まずは【視聴途中報告】っぽい話題から。

ずっと見たかった金世佳氏とディリラバ嬢の『Hope 誘拐特捜室』(原題:利剑・玫瑰)が ユネクで見放題になったので早速視聴開始しています。

予告動画

まだ、10話にも満たない段階ですが、誘拐された子供の家族の描写がしんどくて、重くて、やりきれない。

ドラマだと言って軽く見られない緊迫感に耐えきれず、見ている自分も一息つきたいけど、主任の重責と共に矢面に立つ邓妍(ディリラバ)に休息を取らせてあげたくなる。

でも・・・やっぱり見てしまう。序盤の感想はそんな感じです。

 

 

【おことわり】

こちらの【ざっくり雑感】は、筋追い版のように、細かく時系列にそって、筋、シーン、セリフなどを追ったものではなく、あくまでも感想メインのレビューです。

とは言いましても、ドラマのどの部分のことなのか、全くわからない、というのも困るので、多少、内容の補填や公式の画像に助けていただきながら、大好きなドラマの内容をよりよく把握するために、映像上、見えたり聴こえたりしている中に隠された意味、メッセージ、演出の行間を解釈したり、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露が中心です。

 

当然、私の視聴プロセスに沿って、ほぼ思ったまんま、駄々洩らしてる完全ネタバレが前提となります。

なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 『PAYBACK the series』の雑感をはじめから読みたい方は、

 

前記事未読の方は #1&#2 #3 #4 #5 #6前編 #6後編

 

『 PAYBACK The Series』

7話前編

 

ジョーおじさんが言ってたとおり、この回から本格的に、ジェイの復讐劇がヴェールを脱ぐことになります。

 

 

7話のアバンタイトル

 

~ジェイの自宅~

初出ですね。

デスクの目の前の壁には、お決まりの“事件ボード”のように、写真や資料が貼り付けてある。

へたに隠してないのは、今まで、ここには絶対に他人を入れなかったという証でもあります。

 

~20年前?の回想~

場所は、アメリカ マンハッタン。← ずいぶんアバウトな言い方。

言い争う両親を隠れて見ている少年時代のジェイ。

夫婦の話から推察するに、今まで通り、このままここで息子と暮らせばなんの支障もないと主張する(外に女を作った)旦那と、それに我慢できず、離婚を要求する妻。

女性の存在を認めると、しぶしぶサインし、あっさりと出ていく父。

 

アーサー(ジェイ)の視線を感じたのか、そっと近寄り、なにかを決意したように抱きしめる母。

 

その後、ジェイは父親とともにアメリカで暮らし、5年前、母の死によって、タイに戻ってきたってところかな。

 

これは帰国した当時、母の墓前に花を手向けたジェイ。

 

おそらく、飛び降り自殺とみられた母親の死には裏があって、復讐を決意したって感じでしょうか。

早速、7話の本編です!スター

 

アリスラビリンスの前で、ソンポーン・なんちゃら氏の車に轢かれそうになったものの、とりあえず、大事には至らなかったサン。

 

店の前で、ジェイからの電話で呼び出された先・・・アリスラビリンスの屋上に登ってくると、ベンチに寝転がっているジェイ。

 

寝てるジェイを置いて帰ろうとするサンに「俺がここにお前を呼んだんだ。まだ、なにも話してないだろ。そんな風に俺のことを避けるな」と窘めるジェイ。

 

サンが、自分を無視したいのも気づかないふりをしたい気持ちもわかるが、今より少しでも俺に心を開いてくれたら、と口説き半分、本音をポツリ。

サン「またずいぶん、馬鹿げたことを言って・・・」

ジェイ「ほらな。これがお前だよ。人を寄せ付けず、天邪鬼なことばかり言う。だが、実際はとても愛らしい。だが、そんなことを続けていても、楽しくないぞ」

ここまで見事に、自分のことを理解してくれる人が自分を求めてくれてる。

サンも動揺しないはずないよね。

 

ジェイがどんどん迫ってくるので、ちょっと狼狽えるサン。

耳元で囁くジェイ。

 

ジェイ「いつかお前のほうから、俺に懇願するようになるだろう。・・・今夜、俺と一緒に寝ろ」

 

サン「え? ・・・なんだって?」

びび:え? ちょっと心の準備が・・・← あなたはサンじゃないでしょ!

 

冷徹と前評判の高かったこのスパダリさんですが、サンとどうにかして、もっと親しくなって、あの時の恩返しもして、とにかく、サンを甘やかし倒したいらしいです。(笑)

 

 

~ジェイの自宅~

・・・ということで、ジェイの自宅に初来訪。

机の前の事件ボードを見て、足をとめるサン。

メゾネットの階下がリビングになっている造りで、先に下に下りていくジェイ。

 

残ったサンには、一瞬ではボードの内容が理解できない部分が多いながらも、机の上の写真立てをみて、それが、子供の頃のジェイと母親だろうと、気づく。

 

6話でのジョーおじさんの話は全部じゃなかったのね。

 

ジェイの母親パヴィニーは、ジェイがある程度大きくなるまで夫との生活に耐えていたものの、離婚後タイに戻り、夢見ていたエンターテイメントビジネスを立ち上げることに。

ということは、元からある程度、資産家だったってことよね?

とはいえ、パヴィニー自身は、タイのエンターテイメントの業界についてあまり知識がなく、どうしても、業界で20年以上の経験を持つコンキアットの力に頼らざるをえなかったらしい。

コンキアット、つまり、今のドリームエンタのCEOのことです。

 

ジョー<最初はうまくいってたんだが、その後、コンキアットは彼女をひどく裏切った。>

経営陣に裏で手を回し、理事会で、パヴィニーが無能なCEOだと信じ込ませた挙句、損失の責任を彼女一人に押し付け、失脚させるという絵にかいたような解任劇。

結局、パヴィニーは、自社の株式をコンキアットに売却しなければならないところまで追い込まれ、ひどいうつ病を患ってしまい、そこで、自らの命を絶つ決意をした、というところまで、

ジョーおじさんから聞いていたサン。

母子の写真を見て、ジョーおじさんの話が現実味を帯び、胸に迫ってきたところで、自分も階下に降りていく。

そこは、見たこともないような豪華なリビングで、吹き抜け空間をただ見上げるしかない。

広いテーブルの上には、付箋だらけの台本が、ところ狭しと並んでいる。

 

気に入ったか? と部屋の感想を問うジェイ。

 

サン「まったく(思わない)・・・」

サンにしてみたら、気に入るとか、気に入らないとか、そういう次元の話じゃないのよね。

 

秘密のオフィスみたいに乱雑だ、というサンの言葉に、少し不満そうな表情を浮かべるジェイ。

ほら、また天の邪鬼なことをいう。

少しくらい感動してくれたら、一緒に暮らす話にも弾みがつくくらい思ってそう。

 

あのじいさん、どうせ話すなら全部話せばいいのに・・・というところから、“ALICE'S LABYRINTH”にいるジョーおじさんが、パヴィニーがビルから飛び降りた時に、ジェイに電話してきた最初の人だったらしいことが判明。

 

ここで、ジェイとアーサー理事、彼が2つの名を使い分けていた理由について考えるサン。

サン「・・・つまり、ドリームエンタの人間は、あんたが創設者の息子だって知らないのか?」

鋭いね。

姓が違うことや、離婚後、タイに戻ったパヴィニーの息子について誰も見たことがなかった、という状況が功を奏したらしい。

大学もアメリカで卒業し、母親が社長だった頃からいる忠実な副社長の協力もあり、執行役員として、ドリームエンタの中枢部に入りこめたジェイ。

 

サンの中では、話しが繋がったような、繋がってないような・・・まだ、整理がついてないっぽい。

 

そんなサンになにか食べさせようとやっきになるジェイ。

食べないと言い張るうちに、ガクっと身体が揺れるジェイの様子を見て、睡眠不足に気づくサン。

 

3日寝てないというジェイとの間で、食べろ、寝ろ、の押し問答が続き、なんとか、寝室に連れていこうとする。

 

ジェイ「質問がある」

なんだ、改まって、と、掴まれた腕を見ちゃうサン。

ジェイ「お母さんと弟さんが亡くなった時、お前、少しでも泣いたか?」

その時のことは、思い出すのも辛くて、答えないサン。

 

ジェイを無理やり寝室に引っ張ってきたサン。

サン「寝ろ」

 

バックドロップ並みに、背後から抱きしめられ、ベッドに連れ込まれるサン。

ま、そりゃ、そうなるよね。(笑)

 

サン「なにしてんだよ!」

サンがどれだけ転げまわって、ベッドから降りようとしても、絶対、離さないジェイ。

そして、首元にちう💋攻撃(笑)

サン「おい、なにしてんだよ!ちょ、ちょっと何しようとしてる?」

す~~っと、シャツの中に入ってこようとする手を必死で止めるサン。

 

突然、急に動かなくなるジェイ。

重みで、びくともしません。

サン「おい・・・おい・・・あんた?ちょっと・・・クソったれが・・・」

ま、そりゃ、そうなるよね(2回目)

 

「少なくとも寝られりゃいいか。しかし、マジで重いな」と結局、そのままの体勢で、ジェイを寝かせることを選択したサン。

 これもある意味、愛でしょおねがい

 

しばらくたって・・・

なんとか、見計らって、ジェイの右手を外せた、と思ったのに、またまた、しがみついてくるジェイ様。

再度、チャレンジ(笑)

とりあえず、脱出成功。

 

サン「あ~、めっちゃ重かった」

肩をもみ、リビングのデカいガラス越しに、街の灯りを見下ろすサン。

帰ろうとした時、テーブルの上の台本らしきものを床に落としてしまう。

拾い上げた時に、つい、中身を見てしまうサン。

サン「・・・カメラを向けられるとパニック発作を起こす若手俳優:ヴェニス」

シノプシスを見て、なにかを考えたようなサン。

 

~大学の演劇部かなにかの支度部屋?~

翌日かな?

作業中、自分を訊ねてきたサンを見て、

どうしてここにいるのかわかったのか、訊ねるスカイ。

逃げ回る債務者を探し出すことを思えば、スカイを探すことなど朝飯前だと答えるサン。

 

もう芸能界で出来ることなど何もない、と淡々と話すスカイに、誰がオーディションを台無しにしたのか、知りたくないのか、と告げるサン。

そこで、はじめて、手を止めたスカイ。

スカイ「まさか、誰かがわざとそんなことをしたんですか?」

サン「もし、真実を知りたければ、今日の午後5時にスタジオ67で会おう」

 

一方、スタジオ67では、撮影に来ていたサニー(バンク)が、不用意にファンからの手紙を受け取ったスタッフに対して「普通なら、ここで撮影してることを知ってるはずがない。サセンだったらどうする」と叱責する。

スタッフがいなくなった後、手紙を読んでみると、「お前が、俺のオーディションを台無しにしたという証拠がある。誰にも知られたくなければ、建物の裏にあるトイレで会おう」と書かれてる。

 

~トイレ~

先に来て、待っているスカイ。

そこに現れたサニー(バンク)が、陥れたスカイ自らが現れたことで、更にスカイを罵倒する。

しばらく、やり取りをしながら、どうやら、自分を陥れたのがサニーだと気づいたスカイ。

 

二人が押し問答になった頃を見計らい、悠然とトイレに入ってきたサン。

 

ここで、はじめて、鏡越しに自分の顔をサニーに見せるサン。

ずっと隠してきた自分の正体をサニーに突きつける。

ここは、このドラマの見せ場の一つでもありますからね。

このサンのキメ顔も、いいでしょ?

 

その顔を見て、慌てて、トイレから出ていくサニー。

 

顔を見るなり、逃げ出したサニーを見て、サニーがサンにしたことはよほどのことだったに違いない、と推察するスカイ。

 

サン「わかったか?」

これは、スカイを騙した人間が誰だったのか、という問いかけでもあります。

スカイ「はい。教えてくれた通りでした」

 

改めてスカイに、カメラ恐怖症の俳優を主人公にした映画の脚本がある、君なら、そのキャラクターを一番理解できると思って、カジョーンさんに、その脚本を監督から受け取るように頼んである、と話すサン。

やるかやらないかはスカイ次第だが、ノーと言えば、俳優としてのキャリアだけじゃなく、復讐のチャンスも失うのだ、とサンが諭すと、復讐のために俳優を続けることがいいことなのかわからないが、P’カジョーンのためにもチャレンジしてみようと思うと答えるスカイ。

小さく頷くサン。

 

実は、サンからは好かれていないと思っていたと語るスカイ。

 

ほぼ初対面だったあの日、飲み物を差し出したスカイの様子があまりにも、弟に似ていて、辛すぎて、まともに顔を見ることすらできなくて、P’と呼ばれるのを拒んだことで、完全に、勘違いさせてしまっていたことに気づいたサン。

 

サン「そんなんじゃない。君のことが気に入らなかったんじゃなくて・・・君がただ、死んだ弟のことを思い出させたからだったんだ」

これを口に出して言えるようになったサンの進歩でもあります。

事情がわかり、これからは好きなように呼んでくれて構わない、と伝えるサン。

スカイ「はい・・・P’サン」

微笑むサン。

 

~ドリーム本社 カジョーンのオフィス~

スカイが戻ってきたことを、心の底から喜ぶカジョーン。

自分の問題は、自分で向き合うしかないからな、と理解を示すカジョーンに対し、「もう問題に直面したくない」というスカイ。

「だが、問題は自分を成長させるものでもある」と、これまたいいことを言って(笑)、早速、女性監督カーンのもとへキャスティングオーディションに向かう一行。

 

~カーン監督のオフィス~

意気込みも十分なカジョーンとスカイの様子を見て、早速、オーディションを始めるカーン監督。

※個人的にはこのカーン監督、大好き!

 

カメラを怖がる俳優役の演技なんて、スカイにとっては演技じゃないんだけど、迫真の演技だと思われ、カーン監督からは好感触を得たスカイ。

 

待ってる間、ソファで寝ちゃうカジョーンを叩き起こすサン、最高!(笑)

 

(ついでに、なにかサンに合う役があれば、とキャスティングオーディションをやってもらうんだけど、“彼には、よい俳優になる可能性があるが、今少し準備が整うまで待つ必要がある”という言葉で、やんわりとお断りされてしまうの。(笑) ←でも、ここで演技を見せたことが、あとからちゃんと効いてきます

 

この脚本はプロジェクト自体が中止になったはずなのに、これをどこから? 知ってるのは投資家だけのはずなのに・・と、監督から聞かれてしまうカジョーン。

それでピンと来たカジョーンの表情、何度見ても🤣

 

この脚本の件を持ち込んできたサンとアーサー理事の二人がそういう関係だとは思いたくないが、そのせいで特権が与えられているのか?と心配するカジョーン。

スポンサーとズブズブになってしまったサニーの二の舞にはさせたくないのね。

 

サン「自分がなにをしているのか、ちゃんと理解しています」

サンのまっすぐな目を見て、その言葉を信じることにしたカジョーン。

何事にも慎重になれ、というカジョーンの忠告を心に刻むサン。

 

実際、スポンサーとズブズブになってしまったサニーを引き合いに出し、サンのことをきつく戒めたカジョーンの言葉の意味がわかるシーンが次にやってきます。

 

~アリスラビリンスのVIPルームの一室~

ドリームのCEOのコンキアット、サニー、そしてサニーのスポンサーであるソンポーンの3人が酒を飲んでいるところに、目隠しをされたトゥーオが連れてこられる。

あ~あ、結局、変態親父の食い物にされるんだ。

当然、トゥーオには、火事を装って助けてくれるような支援者はいません。

 

まるで、さも普通のことみたいに、ズボンのチャックに手をかけたソンポーンの隣に座らされるトゥーオ。

ソンポーン「未来を望むなら、自分の口を使って未来を切り開いてみたらどうだね?」

 

口で奉仕させられるトゥーオの姿は、実直だけど力のない(お人よしな)マネージャーのカジョーンを蹴って、ズブズブの世界に飛び込んでいったサニーの過去の姿なんだろうけれども、自ら了承してる、してないの差は大きいよなぁ。

 

コンキアットを連れて、部屋から出たサニー。

最近、ドリームに入ったサンという研修生を追い出したい、奴が業界にいられないようにするためなら何でもやる、とはっきり打診する。

その研修生に何をしたんだ?と問うと、昔、よく金を借りてた、何を怒ってるんだかしらないが、いやがらせばかりしてくる、とお得意のフィクションを交えて答えるサニー。

でも、コンキアットにはお見通し。

今の話が本当ならば、色をつけて、金を返せばいいだけの話なのに、業界から排除したいなんて言い出すのは、サニーが金で解決できないことをやらかしたに決まってる。

問題が起きれば、いくら、投資家のゴリ押しだとしても、進行中のドラマの主役の話などご破算になる。

 

でも、コンキアットが懸念してる問題は、それだけじゃないっぽいね。

実際、コンキアットは会社や業界を牛耳りたい意志はあっても、本来、ソンポーンみたいな投資家にいいように扱われるのも、それにかこつけてでかい顔をするサニーのことも気に入ってるわけじゃないのは明確です。

 

~パーキンのスタジオ~

カーン監督の短編映画『NO NAME』の話はとんとん拍子で話が進んだらしく、今日は、スカイのスチール撮影の日。

 

衣装に着替えたスカイ。案の定、カメラへの恐怖が襲いかかってきたものの、それでもなんとかパーキンの撮影を終える。

安心したのも束の間、映画の宣伝担当が構えたカメラやインタビュアーに迫られているうちに、とうとう、みんなの見ている前で、パニック発作を起こしてしまう。

 

スカイをずっと見てきたカジョーンでさえ、スカイがカメラを見ると緊張してしまうのはわかってたけど、ここまでひどい状況だなんて思ってなくて、それでも苦手ならば、と映像の仕事を無理強いすることなく、舞台の仕事ばかり取ってきていたっぽい。

 

パーキン「あれは、ただの緊張なんかじゃない。本物の病気だ」

今まで気づかなかったマネージャーを非難するパーキン。

誰にも言ったことなどなかった、と庇うスカイ。

ここのBossもねぇ、厳しい態度ながらも、色気があってカッコよくて、目を引いてしまうラブ

 

さすがに、これは、監督を含め、協議問題だよね。

 

カジョーンとサン、そしてスカイの三人だけになったところで、原因について、重い口を開くスカイ。

自分でも、病気だという自覚まではなかったらしい。

高校生の頃、先輩たち複数人から、通り過ぎるときに挨拶しなかったという理由だけで因縁をつけられ、

トイレでズボンや下着も脱がされ、ビデオを撮られるという性犯罪の被害にあってたのね。

どんなに謝っても、泣いて頼んでも、暴行をやめてくれなかった。面白がって、一部始終をビデオに撮られた、と。

それを聞きながら、涙を流すカジョーン。

あまりのことに、言葉を失くすサン。

 

「もう何年も前のことだし、大丈夫です」と強がるスカイ。

 

なにも気付いてやれなくて、本当に申し訳なかった。一緒に、セラピストのところに行こうな、というカジョーン。

みんなのおかげで、今日、宣伝用スチールの撮影自体はやり遂げられた、だんだん良くなっていると思う、と答えるスカイ。

もし、今度、その忌まわしい奴らの顔が浮かんだら、自分(サン)の顔を思い浮かべればいい、というサンのちょっと的外れだけど真剣な励ましに、カジョーンもスカイも泣き笑い。

こうして、誰にも言えず、苦しんできたスカイの心の傷が、少しずつ、氷解していくといいね。

ちゃんと、カウンセリングにも通えば、今は薬でコントロールしたり、仕事だって調整することで可能になる場合もあるんだもの。

これからは、どんな問題であろうと、全部、自分に話すように、というカジョーン。

この三人、本当の意味でここからスタートです。

 

~ドリーム本社 カジョーンのオフィス~

だがしかし・・・

お世辞にも売れっ子とは言い難いスカイとサン、そしてカジョーンの3人でまったりしていたある日(笑)、サンのスマホに、ジェイから矢のような、

>なんで、すぐに反応しない?

>仕事中か?

>俺より仕事を優先か?

>今夜も一緒に寝に来い!

・・・という、絶対添い寝だけじゃすまないのが予想できちゃう催促メッセージが流れてくる。(笑)

 

サン>無理。明日はあさイチから仕事!

 

覗き見るカジョーン。

絶妙な角度で画面を隠すサン。

 

>お前が俺より仕事を優先するなら、仕方ないから俺も働く。とにかく、これから会議だ。

 

サン「・・・やれやれ」

 

カジョーンさんは、新人俳優と会社幹部のイケナイ関係を心配してるかもしれませんが、これ、誰がみても、ツンとデレ(死語)な恋人同士のやり取りだと思います。

 

~ドリーム本社 会議室~

会議というのは、本当でした。

しかも、打ち合わせレベルじゃない、ドリームエンターテインメントの取締役会議(笑)

 

超ヒットした映画のドラマ版をドリームが制作する巨大プロジェクトが進行中。

今までも、何回か話題に出てた、例のソンポーンが巨額の投資をしてる『The Memory』っていうドラマね。

まだ、詳細なキャストは決定前ではあるものの、主演は、サニーでほぼ内定。

そこに、一人挙手し、「サニーよりも合う人がいる。例えば、ペンヌンのように」と意義を唱えるアーサー(ジェイ)。

 

ペンヌンというのは、芸能界でも人気トップであり、ドリームの看板俳優。

会社の成長のためにも、新しい才能を育てなければならない、というコンキアットの主張に対し、この役に誰がより適しているかを検討する必要がある、と曲げないアーサー(ジェイ)。

結局、スポンサーの意向に従わざるを得ない会社の実情をコンキアットの口から暴露させ、一旦、保留にさせることに成功。

 

会議が終わってから、部屋に戻ってきたコンキアットが、取締役たちの前で恥をかかされたと荒れ狂う。

 

生意気だ、自分をやり手だと思ってる。

アイツをなんとしてでも、会社から追い出せ!

結局、発想はサニーと一緒じゃん!

 

~『NO NAME』撮影現場~

カウンセリングに通うようになり、監督やスタッフの理解を得て、そのまま、主演として続行することになるスカイ。

役なのか、スカイ本人なのか、みんなが固唾を飲んで見守るなか、なんとかシーンを撮り終える。

まだまだ、現実にはキツそうではあるけれど、それが一つ一つ、スカイの自信に繋がっていくのね。

サンもすごく協力的で、現場で誰かとなにかを成し遂げていくっていうことを学び始めたような感じ。

 

撮影後、三人で飲みに行き、どんどん信頼を深めつつある中で、この時、バックで流れるOSTのジャズバージョンがすごくいい感じ。

 

そんな和やかなムードの中、ドリームの看板俳優、ペンヌンのスキャンダルが発覚。

MAXたんが本格的に登場します。

 

そして、ペンヌンの親友でもある、アーサー理事の解任を求める気運がドリーム社内で静かに広がり始める、といったところで、次は、いろんな意味で盛り上がる8話です。

 

★『 PAYBACK The Series』8話前編に続く★