バッテリーを外すと、BIOSの設定も吹っ飛んでしまうんですのよ。 | パソコン修理の『ゆーもあねっと』®

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本日ご紹介するのはこちらのノートパソコン。

まあ、例のごとく動きが遅いということで、SSD換装を提案させていただきました。

写真は、SSDへクローンを作成しているところですね。

 

 

それが終わったので、ガワを開けてHDDを交換していきます。

ここ近年のモデルだと、バッテリーが内蔵されていたり、ネジ止めされていたり、

昔みたいに、バッテリーがハズレせないようになってます。

 

バッテリーぐらい、自分で交換できるように(設計)すれば良いじゃん!と思うのですが、

どうもそうしたくない理由もあるみたいです(後述)

 

 

HDDは、ネジ止めされているワケでもなく、ゴム製のマウンタで固定されていました。

 

 

KINGMAX製( 芝製3D TLCフラッシュ、Phison製コントローラー使用)のSSDに変えていきます。

下手な格安SSDに比べて、十二分に信頼がおけますから、よく活用してます。

 

 

 

さて、交換したところで、電源を入れてみたのですが

 

 

どうもBIOSの設定が吹っ飛んでしまったようなので、

もっかい設定し直せや(゚Д゚)ゴルァ!!と、怒られてしまいました。

 

ノートパソコンのバッテリーが、容易に交換できない理由はここにあるんでしょうね。

一般的に、パソコンはBIOSの設定を保存するのに、リチウムボタン電池を用います。

仮に電源が供給できなくても、マザーボードの日時などの最低限の設定を保持するためです。

しかし、このモデルではその保存をバッテリーに依存しているみたいで、

それが故に、バッテリーを外すとそれが初期化されてしまうみたいです。

 

ノートパソコンは、昔に比べて軽量化と薄型化が進行しています。

それは、バッテリーの進化と、マザーボードの簡略化によるモノです。

ただ、簡略化しすぎるのも考えものかなと。

 

ちなみに、HDDからSSDへ換装した結果は以下の通りです。

 

 

左がHDD、右がSSDですが、起動からEgdeを立ち上げるまで、およそ半分以下(いや、それ以上か)の時間。

なので、パソコンが遅い遅いと嘆いている方は、SSDへの換装を強くオススメします。