ホーリーの雑記帳

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Wonder Foolのユキイロサインをプレイし終わりました!!

ずっと楽しみにしていたので発売日に有給休暇をとり金土日はひたすら家にこもってプレイしていました。

期待を上回るくらいとても良かった作品でした!

そんなユキイロサインの感想やレビューをまとめます。

 

■公式サイト 

 

 

 

■雑感

とにかくよかった!!

それしかでてこない作品でした。

プレイしていて感じる雰囲気やプレイ後の余韻がとてもよかったです。

 

シナリオが冬野どんぶくさん、原画がうみこさんとアオナツラインでおなじみの方々に加え、SB69で素敵な音楽ばかり作りだすFelion Soundsが音楽を手がけて、しかも冬を舞台にした作品という初報の時点で期待が高まり、さらに体験版をプレイして感じた期待をも超えてくれた作品でした。

 


○立ち絵・イベントCG
うみこさんが描きだすキャラクターってとてもいいなと改めて実感しました!
アオナツラインの時には立ち絵とイベントCGで別人にみえてしまうことがあり違和感を感じたことや、えっちなシーンのCGでもえっちにみえないこともありました。
しかしユキイロサインではそのようなことが全くなくてびっくりしました。
立ち絵のポーズもよかったですしどの表情もすごくイキイキとしていました。
イベントCGの枚数もとても多いにも関わらずどのCGもとても綺麗でかわいかったです!!
えっちなシーンのCGもとてもえっちでした!!
アオナツラインの発売から2年が経ち、ラノベの表紙やキャラクターデザイン、漫画などなどいろんな仕事を経験されて、パワーアップされたんだなと感じました!!
今後のうみこさんの手がける作品がとても楽しみになります!!
maimiさんがチーフをつとめた彩色も素敵な色使いでアオナツラインに引き続きとてもよかったです。
彩色でイラストの印象は大きく変わると思うのでmaimiさんの彩色の力も大きいと感じます。


○シナリオ
「全てが等身大で全てがありのまま」
「一人一人が主役で脇役の群像劇」
「世界の片隅で紡がれるありふれたストーリー」
公式ホームページのコンセプト通り、飾らない日常だからこその5人で織りなすストーリーにひきこまれました。
どのキャラの個別ルートでもそうなのですが、誰も悪くないし誰も責められないのに、ちょっと歯車の組み合わせが悪かったせいで起きてしまったすれ違いやギクシャクがうまく描かれていました。そして5人の群像劇だからこそ、5人で乗り越えてたどり着くあたたかな結末がとてもよかったです。


○BGM
SB69で素敵な音楽ばかり作りだすFelion Soundsが音楽を手がけるというだけで勝利確定だと思っていましたが本当にその通りになりました!
ピアノを基本とした作品の雰囲気を損ねないしキャラクターの心情に寄り添ったBGMがとても心地よかったです。
ノベルゲームの雰囲気を作り出すうえでBGMはとても大きな役割と果たすと思っているので、Felion Soundsは本当いい仕事をしたなと思います!!


○声優
・猫村ゆきさん
普段はクールだけど実は心優しい勿来美玖をすごく的確に表現されていると感じました。
声優さんが演技しているのではなく美玖がしゃべっていると思ってしまうほど自然な演技でした。
・北大路ゆきさん
お調子者で臆病で小心者なスヴェをうまく演じられていると感じました。
美玖を呼ぶときの声とかがとってもかわいかったです!
・実羽ゆうき
とてもかわいらしい声でした。
香子が若干闇モードになった時の演技や芯の強さを感じさせる演技がよかったです。

 


■惜しいところ、もったいないところ
・主人公が空気なことがあるところ
・演出が弱く感じるところ
・えっちシーンのBGMがやたら壮大なところ
→雰囲気を損ねている感じがします
・エンディング直前の挿入歌を流すタイミング
→歌がシナリオを邪魔しているように感じます
・システムコンフィグがかゆいところに届かないところ
→バックログジャンプなど最低限のものはありますがフォントや文字色を変えられないのは残念でした。

いいところもたくさんあるのですがこれらがもったいないと感じました。


■総評
総合的にはすごくいいのですが悪く言えば無難でとがった部分がない作品な気がします。
その結果ぶっ刺さる作品にはなっていないと感じます。
名作といえる作品はどこかとがっている部分があるからこそ心に刺さる作品になると思います。
なのでユキイロサインは間違いなく良作なのですが名作とはなりにくい気がします。

とプレイ直後は思っていたのですが…

繰り返し好きなシーンをみているうちに、だんだんと群像劇ならではの心情描写の巧みさ、冬の雪国の田舎町を舞台とした作品ならではのあたたかな雰囲気にうならされました。
スルメみたいにやればやるほど良さがわかる作品だと思います。

ユキイロサインはわかりやすく良さを伝えるのがとても難しいのですが、体験版をプレイすると良さがわかると思います。

公式サイトの「全てが等身大で全てがありのまま」「一人一人が主役で脇役の群像劇」「世界の片隅で紡がれるありふれたストーリー」のコンセプトに心惹かれた方はぜひプレイしてほしいです。

 

 

こちらの記事のとおり私の自炊生活においてtacookは欠かせないものになっていますが…

タイガー炊飯器 tacook (JAJ-G550) レビュー&感想

 

tacookではどうしてもできないことがありました。
それが「テーブルの上で調理すること」と「揚げること」と「焼くこと」です。
tacookは炊飯器なのでこの3つができないのは当然ですし、できないことに不満は全くありません。

やっぱり冬には鍋とか食べたいですし、ホットプレートとかあったら便利だなと思い始めて
新しい調理器具を探し始めたときに見つけたのが

recolte(レコルト)のポットデュオ フェットでした。

 

 

 

 

ポットデュオ フェットは1台で「煮る・焼く・蒸す・揚げる・炊く」ができて!
さらに卓上電気鍋なのでテーブルの上で調理ができて!
私の求めていることをピンポイントで埋めてくれる製品でした!!!

ポテトを揚げたり鍋をつくったりとポットデュオ フェットは本当に重宝しています!!

ただポットデュオ フェットには注意したほうがいいこともあります。
1つがコードが1mなので延長コードが必須なこと、

もう1つが直径17.5㎝なので思っていたよりは小さいことです。

この2つさえ気をつければとてもいい製品です!!

 

ポットデュオ フェット1台で「煮る・焼く・蒸す・揚げる・炊く」の5役をこなしてくれるので
ホットプレートやコンロや土鍋を買う必要がなくなります。

コンパクトに収まるので一人暮らしに最適な製品です。
ポットデュオ フェットを買って良かったと強く思っています!!

 

 

ポットデュオ フェットで唐揚げをつくってみた

 

ポットデュオ フェットで一人鍋してみた。

 

私が一人暮らし生活をする上で一番買ってよかったもの

それがタイガーの炊飯器 tacook (JAJ-G550)です!!!!

この炊飯器がなければ自炊生活はできていなかったなと思うくらい重宝しています。

 

今回はそんなtacook(タクック)を使用していてよかったと感じる点などをまとめたいと思います!!!

 

 

■tacook(タクック)のいいところ

・クッキングプレート+内釜で炊飯しながら同時調理ができること!!

・煮込み機能があるところ!!

 

この2つの機能があることでほったらかし調理が可能になるのです!!

炊飯器調理の場合は火加減をみる必要もないですし、材料を入れてスイッチをいれてあとはほったらかすだけで料理ができるのは本当にありがたいです!!

 

本来炊飯器は炊飯する機能に特化しているため調理に使うと故障の危険性もあります。

しかしtacook(タクック)には煮込み機能があるため安心して煮込み調理に使うことができます。

 

またtacook(タクック)にはクッキングプレートがあるため内釜で炊飯や調理をしながらクッキングプレートでもう一品作ることもできます。

 

■tacook(タクック)のある生活

現在の私の一日のtacook(タクック)の使い方はこんな感じです。

 

前日の夜に一日に使うご飯2合を予約炊飯

 ↓

朝に朝ご飯と弁当の準備

 

帰宅後に食材を切ってtacook(タクック)のスイッチを入れる

 ↓

シャワーを浴びている間におかずや汁物が完成

 

スイッチをいれてあとはほったらかすだけで料理ができるので、料理中はシャワーを浴びたりテレビをみたりできるのは本当ありがたいです。

また炊飯器調理は失敗することが少ないものありがたいです。

 

もともとほったらかし調理用にマルチクッカーを買おうと考えていたのですが、tacook(タクック)だけで煮ると蒸すのは十分できるうえほったらかし調理もできてしまうので、マルチクッカーを買う必要はなくなりました。

しかもtacook(タクック)は約1万円程度と大抵のマルチクッカーよりも安いです。

 

 

■tacookで作った料理

食材を切ってスイッチを入れてほったらかして、あとはルウをいれてまぜただけなのに

こんなに美味しいカレーができるなんて驚くくらいでした。

 

キャベツと鶏肉の煮物

お弁当用の常備菜にもtacook(タクック)は使えます。

戯画の『フルキスS』をプレイし終えたので感想をまとめます。

 

■公式サイト

http://products.web-giga.com/furukiss_s/

 

「こういうのでいいんだよ、こういうので。」というのがプレイし終わった後の率直な感想でした。
キスシリーズに求められているであろう普通の学園生活でのイチャラブを丁寧に描き出した作品だと感じます。
BGMやボイスが作り出す雰囲気のおかげでプレイしていて本当心地いい作品でした。

■シナリオ
新学年になり新しくクラスメイトになったヒロインと学生の日常や学園祭を通じて仲を深め恋人関係になり、その後のイチャイチャや主人公の成長を通じてエピローグにつながる展開がとてもよかったです。
変なシリアスもなく、あり得ない部活動や委員会もなく、ごく普通の学園生活の日常だけでぐっとくる展開を作っているのは本当にすごいなと思います。
悪く言えば無難ですし先もみえる展開なのは確かですが「こういうのでいいんだよ、こういうので」と思えるストーリーでした。
冴えないクラスメイトの男子に女子の友達がいたり、かわいい女の子が声をかけてくれたり、一緒に出かけたりするなんてご都合展開だなとも思ってしまいましたがキスシリーズ自体がそういう作品なのでそこにツッこむのは野暮だなと思います。


■立ち絵・イベントCG
パッケージのイラストはすごくかわいいにも関わらず、立ち絵やイベントCGには表情やポーズに違和感がたくさんあって本当残念でした。
特に鼻の描き方に違和感がありました。原画の方は描ける表情やポーズの引き出しが少ないんだなと思ってしまいます。
欲を言うなら別の方に原画を担当してほしかったです。
立ち絵やイベントCGの違和感さえなければもっと高評価になります。


■ボイス
川霧花菜役の咲智ゆんさんも新條悠役の月野きいろさんもキャラクターにはまっていたなと思います。
温和で素直でテンパりやすいけど意外なところで勢いや積極性がある花菜のキャラクターに咲智ゆんさんの声がはまっていましたし、気さくでからかったりするけどちょっと抜けたところもある悠のキャラクターに月野きいろさんの声がはまっていました。
月野さんがクラスの男子憧れのキャラを演じるのは珍しいなと思っていましたが想像以上にはまっていました。月野さんの演技力は本当底知れないなと思います。


■BGM
フルキスSをプレイしているとすごく心地いいと感じるのは羽鳥風画さんが作ったBGMの力が大きいと思います。
どのBGMもフルキスSの世界観に溶け込んでいて聴いていてすごく心地いいです。
サウンドトラックがついている初回限定版を購入することをおすすめします。


■システム
戯画なのでバックログジャンプがあり特に不自由な点はありませんでした。
ただ縦長の戯画フォントはそろそろなんとかしてほしいです。
クリア後に解禁されるイベントモードのおかげで好きなエピソードを何度でもできるのはすごくありがたいです。


■ミドルプライスについて
ヒロインが2人だけだからこそ最初から最後まで主人公と花菜と悠と鳥越の4人でいられる展開にできたと思いますし、花菜と悠を魅力あるヒロインにできたと思っています。
ヒロインが4人になってしまうと差別化するのが難しいと思いますし、最初から最後まで全てのヒロインがからむ展開にするのは難しいと思うのです。
そのためフルキスSをミドルプライスというボリュームにしたのは英断だと私は思っています。

○総評
キスシリーズに求められているであろう普通の学園生活でのイチャラブを丁寧に描き出した良作だと感じます。
それだけに立ち絵やイベントCGの違和感が本当にもったいないです。
前作をプレイしていなくてもフルキスSだけで十分に楽しめました。
体験版をやっていいなと思ったらぜひ購入してプレイしてほしいです。

 

12/20にHending から発売された『自爆カノジョ ~彼女は隠れて身悶える~』 をプレイし終わりました。

どっぷりハマってしまうほど面白い作品でした。

そんな『自爆カノジョ ~彼女は隠れて身悶える~』 の私の感想をまとめます。

 

■公式サイト

自爆カノジョ ~彼女は隠れて身悶える~

http://www.hendingerg.com/products/jibakukanojo/

 

■雑感

とにかくニヤニヤできる作品でした。
亜沙にからかわれる一夜の姿をみてニヤニヤし、一夜のことが好きだからこそからかいまくる亜沙の姿をみてニヤニヤし、とにかく最初から最後までずっとニヤニヤしっぱなしでした。
タイトル通りの内容が期待以上の内容でつまっている作品です。

からかい上手の高○さんをエロゲに落とし込んだような作品なので、そういう雰囲気の作品が好きな方は間違いなくハマると思います。



以下は若干のネタバレを含みます。





○一夜(主人公)
いつも亜沙にからかわれっぱなしで恥ずかしがったり、亜沙に逆襲しようとしても肝心な所でかんだりといった感じですが…
決してヘタレではなくちゃんと決めるときは決めてくれるところがよかったです。
亜沙が好きになるのも当然だなと思いました。
特にクリスマスデートの時は本当かっこよかったです!!
あんなかっこいいところをみせてくれたら亜沙がああなってしまうのも当然だなと思いました。


○亜沙
イジワルでからかっているのではなく、一夜のことが好きで恥ずかしいところをみせたくないからこそ一夜をからかっていることがちゃんと分かるのがとてもよかったです。
そしてからかった後に一人部屋でのたうち回る亜沙がとてもよかったです。
亜沙が一夜のことを心の底から好きなんだと言うことがすごく伝わってくるところもとてもよかったなと思います。
一夜を喜ばせるためにミニスカサンタ服を着てあげるところとか、一夜の好物のシチューを手料理で振る舞ってあげるところをみて、ああ亜沙って本当いい子だなと思いました!!!


○構成
普通のエロゲは出会い→仲を深めあい→告白→その後という感じですが、自爆カノジョの場合はつきあって少し経ったところから物語がはじまり、ストーリーが進むごとに告白や出会いや好きになったきっかけなどを回想で振り返る流れになっています。
読者からすると気になっている箇所がみたくてストーリーを進められますので中だるみすることなく読み進められたのがよかったなと思います。
ロープライスでヒロインが一人しかいない作品だからこそできる構成だったなと思います。


○Hシーン
想像以上にHシーンが豊富(回想:12枠)にあって満足できました。
一夜も亜沙もお互いにすごく好きに思っていることが伝わってくるところと、亜沙が潮を吹いたり何度もイッたりするくらい気持ちよさそうにしてくれるところがとてもよかったです。
ラブホテルにふたりで入るところはニヤニヤしましたし、ミニスカサンタ服でのHや自爆したあとのHはとてもよきものでした。


○BGM
それほど印象に残らないBGMでしたが、聞き疲れしなくてどのBGMも作品の雰囲気に合っていました。


○システム
最低限のものはそろっているため不便に感じたことはありませんでした。
ただ未読スキップやバックログからのジャンプ機能があればよかったなと思っていました。
あとゲームのアイコンを亜沙の顔にしてほしかったです。


○立ち絵・CG
亜沙の表情がコロコロ変わったりさらにくっつくところは立ち絵も近づいたりと立ち絵の演出にすごくこだわっていたのがとてもよかったです。
立ち絵の演出がよかったからこそ亜沙のキャラクターをより魅力的に描けていたと思います。
亜沙のイメージにぴったりな立ち絵だったと思います。
またCGはクリスマスプレゼントを渡したときのCGとエピローグの裸にネックレスのCGがすごく好きです。


○演技
蒼乃むすびさんの演技がとても光っていました。
初対面やクラスメイトと話すときの少し距離を置いた感じの話し方の声、一夜をからかうときの声、部屋で悶えているときの声、これら全て違っているところがよかったです。
亜沙の言動に説得力をもたせたり、魅力的なキャラクターと感じられたりしたのは、蒼乃むすびさんの演技の力がとても大きいと思っています。




■総評
期待通りのものが期待以上のクオリティで来た!!!
自爆カノジョはそういう風に感じてしまうほど素晴らしい作品でした。
最初から最後までずっとニヤニヤしっぱなしでした。
「自爆カノジョ~彼女は隠れて身悶える~」というタイトルに惹かれた方は、本当にタイトル通りいやタイトル以上の出来ですので、ぜひ体験版をやって購入してニヤニヤしてほしいと思います。
こんなにハマってしまう作品に出会えてとてもよかったです!!!


■余談
最初はそれほど興味をもっていなかったし期待もしていなかったのですが、体験版をプレイして一気に期待が高まってしまいました。
そして上がりに上がった期待を軽々と超えてしまうほど素晴らしい作品でした。
体験版が始まった直後の亜沙のモノローグで「あっ、この作品すごく好きだ!」と思ったほどです。
こんな早くプレイしてすぐに好きだと思ってしまった作品は自爆カノジョが初めてです。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このツイートによるとメディアとDLを合わせたエロゲの出荷本数は2015年で底を打ち2016年から回復傾向にあるとのことでした。

 

 

元ソース

http://www.sofurin.org/htm/about/results.htm


これらをみて感じた私が思うエロゲの出荷本数が回復傾向にある理由や雑感を述べたいと思います。

 


まず回復傾向に転じた2016年に発売された作品をみてみると
ノラと皇女と野良猫ハート、まいてつ、千の刃濤、桃花染の皇姫、千恋*万花、銀色遥か、

アマツツミ、シンソウノイズ ~受信探偵の事件簿~等々……
あまりにも強いラインナップにそりゃ出荷本数が回復するのも当然だなと思いました。

2017年もノラとと2、金色ラブリッチェに、景の海のアペイリア、ChronoBox -クロノボックス-、Making*Loversがありました。
個人的には不作と感じていた2018年もランス10、アメイジンググレイス、抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか?、RIDDLE JOKERにがありました。
ユーザーに評価される作品が増えていることからも回復傾向にあるだろうなと実感しています。


以下は私がエロゲの出荷本数が回復傾向にある理由として考えていることです。
おそらく他にもさまざまな要因があると思います。

■ロープライス作品の増加
フルプライスの作品を分割したような1ヒロインのみのロープライス作品がここ数年で増えていると感じます。
そうした作品が増えれば出荷本数も増えるのも当然と思います。

■アニメの粗製乱発
私がはじめたのは2016年の夏でちょうど私がアニメをみなくなったのもこの頃でした。
1クールにたくさんアニメが放映されたくさん作られすぎることで小粒な作品ばかりになったと感じるようになったのもこの頃でした。
そして放送が終了した途端に話題に上らなくなったアニメが増えたと感じるようになったのもこの頃でした。
このような傾向を感じるようになった結果私はアニメをみなくなってしまいました。
今も私はほとんどアニメをみていません。
ストーリーを楽しむならエロゲのほうが面白い作品が多いのかなと感じています。
そのためエロゲをやるようになったのかなと思います。

■スマホのガチャゲ増加による相対的な安価感
デレステやFGOの場合1万円払ってもお目当てのキャラがでるとは限りません。
ですがフルプライスのエロゲの場合は約1万円払えば確実に3~5人くらいのキャラといちゃいちゃ出来ます。
そう考えるとガチャに比べるとエロゲのほうが相対的に安いと感じてしまいます。
相対的に安いと感じるようになった結果エロゲに手を出しやすくなったのかもしれません。



〇まとめ
上で挙げた話題になり評価された作品をみてみると「こんな作品を作りたいんだ!」というクリエイターの信念を曲げることなく最後まで貫き、そして手を抜かずに作った作品ばかりだと感じます。
信念を貫いたからこそプレイヤーに突き刺さりプレイヤーが面白いと思える作品ができるのではないかと思うのです。
これからもそういう傾向が続くのではないかと思います。

また、そもそもPCを持っていない人が増えていることや光学メディアドライブ非搭載のPCが増えていることから、PCだけでなくスマホにも対応した作品が増えたりDL版の売り上げの拡大も進んだりしていく流れがで進んでいくと感じます。

これからの業界はプレイヤーに面白いと思ってもらえる作品を作れるメーカーが残り、そうでないメーカーが淘汰される流れが続いていくと考えています。
倒産や解散といった暗い話題もありましたが、今年もクリエイターの信念を感じる作品が複数作発売されていますし、それらがプレイヤーに評価されていると感じます。

 

今後もクリエイターの信念を感じるエロゲならではの面白い作品がたくさん出て欲しいです。

 

 

3/29に発売された戯画の「アオナツライン」をプレイし終わりました。

等身大の青春を感じられるすごく面白い作品でした。

私が今までにやったエロゲの中での最高傑作です。

そんなアオナツラインの感想をまとめたいと思います。

 

■公式サイト

戯画『アオナツライン』Official Website

 

 

■雑感

アオナツラインは等身大の青春ストーリーというコンセプトに対して一切ぶれることなく直球ど真ん中で切り込んできた作品でした。
良い意味で最近のエロゲぽくない作品だとと感じます。
ストーリー、キャラクター、立ち絵、イベントCG、背景、声、BGM、挿入歌、演出、彩色、などなど

ノベルゲームを構成する要素の全てが「等身大の青春ストーリー」というコンセプトに対して一切ぶれていなかったのが本当にすごいと思いました。
きっとディレクターがスタッフ全員を完成形へ導くためにうまく舵取りできたからだろうなと感じます。
特別なことはあまりしていないと思うのですが作品を構成する要素一つ一つが全て丁寧に作られ、それらが一つの作品として掛け合わされた結果とんでもない作品になったと感じます。
甘酸っぱかったり眩しかったりした青春のキラキラした面だけでなく、青臭かったり未熟だったりしたことからできてしまう青春のほろ苦さや痛みも丁寧に丁寧に描いているところがとてもよかったです。
アオナツラインは私が今までやったエロゲのなかで一番の最高傑作でした。

夏休みに上映される少女マンガ原作の映画をエロゲに落とし込んだ作品だと感じました。
そのため刺さる人にはとことん刺さりますが、普通と感じてしまう人もいるでしょうし、嫌いな人はとことん嫌いな作品だろうなと思います。

私の場合とことん刺さりましたのでもう最高!という感じでした。

 

 


○立ち絵
良い意味でエロゲぽくないうみこさんの透明感ある立ち絵がとてもよかったです。
作品ではころころと表情が変わるのもよかったです。

 


○イベントCG
塗りが本当に綺麗でした。
特にプールで水をかけあうCGは水しぶきの表現や服の透け具合の表現がすごくよかったです。
うみこさんの原画ももちろん良かったのですが、これほど青春の1ページを感じられるCGになっていたのは塗りの力が大きかったと感じます。

 


○背景
太陽が照りつける夏の江の島周辺をうまく切り取った背景だなと感じます。
現実感のある背景だからこそキャラクターがあの世界で生きているのではないかと思えると感じます。

 


○声優
海希も結もことねも声優さんがぴったりはまっていました!!
小鳥居さんが演じる幼なじみキャラクターは最高ですし、実羽さん演じるお嬢様キャラクターは最高ですし、夏和小さん演じる生意気後輩キャラクターも最高でした。
3人とも最高のキャスティングです!!

 


○BGM

登場人物の心情に寄り添っている感じがとてもいいなと思います。
日常の時は日常の雰囲気の、アンニュイな時はアンニュイなBGMなどなど…
「等身大の青春物語」という雰囲気を作り上げるのにこれらのBGMの役割はすごく大きいと思います。

キャラクターの心情に寄り添ったピアノをメインとしたBGMがとても心地よかったです。
プレイしていてすごく心地良い雰囲気を作り出せていたのは間違いなくBGMのおかげだと感じます。

 


○挿入歌・エンディング
どの曲もストーリーや場面に合っていてすごく良かったです。
挿入歌とエンディングがゲーム内で流れたときはすごく作品の余韻を感じられました。
曲を聴くだけで作品のよさを感じるほどです。

どのボーカル曲も好きで繰り返し聴いています。

 


○演出
特にオープニングの入り方が素晴らしかったです!
体験版をやっているときに初めてゲーム内でオープニングが流れるシーンを見たときは鳥肌が立つほどでした。
またエンディングの入り方もすごくよかったです。まるで映画をみているかのようでした。
シネマティックってこういうことなんだなと思うほどでした。
また、環境音や光の揺らぎの演出もすごかったです。
トンビやセミの鳴き声に雨や電車の音etc、環境音にこだわっている事で現実感が増していると感じました。
他にも夏日の照りつけや西日の揺らぎの表現もよかったです。綺麗な背景がより映えていると感じました。
背景をぼかすことでキャラクターに集中させる演出もよかったです。

 


○ストーリー
甘酸っぱかったり眩しかったりした青春のキラキラした面だけでなく、青臭かったり未熟だったりしたことからできてしまう青春の痛みも丁寧に丁寧に描いているところがとてもよかったです。
付き合ってからもうだうだ主人公が悩んだりしてしまいますが、その悩みも学生なら悩んで当然なことだと感じました。
主人公の悩みに寄り添うヒロインの姿がとてもよかったです。






■各ルートの雑感(ネタバレを含みます)

推奨順は結→ことね→海希だと思います。
サントラの収録順も上記の通りなのでおそらく制作陣の推奨順も同じかなと思います。

○結ルート

青春に憧れていたのか?それとも達観との恋に憧れていたのか?
それに気づいたときの結がかわいかったです。
お試しで達観とつきあうときはことね同様にお試しの意味あるの?と思っていました。
とにかく初デートのシーンがめちゃくちゃ甘くリア充爆発しろと思ってしまったほどです。

また結のお父さんもいい味を出していました。
過保護なところに加え大人の力を感じさせるところが魅力的でした。
結のお父さんにグサリとやられ悩んでしまう主人公にはそりゃそうなってもおかしくないなと思っていました。
「自分らしさ」に思い悩んでしまうところも学生っぽいなと思ってしまいました。

ラストのポケットティッシュが結んだ繋がりの描写がとてもよかったです。

個人的には海希の初恋が実らなかったシーンや、思い悩む結に海希が諭すシーンが結構好みでした。



○ことねルート
制作陣からチョロいと言われていたとおりチョロかったです。
主人公に惹かれていくところやことねから攻勢をかけるシーンがとてもかわいかったです。
主人公のことを「達観くん」と呼んだりタメ口で話すようになるシーンやその後の自宅で悶えるシーンがとにかくかわいかったです。

雑誌に掲載してもらえたことから芸能界を目指すようになるという展開でしたが、芸能界への目指し方に現実感があるのと芸能界に入ってからの過酷さもちゃんと描写されていたのがよかったです。
悪徳スカウトに対峙する達観がかっこよかったです。

 

夢を追うことねの姿はとても眩しく、その眩しさに卑屈になりそうになってもことねを支え続けようとする達観と、そんな達観に支えられたから夢へと踏み出せたことねの姿がとてもよかったです 。


ここで終わり!?というラストでしたが余韻を感じられるラストだったのでこれはこれでアリだと思います。
ラストの先をみたいというのは野暮だなと思いました。

個人的にことねルートが一番好きなルートでした。

ここかわいい

この表情好きです

 

 

○海希ルート
海希ルートというよりも海希・千尋・達観の3人のルートでした。
先に少しだけオトナになってしまいまわりの目を気にするようになった海希、それに気づかず今までどおりいようとした達観

あの夕暮れのシーンは心をえぐられるような描写でした。
思春期の幼なじみには恐らくよくあることでしょうし、海希のことも達観のことも悪いと責められなかったです。
それを繋ぎとめていたのが千尋で、千尋と達観が親友になるシーンもすごくよかったです。
千尋が達観に対してすごく感謝していることが伝わってきました。
そんな3人だからこそのラストシーンがすごくよかったです。

 


この動画をみた時は達観と千尋と海希で三角関係になってギスギスするといううわキツ展開を想像してました が全くそんなことはありませんでした。

ただ三角関係以上にキツイ展開でした…
でもこの5人なら絶対に乗り越えられるだろうなという展開でよかったです。



■不満点
重箱の隅をつつくようですがいくつか不満もあります。
・乗り物に乗っているときにテキストがゆれてしまうところ
 酔いそうになりました
・別人のようにみえてしまうイベントCGがあること
 立ち絵とイベントCGで人物の雰囲気が違うことがあり別人のようにみえてしまうイベントCGがありました
・設定を無視したイベントCGがあるところ
 海希ルートのラストシーンのイベントCGが身長の差を無視しています
・構図がよくないのか抜けないところ
・野外や学校でのシーンが多いところ
 そこでするの?と思うシーンが多かったです


■総評
等身大の青春ストーリーというコンセプトに対して一切ぶれることなく直球ど真ん中で切り込んできた作品でした。
立ち絵もストーリーも良い意味で最近の作品ぽくないと感じます。
ただ刺さる人にはすごく刺さる作品ですが、人によっては普通と思う人もいるだろうし、つまらないと思ってしまう人もいると思います。

作品全体から漂う青春の雰囲気を楽しめるかどうかがカギになると思います。

まずは体験版をやってほしいです。体験版で面白いと感じた人はぜひやってください。

損はしません。

 

 


■余談
アオナツラインのことを知ったのは11月の終わりくらいで確か誰かのRTで回ってきたと思います。
そのときからうみこさんのエロゲぽくないイラストがすごくいいなと思っていました。
毎週の更新でサンプルボイスやプロデュースノートが追加される度に期待値は高まるばかりでした。
体験版をやってこれは名作になるぞと思ったのですが、1回やって面白いと思っても2回目はつまらないこともあるぞと思い体験版を再度やりましたが2回目もとても面白かったです。
体験版のおかげで上がりに上がった期待値のハードルをアオナツラインの本編は軽々と超えていきました。
最初に書いたとおりアオナツラインは私がプレイした中で最高傑作です。

学生にもプレイしてほしいのでコンシューマー版もでてほしい作品です。

あと設定やイベントCG、制作陣や声優さん、原画家さんのインタビューがのったビジュアルファンブックが欲しいです!!!

 

 

今年もいろいろあったようなそうでもなかったようなそんな一年でした。

 

 

Twitterは新しい方々と繋がれた反面、こっちからフォローを外したり、逆に外されたり…
あとは一部の方とは距離を置くようにしたり…

これからも自分のツイートしたいことをツイートしたいし、タイムラインはみたいツイートだけが流れるようにしたいので、来年もこのあたりは変わらない気がします。


ラブプラスはやめたわけではないですが…去年よりも起動頻度が減りました…
よくて週に1度、下手すれば1ヶ月に1度になってしまっています。
ただ愛花に会うたびに「あぁ、かわいいなぁ」と思うのは今も変わりありません。
ただ…今年もEVERYが出ないのは予想外でした……


ろこどるも優先順位が下がりました…
流山に最後に行ったのっていつ?もしかして今年の4月が最後!?っていう感じです。
でも今でもろこどるを見返すと面白いしほっこりします。やっぱり好きな作品なのは今も変わりありません。
年が明けたら久しぶりに流山に行きたいなと思っています。


アイマスもいろいろありました。
一言でまとめると「公式からの加蓮の供給が多かった!!(嬉しい悲鳴)」って感じです。
総選挙やナゴヤドーム公演等、今年もいろいろ楽しかったです。

今年はミリオン5th 2日目とシンデレラ6thナゴヤドーム公演両日に行きました。
どれも素晴らしかった公演でしたが、ミリオン5th 2日目が自分にとっては一番印象に残った公演でした。
4thは自分の中ではいろいろあったけれども、それを全部払拭してくれたのはミリオン5th 2日目のおかげです。
あの公演を現地で見れて本当によかったです。

今年も加蓮の誕生日お祝いオフ会ができたのもよかったです。
私自身すごく楽しかったですし、参加頂いた方からも楽しかったと言ってもらえてうれしかったです。
来年もまたやりたいなと思っています。

アイマス関係で今年一番大きかったのはノベルゲーム「これから!」を作ったことです。
まさか作る事が出来てそして完成させるなんて去年の今頃は思ってもみなかったです。
へるむさんのぐっとくるシナリオとつくしさんのかわいい立ち絵のおかげで企画者本人がプレイしても感動できる作品になりました。

ちなみにネットでみるノベルゲームを企画して完成するのって約1割らしいです。
正直「うっそだー!」と思いますが失敗の原因をみているとそりゃ約9割が失敗するのも当然だなと思いました。

他にもアイマス関連ではまわりの人と自分との違いに思い悩むこともありました。


あと今年は家族でも仕事でも想定外の変化がいっぱいあって大変でした。


いろいろ書いてきましたが今年もいつもどおり楽しかったこともあったし、キツかったこと、辛かったこと、モヤモヤしたこともありました。
それを含めて今年もおおむね楽しかった一年でした。


来年の目標もいつもと変わりありません。

私がやりたいことを私のやりたいようにやって楽しむ!!!
私が楽しむことで他の人にも楽しんでもらえたら尚良し!!!


2019年もどうぞ宜しくお願い致します。

 


ノベルゲームにおいて作品の雰囲気を大きく左右するのは音楽だと思います。
これから!のタイトルや本編では12曲の音楽を使用しています。
それらの音楽について1つ1つコメントします。

○タイトル画面
・Sorriso written by taron
体験版を頒布するにあたりタイトル画面が必要だと判明し、
タイトルでも音楽を流す必要があると感じたためあわてて探してみつけた曲です。
これからどうなるのか楽しみになるような曲調でタイトル画面ふさわしい曲だと気に入っています。
https://dova-s.jp/bgm/play8373.html

○はじまり
・パステルハウス written by かずち
プロデューサーがあいさつするシーンの曲です。
作品のはじまりにふさわしい明るい曲だと感じています。
これから!で使う音楽の方向性を決めた曲です。
もともとアコギやピアノといったアコースティックな曲を使うと最初から決まっていましたがこの曲のおかげで方向性が定まりました。
https://dova-s.jp/bgm/play1022.html

○加蓮のテーマ(そよ風未来)
・そよ風未来 written by かずち
アコギのさわやかで明るい曲です。
今作の加蓮は最初から親愛度MAXなのでさわやかで明るいこの曲を加蓮のテーマで使うことにしました。
https://dova-s.jp/bgm/play9036.html

○ポテト食べたい!
・START UP written by soundorbis
へるむさんが選んだ曲です。
このシーンをオルゴールにするのは私には思いつかなかったです。
合うのかどうか不安でしたが、オルゴールで切ない曲調からの「ポテト食べたい!」の落差がとても気に入っています。

https://dova-s.jp/bgm/play4278.html


○やらかした!
・なんでしょう     written by KK
プロデューサーが時間の間違いシーンに流れる曲です。
このシーンはコミカルにしたかったのでこの曲を使いました。
https://dova-s.jp/bgm/play710.html

○テレビ局
・フレッシュティー written by かずち
プロデューサーが怒られるシーンなのでアコースティックでありつつも緊張感のあるこの曲を使いました。
https://dova-s.jp/bgm/play8333.html

○穏やかな事務所
・せせらぎタウン written by かずち
事務所で落ち着く雰囲気を出したかったのでこの曲を使いました。
https://dova-s.jp/bgm/play7514.html

○プロデューサーの焦燥
・海辺の音
ざらざらとしていて焦燥しているプロデューサーの心情を表現したくてこの曲を使いました。
アコースティックギターが醸し出すどうにもならなそうな雰囲気がこのシーンにぴったりだと感じています。
https://maoudamashii.jokersounds.com/archives/bgm_maoudamashii_acoustic45.html

○加蓮の決意
・夜空 written by RIG Production
加蓮がプロデューサーに想いをうちあけるシーンとライブ後にプロデューサーと加蓮が話すシーンの曲です。
この曲が流れるシーンからクライマックスに向かっていくので重要な曲のひとつです。
優しく包み込むような曲調が好きです。
https://dova-s.jp/bgm/play9166.html

○開演前
・忘れかけた記憶 written by いまたく
落ち着いた雰囲気がありつつも緊張感や切なさを感じる曲だったので開演前のシーンで使いました。
この曲のおかげで「大丈夫、あなたが育てたアイドルだよ?」というシーンがぐっとくるものになったと感じています。
https://dova-s.jp/bgm/play9021.html

○ライブの後
・星空 written by チョコミント
ライブが終わってTV局のディレクターと女性スタッフと話すときの音楽です。
クライマックスにつながる曲調を重視して選びました。
https://dova-s.jp/bgm/play8267.html

○クライマックス
・木漏れ日の中で written by 荒井智典
クライマックスのシーンは音楽探しが難航していました…
そんな時たまたまdovaの新着にあって見つけたのがこの曲です。
聞いた瞬間クライマックスはこの曲しかない!と思ったほどです。
最初は音が少ないけれどもだんだん音が増える感じがクライマックスにぴったりと感じました。
クライマックスをこの曲にすると決めたことで他のシーンの音楽もクライマックスに繋がる音楽にすればいいと思いました。おかげで他のシーンを選ぶのが楽になったと感じています。
そういった意味でもこの曲はとても重要な曲です。
https://dova-s.jp/bgm/play9295.html

 

 

 

以上となります。

素敵な音楽を使用できたことに感謝しています。


ゲーム制作は全くやったことなくプログラミングも未経験でしたが
アイドルマスターシンデレラガールズの二次創作で

新米Pと北条加蓮のノベルゲーム「これから!」を無事に頒布する事が出来ました。
完成にこぎつけられた要因等を振り返りたいと思います。
ノベルゲームを作ってみたいという方々に参考になれば幸いです。


■シナリオが完成していた
完成にあたって一番大きかったのがシナリオがほぼ完成した状態だったことです。
本企画はもともとpixivにて公開済のSSをもとにノベルゲーム化しました。

シナリオが完成していないと何もできません。
立ち絵や背景、音楽は誰かに依頼したり素材を活用する事もできますがシナリオだけはそうはいきません。
まずはシナリオを完成させる事!
それがノベルゲームを完成させるのに一番大事だと感じます。

■スケジュールに余裕があった
今回ははじめてだったのでスケジュールに余裕をかなり持たせていました。
おかげで期限をあまり意識することなく出来る限り作品を作りこむことが出来ました。

■無理はせず出来る範囲でなんとかすること
演出やUI等はこだわろうとすればいくらでもこだわれます。
ただこだわりすぎると実装できない!ということになりかねず頓挫することもあります。
そのため今回は無理はせず出来る範囲でなんとかすることにしました。
ゲーム画面やUIはサンプルゲームを流用しています。
スクリプトもアニメーション等はサンプルゲームをもろパクりしています。

■なるべく負担をへらすようにした
今回は負担を減らすためにいろいろやりました
・背景は写真にする
 →現実の世界が舞台なのでできたことでした。
  世の中には素材サイトがたくさんあり無料で素敵な背景の写真を使えます。
・音楽はフリー素材にする
 →世の中にはフリー音源のサイトがたくさんあり無料で高品質のBGMを使えます。
・イベントCGをなくし全て立ち絵で行う
 →立ち絵だけでも表情変化や動き、ズームを使うことでイベントCGを使わなくてもリッチな表現ができたと思います。


■実現したいことは何かを考え実現した
無理をしないことや負担を減らすためにいろいろやりました。
ただそれらをやりすぎてしまうとつまらなくなってしまうと思います。
今回必ず実現したかったのは以下の3つでした。
・表情をころころ変えること
・立ち絵をぴょんと動かしたり沈ませたりすること
・終盤にボタンを押す演出をいれること

これらを実現できたことで私自身が納得のいくものができたと感じています。


■その他
・事前に何が必要かを洗い出す
 必要な素材、必要な表情、作業工程、スケジュール…etc
・少人数で進める

あと今回は分岐がなくフラグ管理が不要だったのも大きかったと思います。





★使ったソフト
○画像関連
・paint.net
 フリーの画像加工ソフトです。
 リサイズやトリミング、ボタン作成、文字入れetc…
 画像関連はほぼこのソフトを使って作業しました。
 透過pngを使えること、レイヤー機能が使えるのが大きかったです。

・photoscape
 フリーの写真加工ソフトです。
 文字入れは縁取りとかができたりとこちらのほうが便利だったので併用していました。

○音関連
音源をダウンロード→mp3gainで音量調整→Audacityで調整後、oggに書き出しという流れでした。
・mp3gain
 簡単に音量調整ができます。
 音源によって音量がまちまちなので調整したほうがいいです。
・Audacity
 フリーの音声加工ソフトです。
 音源のトリミング等ができます。

○動画エンコーダー
・Xmedia recode
 webm形式の変換や動画のトリミング、動画の音量調整等ができます。

○エディタ
・terapad
 メモ帳よりも高機能で手軽に使えます。
・mery
 メモ帳よりも高機能で手軽に使えます。
 プラグインを追加することでティラノスクリプト用に文字色を分けることができとても便利でした。

○ゲームエンジン
・ティラノスクリプト
 このソフトがなければノベルゲームを作る事はできませんでした!!!
 チュートリアルやサンプルゲーム、タグリファレンスが充実していてとても助かりました。
 さらに使っている人が多いためプラグインや情報が充実しているのも大きかったです。


★素材サイト
○写真
・写真AC
 プレミアム会員になれば1ヶ月約1000円で何枚でもダウンロードできます。
 投稿ユーザーが多く写真も多いのもよかったです。
・pixta
 写真ACではどうしても見つからなかった写真はpixtaを使いました。
 1枚あたり2000円くらいしますが有料なだけあって無料ではみつからない素材もあるのはありがたかったです。
 また他の有料写真素材サイトよりも1枚あたりの値段が安かったのも魅力でした。
 ※テレビとかでみるアマナやゲッティの値段をみたらあまりの高さにびっくりしました…

○BGM
・dova
 BGMがたくさんある上にさまざまな条件で検索できるのが大きかったです。
 ゲームのBGMはループ必須なのでループ対応可のBGMだけを抽出して検索できて助かりました。

・魔王魂
 このサイトもループありで検索できました。

 

 

 

「これから!」はBOOTHで頒布中です。体験版もあります。

https://horuri-seisakujo.booth.pm/