Hirogの業務日誌―広島大学総合博物館

スタッフたちによる記録やつぶやき


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ヨダレカケです。先週末の土曜日に本年度の学芸員養成プログラムの最後を締めくくる資料取り扱い実習を実施しました。本学では5学部(理、文、生、教、総)、3系(歴史/考古、自然、美術)の総勢46名の学生が、3系全分野の資料を取り扱うという意欲的なプログラムを開始しています。

本年度は、その初年度でした。年末の歴史考古(土器や石器、文書や掛け軸、日本刀等)、美術(絵画、掛け軸、茶器)などに引き続き、この度は、魚類液浸標本と化石、岩石です。

私は前半の魚類液浸標本の作成と、特定化学物質2類であるホルマリン(ホルムアルデヒド)使用の注意点について担当しました。


白衣にマスク、手袋と完全防備の学生たち全員に「瀬戸内海の海産魚類」(当然、生です)を配布しました。

「標本」となるには、採集情報や種名等の標本情報がしっかりあることが条件です。
魚体を洗浄し、専門の図鑑で種を同定します。

「標本」とは適切な保存処理が成されていることが条件です。
体を伸ばし、昆虫針で固定して、尾側から鰭を立てていきます。ねじれていたりしては駄目です。

鰭立てした部分に、ホルマリン原液を塗布し、鰭の固定を行います。

イヌノシタ

クロメバル

ホルマリンを塗布し、固定されるまで15分程待っているところ。
体の表面が乾燥しないようにガーゼを濡らして保湿しています。
その後、タグズ付けし、ホルマリンに浸漬、ホルマリン廃液の取り扱いを講義し終了です。

サヨリ、マゴチ、セトダイ、マダイ、チダイ、クロダイ、クラカケトラギス、カワハギ、マコガレイ、メイタガレイなど16種46個体を鰭立て/防腐処理し、標本として登録しました。

実習生の皆さんも時々、悲鳴のようなものをあげていましたが、生き物を実際にさわり、楽しく実習できたと思います。半年間の実習、お疲れさまでした。立派な学芸員となって再会できることを楽しみにしています。










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