ドラマ『応答せよ1994』キャラクター編②を書く予定が、シム・ウンギョンの最新作が日本で公開されるってブログ書いちゃって間が空きました(;´Д`)
で、キャラクターのチルボンことユ・ヨンソクを調べてたら映画『オールドボーイ』がデビューだと言うじゃありませんか!
知らなかったんで見直してみたらいましたっ!(@_@;)
チルボンはナジョンに出会い、日本とメジャーリーグで活躍する前の野球少年時代にスレギとナジョンの関係と同じだったんですね!・・・違うわ(;´Д`)
『オールドボーイ』は後味の悪い名作で、ハリウッドリメイクも見てました。
にしても2003年だからもう15年も前の作品ということになります。
ネットで拾った画像だけど、近くで『殺人の追憶』撮影してたソン・ガンホが遊びに来てたお宝なツーショットがありましたw
そんで、考えたらドラマの合間に『ハイヒールの男』と『コインロッカーの女』、『嘆きのピエタ』なんてフィルム・ノワール見てたんで書いてみたくなったw
フィルム・ノワールとはフランスの閉塞感のある暗い、主に暗黒街の映画のことで、ジョン・ウーが香港で『男たちの挽歌』を発表した時に香港ノワールと呼んだことから、韓国映画でも一連の作品は韓国ノワールなんて言い方をします。
『コインロッカーの女』、原題は『チャイナタウン』っていうんだよね。
韓国の中華街を牛耳る女ボスのファミリー。かなりエグい。
今はドラマ『トッケビ』で人気のキム・ゴウンが主人公。
コインロッカーに捨てられ浮浪者に育てられファミリーに売られてきたその子役時代を『新感染』のキム・スーアンが演じている。
ファミリーは表向きは写真館を営んでいるが、裏は密入国の斡旋、受け入れ、暴利の闇金で、返済できない場合は殺して臓器売買。専門のドクターもファミリー。
そんな愛を知らず非情な世界に生きるキム・ゴウンが取り立てに行って出会ってしまったのがパク・ボゴム。
最初はなんか裏があるんじゃないかと思うほどお人好し青年。
父親の借金で家中の家具に赤い差し押さえのテープが貼ってあるの気づいただろうか? キム・ゴウンとは違うベクトルの純粋さだったわけだが。
実際のボゴムも父親の借金で苦労していて自己破産してるって読んだことがある。
家計を助けるために芸能界デビューしたとか『花より青春』で言ってたな。
例の天然なお人好しぶりにナイフ片手に持って訪れたさすがのイリョン(キム・ゴウン)も調子が狂う。
ボゴミーの魅力に出会って三回目でワンピース着ちゃうぐらいの乙女に♡
けどそんなシアワセなんて続かないのがノワールの世界。
『恋のスケッチ~応答せよ1988』のメンバーだったコ・ギョンピョもそうだが、シアワセなんてないのがノワールの世界なのだ。
コ・ギョンピョは『ハイヒールの男』にも出演してるんだけど、奇しくもこの『コインロッカーの女』と同じ末路を辿っている。
ノワールのである以上救われないのだ。
キム・ゴウン、笑顔を封印した作品だけどスチールショットではこの笑顔。
しかしノワールとは言え銃じゃなくてほとんど刃物ってのが痛そう。
ボゴミーファンにはショックな映画だろうが、ノワールとしては綺麗な方だと思う。『オールドボーイ』のような後味の悪さのない映画だった。
オマケでキム・ゴウン・パク・ボゴムのCM
脱線したのでまた次回!('∀`)ノ
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そんじゃアンニョン♪('∀`)ノ