『コインロッカーの女』、『最後まで行く』に続く韓国ノワール祭り!
第三弾は『ハイヒールの男』で行ってみます!('∀`)ノ
まさにチャ・スンウォンのために作られた映画と言えます。
このキャラクターはおそらく彼以外に出来ないと思います。
最強で最高の格闘技マスターであり、妖艶で男の、いやある種の中性的な魅力。
なまじの俳優ではとても演じられない、まさに彼だけの映画!
なにしろスタイリッシュで洗練されていて、かつ『色気』のある男。
ある意味濃すぎる感もありますが、モデル体型(元モデル)で、無駄のない筋肉、それは男も憧れる・・・そんな主題の映画でした。
職業は刑事で、ヤクザも恐れ、逆にファンになってるヤクザまでいるぐらいの男。
↑画像はスタイリッシュに銃を構えてますが、基本銃は使わない男です。
オープニングシークエンスでも魅せますが、究極に鍛えたボディから繰り出す格闘技で、素手で相手を倒します。
それは土砂降りの雨の中、傘をさしたまま大勢のヤクザと立ち回り、全員を倒しても体は濡れていなかった・・・みたいな強さです。
公式のクロックワークスの宣伝コピーです。
その男、最強の刑事。-その男には秘密がある。
韓国NO.1個性派俳優、チャ・スンウォン主演
-禁忌禁断のエキセントリック・クライム・アクション!
最強の男が隠し続けた、もう一人の<女>
この最強の男で刑事にはたったひとつ、最大の秘密、というか悩みがあります。
彼は『性同一障害』だったのです。
・・・さすが韓国映画、斜め上のシナリオだわ(;´∀`)
撮影中のスチールですが、左がチャ・スンウォンの中学生時代を演じたイ・ドンギル、となりがBL体験をしてしまうホン・テウイ。
このときの体験が、自分の中の『女』で、女になりたいという気持ちを否定するために極限まで身体を鍛え、究極の男を極めて行ったわけだ。
オープニングシークエンスでの大立ち回りを最後に、ついに彼は自分に正直に生きようと決意する。刑事を辞め、女性として生きようとするのだ。
しかしそんな順調にお話が進むほど韓国映画は甘くないのだw
結局その最初の大立ち回りが歯車を変えることになっていく。
同僚の若手刑事役はコ・ギョンピョが演じる。ファンには申し訳ないけど、正直ほかのベテラン俳優に紛れて演技の青さ、下手さが露呈した感じ。
ちなみにドラマ『ネイルもカンタービレ』で、コ・ギョンピョを溺愛するお父さん役をやったアン・ギルガンがヤクザの用心棒役で、チャ・スンウォンとタイマンになりますw
スタイリッシュだけどアンニュイな雰囲気、しかも男だけどセクシー!
ファニーシーンもあり、ダークなだけなエンターテインメントではありません。
一歩間違えばコメディになりそうなギリギリのところもあるけれど、真面目に性同一障害の苦悩も描いています。
とにかく、チャ・スンウォンの不思議な色気に酔いしれてください。
オススメです!
次回は『応答せよ1994考察キャスト編』に戻りたいですw('∀`)ノ
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そんじゃアンニョン♪('∀`)ノ