸・マレー半島に分布する植物。
日本には江戸時代に園芸用として持ち込まれた、帰化植物です。
湿気が多く、(直射日光では温度が上がり過ぎるのですが)明るい場所を好みます。
九州以北では、定着し野生化しています。
同属の多くの種が栽培され、それらはベゴニアの名で呼ばれています。
(シュウカイドウは、ベゴニアとは呼ばれません)
別名として、相思草、断腸花などとも呼ばれることがあります。
そんな名を知ると、何か深い物語が隠れていそうな気がします。
シュウカイドウの花①
シュウカイドウの花②
花の淡い赤色が、周りの風景ににじむ様です。
シュウカイドウの花③
徳川園敷地の東側に、茶屋風の小さな休憩場があります。
その脇で咲いていたシュウカイドウ、水琴窟(すいきんくつ)の上にかぶさって、咲いている状態です。
ホトトギス(杜鵑草/ユリ科 ホトトギス属 多年草)
ホトトギスも長い花期、8月に咲き始め、9・10月も花姿が見られます。
ショウブ園脇にある水路沿いにで、複数のホトトギスの株が、花を見せています。
ホトトギスは、山地の半日陰に育つ、日本の固有種です。
花の模様が、快い唄を聞かせる鳥・ホトトギスの、胸の模様に似ているので、この名がつけられました。
ホトトギスの花は、上を向いて咲きます。
ヤマジノホトトギスの花は、花びらがさらに開いて、平開するようになります。
ヤマホトトギスの花は、花びらがさらに開いて下のほうに下がります。
「花期が長い」「生命力がとても強い」「花の色合いに、深い味わいがある」の特徴があるため、観賞用として、庭に植えられえることも多くあります。
ホトトギスの花
秋がしみ込んだ野に、ホトトギスが花開く。
観月楼の前から、北方面を見る。
茶室に続く路①
茶室に続く路②
徳川園の敷地の、北西部分。その辺り一帯に盛り土をして高台とし、茶室を建てています。
茶室・瑞龍亭
徳川園内の北西側に、茶室があります。高台になっています。
茶室の中
茶室前から見える風景
スイフヨウ(酔芙蓉/アオイ科 フヨウ属 落葉低木)
一時、花数が少なくなっていましたが、この日は多くの花が咲いていました。
秋空に、白花を突上げるようにして咲いています。
フヨウは複数種が日本でも見られますが、変化しやすい種です。
(日本でフヨウが自生するのは沖縄・九州・四国であり、関東以南では栽培されているものが見られます。/中国・台湾にも自生します)
スイフヨウも、フヨウの変種のひとつです。
その性質は「おもしろい・興味深い」という言葉だけでは、とても表し切れないもの。
朝に白色で花開きますが、お昼近くには紅が差すようになり、夕方には濃いピンク色に色が変わります。
写真のように八重咲きのものが多く見られますが、一重のものもあります(五弁)。
花は一日だけの命です(一日花)。
花が赤く変わっていく様子を、「お酒を飲んで、酔っ払ったひと(顔が赤くなる)」に例え、スイフヨウ(酔 芙蓉)と呼んでいます。
スイフヨウの花
朝は白色で花開き、正午頃には花びらに紅が差し、夕刻には赤い色に変わって行きます。
スイフヨウの花
「赤く酔っぱらっている」という状態の、スイフヨウの花。
朝は純白で生まれてきた花が、同じ日の夕刻には、このような紅色に染まります。
(徳川園の外で撮影)
ヤブラン(藪蘭/キジカクシ科 ヤブラン属 多年草) ※リリオペや、サマームスカリと呼ばれることがあります。
徳川園にはまだヤブランの花(藤色)も見られますが、果実に変わっているものもありました。
画像は未熟な果実、熟していくと黒色になります。
ヤブランは、東アジアに見られる植物。花色は、薄フジ色~濃紫青色です。さわやかな青空の色です。
公園の植え込みにされるため(冬でも枯れないので、グランドカバーにされます)、植物に興味のないかたも、この花は目にしていることが多いです。
葉はとがった長い剣のよう、花穂は20~40cmほどで、そこには淡紫色の小さな花が30以上も咲いています。
秋に、それは多数の丸い果実になります。直径1cmほどで、秋には緑、冬には黒色(紫黒色)に、色づきます。
根の途中が肥大化し、そこを肺の機能を高めるバクモンドウ(麦門冬/ジャノヒゲの根の途中の肥大部)の、代用に出来るとされます(現在は、用いられない状態です)。
しかし代用というのは、本家(バクモンドウ)の薬効より、作用が落ちるということです。
【バクモンドウ(麦門冬) 性味:甘・微苦、微寒 帰経:心・肺・胃 効能:補陰・潤肺・止咳 】
【バクモンドウが配合された漢方薬 麦門冬湯(ばくもんどうとう) 温経湯(うんけいとう)など 】
スイレン(睡蓮/スイレン科 スイレン属 水生多年草)
スイレンも、長い間 美しい花を見せ続けてくれています。
午後にこの場所を訪れることが多かったため、このところ、開花した状態を見られませんでした。
(午後には、花を閉じていることが多い)
スイレンの花を描いた、モネの名画が思い浮かびます。
日本ではスイレン属植物は、ヒツジグサ(未草)しかなかったため。今見られるスイレン(睡蓮)は、幾つかの野生種を交配させたり、品種改良させたりして産み出されたものです。
日本では明治時代に外来種が入れられ、スイレンの栽培が始まりました。
※ オニバス(スイレン科の水生一年草)の成熟した種子の仁
【ケンジツ(実) 性味:甘・渋、平 帰経:脾・腎 効能:健脾・止瀉・補腎・固精】
【ケンジツを配合した漢方薬: 金鎖固精丸(きんさ こせいがん) 】
スイレンの花
美術館側の出入口すぐ、龍門の瀧の上の池に、花が咲いていました。
モネの描いたスイレン
モネが描いたスイレン(左上は絵が失われています/国立西洋美術館・東京 上野)
カエデ(楓、鶏冠木、蛙手/ムクロジ科 カエデ属 落葉高木)
カエデの葉が、あたたかい色を持ち始めました。
龍仙湖の湖面に、落葉がひとつ、浮かんでいました。
4月に咲いていたカエデの花、今はもう種子を作っています。
5つに分かれた葉は、その青さで、辺りを初夏の色に染めているようです。
カエデの仲間は128種類あり、これは北半球に多い仲間、特にアジアで多種が自生します(日本には26種があるとされる)。
葉は5つに分かれていて、それは小さな手のよう、色からすると、青ガエルの手のようです。カエルテ(蛙手)のイメージが、カエデの名前にさせました。
サンシュユ(山茱萸/ミズキ科 ミズキ属 落葉小高木)
生薬名:サンシュユ(山茱萸) ※熟した果実を用います
サンシュユの果実がなっています。
まだ未熟な緑色ですが、熟せばツヤツヤの赤になります。
その赤くつややかな果実を薬とするため、江戸時代に大陸から運ばれ、日本に定着しました(もともと日本では見られない植物でした)。
秋には、赤いつややかな果実が鈴なりになるのが好まれます。
春には、枝一杯に黄色い咲く花が好まれ(ハルコガネの別名がある)ます。
サンシュユは観賞用樹として愛されていて、今も、庭木として、公園樹として、目にすることがあります。
赤くつややかな果実は、見た目、甘くておいしそうなのです。
しかし食べると甘味はほとんどなく、酸味と渋味が強いものです。
生薬としての薬効について、果実が持つ酸味・渋味で、「身体からの(体液の)漏れ」を防ぎます。それは、身体消耗を防ぐ意味(薬効)を持ちます。
それは、「これ以上、衰えさせない・衰えを許したくない」の患者に対して、用いるという意味です。
【サンシュユ(山茱萸) 性味:酸・渋、微温 帰経:肝・腎 効能:補肝腎・補陰・固精・止汗】
【サンシュウを含んだ漢方薬:六味地黄丸(ろくみじおうがん)、八味地黄丸(はちみじおうがん)】
サンシュユの果実
サンシュユの果実は、10月~11月に、つややかな赤色に染まります(熟します)。
キキョウ(桔梗/キキョウ科 キキョウ属 多年草)
生薬名:キキョウ(桔梗) ※キキョウの根
茶室風の休憩所横で咲く、キキョウの花。
秋が進み、冬が近づくという時の流れの中、キキョウの花に会える機会も、残り少ないものです。
キキョウは昔、「朝貌(あさがお)の花」と呼ばれました。
つぼみは風船のようにも感じるもので、バルーンフラワーと呼ばれてもいます。
秋の七草(おみなえし・すすき・ききょう・なでしこ・ふじばかま・くず・はぎ)に数えられるもので、それはかって多く見られたという意味なのですが、日本の野山ではもうほどんど、目にすることが出来なくなっています。
開花後にはまずオシベが元気よく展開し、しばらくするとそれは失われ、続いてメシベが成熟します。
画像のものは、オシベが枯れて無くなった状態のものです(開花してからしばらくたった)。
薬用ニンジンのように太る根を、薬として用います。
民間薬的な用いかた
ノドが腫れて痛むとき
キキョウの根3gを1日量として煎じて(またはキキョウの根2gに、他植物のカンゾウ(甘草)3gを加えて)、1日2回・口内に含んでから、ゆっくりゆっくり飲みます。
化膿性の腫れ物が痛むとき
キキョウの根1g、シャクヤクの根とキジツをそれぞれ3gを、粉末にして混ぜ合わせ、1回量2~3gを取って、卵の黄身1個分を加えてかき混ぜ、白湯で飲みます。1日に1~2回飲みます。
漢方でも、ノドの薬とします。単独でも用いますが、肺熱(ノドの痛み、発作的に続くセキ)を抑えるセッコウとあわせることが多いものです。
鉱石なので重いセッコウを、その薬理作業を、ノドへと持ち上げるために必要な、『 船楫(せんしょう/ふなかじ)の剤 』として重要なものです。
【キキョウ(桔梗) 性味:苦・辛、平 帰経:肺 薬効:止咳・袪痰・排膿】
【キキョウを含んだ漢方薬: 銀翹散(ぎんぎょうさん)、参蘇飲(じんそいん)、十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)】
カン ボタン(寒牡丹/ボタン科 ボタン属 落葉小低木)
寒牡丹が、咲いていました。
花は終わり際で元気もなく見えましたが、花が見られたのは幸運でした。
自然のままに、1年に2度花を開きます(春と、秋~冬)。
ボタンは普通、年に1度、春に花咲きますが、寒ボタンは年に2度花を付ける変種です(開花は冬と春)。
春からは葉を茂らせますが、冬(秋~冬)の花期には、葉をほとんどつけません。
また生育には時間がかかり、花を咲かせるまで10年程も待たなくてはなりません。
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フユ ボタン(冬牡丹/ボタン科 ボタン属 落葉小低木)
通常、ボタンは4月半ば頃に花を咲かすものですが、冬ボタン(冬牡丹)と呼ばれるものもあります。
人間が、新年近くに花を見たいと思うがため、温室でボタンを促成栽培したものです(4℃で約50日間置き、その後15℃で10日程置く事で春が来たと思わせる)。
島根県・大根島での冬ボタン栽培が、有名です。
1~2月に花咲かせているボタンのほとんどが、この冬ボタン(冬牡丹)です。
自然の摂理に逆らって花を咲かせているため、命は削られ、多くは1年で枯れてしまいます。生き延びたとしても春咲きに戻り、以後冬に花を咲かせる事はありません。
生命は、強さと弱さを併せ持ちながら、明日を目指すものです。しかし、他に先駆けて咲く事を強要された生命は、いったいどんな思いを抱くのでしょうか。
見る者にとっても、それは美しく、そして哀しい花姿なのです。
ボタン園の様子
ボタンはまだ花期ではないので、一帯が静かです。
寒ボタン(かんぼたん)の花が、2っ・3っ、咲いていました。
(冬ボタンが年末~1月の花期、本来のボタンは4月中旬~5月初旬が花期)
サザンカ(山茶花、茶梅/ツバキ科 ツバキ属 常緑広葉樹)
サザンカの種類でしょうか、咲き始めを見ました
サザンカは、ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹です。漢字表記は、山茶花、または茶花です。
冬に強い木という印象があるサザンカですが、面白い事にツバキ科の植物は熱帯・亜熱帯をもとの住まいとするもので、日本はその分布の北限と言って良い場所です。
(サザンカ・ツバキ・チャノキは、温帯で育つ珍しい種です)
冬のサザンカは、寒さのなか笑顔で咲いているように見えますが、植物的には、かなり無理をしている状態なのですね。
ダンギク(段菊/シソ科 カリガネソウ属 多年草)
湖面近く、入っていけない所に、群生して咲いていました。
茎につく花が、段になっている(串ダンゴのように)のが、この名がついた理由なのでしょうか。
それとも、下部から、だんだん咲き上がっていく様子を、ダンギクの名で示したのでしょうか。
日当たりの良い草原、そして海岸の岩場などに自生する多年草です。
「キク」の名を持っているのですが、キク科ではなく、シソ科の植物です。
ミヤギノハギ(宮城野萩/マメ科 ハギ属 落葉低木・広葉樹)
茶室の入口で咲いていました。濃い花色が、ひとの目を惹きます。
日本特産種のマメ科植物で、宮城県に多いことからミヤギノハギと名づけられ、宮城県の県花になっています。
日本庭園ではよく目にするものの、野生では見ることが出来ず、期限など詳しいことが知られていません。
⇒ 10月2日の徳川園②( 武家 装束展 )に つづく
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⇒ 10月2日の徳川園(秋の花たち・武家装束展) をみる
⇒ 9月18日 血潮の色のヒガンバナ(2021年徳川園) をみる
⇒ 8月21日 カブトムシの唄、秋の花咲く(2021年 徳川園) をみる
⇒ 8月1日 カノコユリ、そしてホトトギス(2021年 徳川園) をみる
8月1日 タカサゴユリ、そしてシュウカイドウ(2021年 徳川園) をみる
⇒ 7月25日 刀剣乱舞の世界・徳川美術館(2021年 徳川園) をみる
⇒ 7月13日 夕刻に見た花たち(2021年 徳川園) をみる
⇒ 6月15日 ハナショウブと和傘の光景、そして刀剣乱舞 (2021年 徳川園) をみる
⇒ 5月8日 スイレンやショウブなど、水辺の花(2021年 徳川園) をみる
⇒ 4月26日 鯉のぼりと、ボタンなど、春の花(2021年 徳川園) をみる
⇒ 4月11日 咲き競うボタンの花に(2021年 徳川園)をみる
⇒ 3月28日 ツバキなどの花(2021年 徳川園) をみる
⇒ 2月21日 冬ボタンの花(2021年 徳川園) をみる
⇒ 2月9日 ウメやボケの花(2021年 徳川園) をみる
⇒ 1月9日 冬ボタンの花(2021年 徳川園) をみる
⇒ 12月19日 サザンカの花、赤い果実たち(2020年 徳川園) をみる
⇒ 11月2日 寒ボタンの花(2020年 徳川園) をみる