「目標を達成しやすくなる方法」 独立・起業を成功させるためのヒント
今日で1月も終わり。あっという間に今年も12分の1が過ぎ去ったことになる。このペースでいくと、今年もまた「気がつけば年末」ということになりかねない。果たして、年初に立てた今年1年の目標の12分1は達成できたのか?1月最後の今日。改めてこれまでを振り返り、ペースアップするなり軌道修正するなりして、目標達成に向けて進んでいきたいと思う。これまでにいろいろ試してみて、自分なりにこれが一番良いと思っている、目標を達成しやすくなる計画の立て方がある。それは「今年の自伝を書く」つもりで計画を立てることだ。例えば、スポーツ選手やアーティストが、「今年、年間最優秀賞を獲る!」という目標を立てたとする。まずは、一番上に、「私が年間最優秀賞を獲得できた理由」というタイトルを書いてみる。そして、タイトルの次に、本の目次をイメージしながら、「序章」と「あとがき」の間に10章分の欄を作る。まずは、序章として、目標を達成した瞬間について書く。自分が本当に年間最優秀賞に選ばれた瞬間を想像し、その時の感動、眼に映る表彰台での光景、周囲が祝福する姿、空に舞う紙吹雪……、といったシーンを五感いっぱい使ってイメージする。そして、年間最優秀賞を獲得できたら、どんなに素晴らしいか、どんなに嬉しいか、具体的に書き出してみる。あとはそのシーンを実現するために、どんな準備が必要かリストアップして、順番を気にしないで10の欄に順に書き込んでいく。最後に「あとがき」として、目標を達成した後の自分がどうなっていくか、どんな嬉しい成果を手に入れているか、どんな次へのチャンスを手にしているか、年初と比べてどんなふうに変化したか、どんなふうに理想に近づいているかを想像し、箇条書きでもいいので、想像できるハッピーな出来事を書き出していく。過去に読んだ誰かの成功自慢の自伝をイメージしてもいい。あくまで架空の本という気楽な気持ちで、目標を達成した瞬間やその時の気持ちなど、どこまでも自由に想像を膨らませた上で、その目標を達成するまでにすべき準備を10個書き出してみる。その結果、序章とあとがきに10章を加えた、全12章で構成された本の目次ができる。そして、10章分の準備すべき事柄を、どの順番でクリアしていくか、10個を並行してクリアしていくかなど、目次を見ながらじっくり作戦を練っていく。その時も、あくまでこれは「成功した人の自伝」だというイメージで、うまくいかない過程も、停滞する時期も含め、自分が「こんな本だったら面白く読めるな」と想像しながら、楽しんで書き込むとより具体的な内容になっていく。おもしろ可笑しく感じない、書けないとすれば、もしかするとその目標を達成する具体的なイメージが足りないのかもしれない。もしかすると、その目標を達成したいという本気度が足りないのかもしれないし、あなたにとって本当に必要な目標達成ではないのかもしれない。今年もまだあと11ヶ月ある。今年が終わる頃、思い描いた目標達成の瞬間を本当に実現できるよう、もっとペースアップしようと、今日、改めて気を引き締め直した。