お灸をしよう! 444回
おはようございます(‐^▽^‐)
ほうしゅんどうの西山です(。-人-。)イツモカンシャ
それ程寒さ感じぬ夜明け前でありました
この時期としましては、
朝から気温も高めでして、
風は少々強めでありますが、
冬の冷たさを感じずに過ごせそうであります
唯、
入れ替わりに花粉が結構舞っているようでして、
花粉症持ちとしましては、
まだ寒さの方が良いのでありますが
ではでは、
今日もお灸を据えていきましょう
今回据えるツボは
「懸鍾(けんしょう)」
であります(°∀°)b
「鍾」は「鐘」と表記されることもあります
場所は下腿付近となります
また、
こちらは2010年10月14日
に紹介したところであります
懸・・・かける。かかる。つるす。心配する。宙に浮かせる。
つるしたさま。かけ離れている。はるかに遠い。
決着がついていないさま。未決の。
楽器の鐘や磐(けい)をつるす桟。
鍾・・・酒の貯蔵器。さかつぼ。さかずき。
単位名。春秋時代、斉の容量の単位。一升の六百四十倍。六斛(こく)。四斗。
あつまる。あつめる。数多く集まる。
鐘・・・かね。打楽器の一つ。
銅あるいは鉄製で、つりさげて、槌などで打ち鳴らす打楽器。
かねの音。時を知らせるかね。
(漢辞海より)
こちらのツボの位置は下腿外側にあり、
そこから下にある外踝の形が、
吊り下げられた鐘のように見えるところから、
或いは坤秋のツボの位置付近に踊り子などが
鐘の形の鈴を吊り下げたというところなどからの
由来となっておりますφ(.. )
別名「絶骨(ぜっこつ)」
絶・・・たつ。断ちきる。絶交する。尽くす。たえる。(縄や糸が)切れる。
止まる。やむ。絶命する。死ぬ。枯渇する。精力をそそぐ。
超越する。わたる。川を横切り渡る。道などを横切る。
頂点に達したさま。非常に優れたさま。山がけわしいさま。
はるかに隔たったさま。かけ離れたさま。非常に遠い。
非常に。はなはだ。まったく。全然。たえて。
非常に優れた能力。
骨・・・ほね。動物のからだを形作り支えるもの。
物の支えとなる組み立て。詩文・書法の剛健
な風格。人格。気概。人の品格。骨相。死者。
むくろ。花のつぼみ。
つまらなくごとごたした物事。陳腐なものやことば。古道具。
収集や鑑賞の対象として珍重される古美術の類。
また、その収集家。
(漢辞海より)
ツボの付近にあります長・短腓骨筋と
腓骨間付近が溝のようになっており、
骨が絶えたように見えるところから
来ていると言われております
またこちらのツボは、
「八会穴(はちえけつ)」の「髄会(ずいえ)」にもなっております
八会穴・・・腑・臓・筋・髄・血・骨・脈・気のそれぞれの気が
聚(あつま)るところで、腑の病は腑会に、臓の病は臓会に取る
というように応用される。
(参照:新版経絡経穴概論)
効能としましては、
お腹が張る、胃炎、食欲不振、首や項のこわばり、大小便が出づらい、
下痢、喉の痛み、高血圧、鼻血、痔出血、瘀血、脚気、半身不随、
膝や脛の痛み、足が曲がらない、陰部のひきつり、鼻の中が乾く
などに良いとされております
φ(.. )
では場所の説明に入ります(^-^)/
位置関係としましては、
こんな感じであります(°∀°)b
モデル:トヨハル君
外踝の尖ったところより
上へ指4本分進んだところの
腓骨前方付近が今回のツボとなります(σ・∀・)σ
では場所が決まりましたら
いつものように
お灸を据えてみましょう
レッツお灸
季節の変わり目は、
どことなく体の不調を訴えやすくなる時期であります
こうした時に普段から生活のリズムを崩しがちですと、
一気に調子を崩してしまう原因ともなりかねません
ですので、
出来る限り起床時間と就寝時間は変えぬように心掛け、
お休みの日も起きる時間は余り変えずに、
もしまだ眠足りない場合は、
軽いお昼寝などで補うようにしておきましょう
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