研究結果：加工食品の摂取は脳機能に悪影響を及ぼす可能性がある

 

研究結果：加工食品の摂取は脳機能に悪影響を及ぼす可能性がある
2022年09月08日(木) 記入者: ゾイ・スカイ

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加工食品を食べる理由は人それぞれです。

 

甘いものや塩辛いものが食べたい人もいれば、安くて便利なものを、食べたいと思う人もいるでしょう。

しかし、多くの研究により、加工度の高い食品を摂取すると、肥満、糖尿病、特定の癌、心臓病等の、慢性疾患のリスクが高まる事が分かっています。

新しい研究によると、加工食品を摂取する事は、脳の機能にも悪影響を及ぼす可能性があるそうです。

 

認知機能の低下は加工食品と関係があることが新研究で判明


脳の健康と食生活の関連性

 

この研究結果は、先月サンディエゴで開催されたアルツハイマー病協会国際会議で発表されました。

 

     

 

その内容は、高度に加工された食品が、認知機能の低下の速度を著しく増加させる事にいかに関係しているかを示すものであった。

 

研究者によると、健康に悪影響を及ぼす加工食品のカロリーは、クッキー2枚分に相当する約100キロカロリーだけだそうです。

加工食品とは、食料品店の棚に並んでいる様々なブランドや種類の調理済み食品を指します。

 

砂糖入り飲料、インスタントラーメン、缶詰スープ、冷凍食品などが、主な原因です。


加工食品と超加工食品

加工食品には、人体が摂取する事を想定していない物質が、多く含まれています。

 

これらの物質が体内に入ると、大混乱を引き起こし、脳の神経伝達物質に影響を与える炎症を誘発する可能性があります。

更に、加工食品に含まれる様々な物質は、ミクロのレベルで作用し、様々な身体システムを攻撃する、何十億もの細菌を取り込む。

 

これらの物質は、認知機能を含む幾つかのレベルで、機能を低下させる可能性もあります。

 

(関連記事：研究結果。超加工食品は、炎症性腸疾患の発症リスク上昇につながる)

 

殆ど全ての食品は、ある程度加工されていますが、だからといって全てが不健康になる訳ではありません。

 

例えば、乾燥豆は保存が効く様に加工されていますが、生の豆が手に入らない場合の代用品として有効です。

研究者達は、加工度合いに基いて食品を4つのカテゴリーに分けた。

 

ブラジルのサンパウロ大学の研究者が開発した食品分類システム、NOVAを使用したのです。

 

※NOVA分類：食品が受けた変換の強度に応じて食品を分類するシステム

 

 

  • NOVAグループ1 - このグループは、豆、果物、穀物、ナッツ、野菜の様な最小限の加工と未加工の食品を指します。これらの食品は、保存性を高めたり、安全に食べる為に、煮沸、低温殺菌、焙煎等の工程を経ている場合があります。
  • NOVAグループ2 - このグループは、グループ1の食品又は自然から直接入手した加工料理材料を指します。メープルシロップ、オリーブオイル、塩等が含まれます。グループ2の食品は通常、グループ1の食品の準備や調理に使用される食材である。
  • NOVA グループ3 - このグループは、グループ1の食品にグループ2の塩、砂糖等の材料を加えて作られたもの等、加工食品を指します。例：焼きたてパン、果物のシロップ漬け、チーズなど。
  • NOVAグループ4 - このグループは、超加工食品を指します。グループ1の食品・原料を殆ど含まない、便利で美味しいく安い食品です。

 

超加工食品や高度加工食品には、通常、以下のような有害な成分が含まれています。


以下は、超加工食品の例です。

 

健康な脳機能を維持する為に、これらの食品を制限するか、避けるようにしましょう。

  • ケーキやスタッフィングミックス等のベーカリーミックス
  • 箱入りのパスタ製品
  • キャンディー等の菓子類
  • ココアミックス、アイスクリーム、加糖ヨーグルト
  • エネルギー、プロテインバー、シェイク
  • TVディナー等の冷凍食品
  • マーガリン、及び加糖クリームチーズなど超加工されたスプレッド
  • 減量製品として販売されているミールリプレイスメントシェイク及びパウダー
  • 包装されたパンやバンズ
  • 粉末及びパッケージのインスタントスープ
  • ホットドッグやフィッシュスティック等の再構成された肉製品
  • 炭酸飲料、砂糖入りコーヒー飲料等の砂糖入り飲料
  • 加糖朝食シリアル、加糖オートミール
  • ポテトチップスやクッキー等、甘い又は香ばしいパッケージのスナック菓子


食習慣を改善し、加工食品を避ける為のヒント
 

急いで居る時の朝食は、加工食品を食べた方が、台所で時間を掛けなくて済むので便利に思えるかも知れません。

しかし、この「便利さ」がもたらす利点は、あなたの健康という重い代償を伴うのです。

 

可能であれば、加工食品や、超加工食品の摂取を制限して、健康全般を向上させましょう。

一般的に、新鮮な野菜や果物、豆類、鶏肉、卵、魚などの食品は、加工されていない、或いは加工度が最低限であると考えられています。

 

原形を留めて居るか、少なくとも、それに近い状態にある為「ホールフード」と、呼ばれる事もあります。

ここでは、バランスの取れた食事に取り入れられる健康的なホールフードの例を幾つかご紹介します。

  • 新鮮な牛乳とプレーンヨーグルト
  • 砂糖を加えていないフルーツジュースや野菜ジュース
  • ハーブやスパイス
  • 玄米、キヌア、ソバ等の穀物類
  • 豆やレンズ豆の様な豆類
  • 肉類、鶏肉、魚、卵
  • ナッツ類、種子類
  • キャッサバ、ジャガイモ、サツマイモ等のデンプン質の根菜類
  • 紅茶、コーヒー
  • 野菜や果物（生、冷凍、無糖の乾燥野菜等）


加工食品を減らし、完全な食品を食べる為に、以下のヒントを参考にしてください。

賢く買い物をする

お金が心配な場合は、大容量の食料品店、肉屋、青果店、地元の市場等で、ホールフードを購入すると節約になります。

加工度の高い食品より、ホールフーズの方が腹持ちが良いので、ホールフーズを購入する事で、コストを抑えられます。

まずは、1週間の食料調達の内、少なくとも40％を野菜と果物にする事を目標に、小さな事から始めてみましょう。

 

季節に応じた買い物をし、店の特売やキャンペーン、セールを待つ。

食品のラベルをチェックする

パッケージ食品は便利で美味しいですが、発音しにくい材料が沢山使われています。

 

これは、高度に加工された食品である事を示す明らかなサインです。

又「ナチュラル」「オーガニック」「砂糖不使用」等の表示があっても、必ずしも健康に良いとは限らないので、騙されない様にしましょう。

食品のラベルをチェックし、栄養成分表示パネルを読みましょう。

 

100g当りの飽和脂肪、砂糖、ナトリウム（食塩）の含有量が、少ないものを選びましょう。

3S（飽和脂肪、砂糖、ナトリウム）に関しては、少ない事が一番です。

 

例えば、ロールドオーツには100g当り、5mgのナトリウムしか含まれていませんが、朝食用シリアルには100g当り、約400mgのナトリウムが含まれているものもあります。

家庭で調理する

一から食事を作ると、材料を調整し、より多くのホールフーズを使用する事ができます。

 

忙しい時は、クスクス・サラダや、オムレツ、炒め物、ベジタリアン料理等、手軽で簡単な「常備菜」の、アイデアを選ぶとよいでしょう。

又、食事の下拵えをしたり、1週間分以上の食品を大量に作ったりする事で、時間を節約する事もできます。

又、調理済みの食品を自宅まで配達してくれるサービス（有料）に申し込むのも一案です。

 

但し、その際、清潔で、オーガニックで、新鮮な食品を提供して居る事を確認する必要があります。


オヤツは加工食品ではなく、ホールフードを食べる

スナック菓子は通常、超加工されています。

 

しかし、新鮮な果物や野菜、ナッツ類、種子類等のシンプルな間食は、食間の満腹感を長く保つ事ができ、最も健康的な間食のひとつと言えるでしょう。

現実的な食事目標を立てる

可能な限り、加工食品を野菜や果物、赤身の肉等の完全食品と交換する様にしましょう。

健康維持の為には、加工食品を控えて全食品を食べるだけでなく、定期的に運動する事も重要です。

 

水分補給をしながら運動する事で、体内の毒素を排出することができます。

新鮮な食材を使った栄養価の高い食事は、脳の健康と全身の健康を増進します。

キュウリ、トマト、アボカドのサラダの作り方は以下のビデオをご覧ください。

サラダ キュウリとトマトのアボカドサラダのレシピ
 

 

※Gen

 

仕事をしながら自炊は敷居が高い。

 

高いと云うよりは・・・面倒。

 

よく判る。

 

買物をする気力も、台所に立つ気力も

吹っ飛び、よくても・・・

弁当屋とかスーパーの総菜等、

危険な油をたっぷり使ったものに手を出す。

 

・・・そうなってしまう。

 

ただ、できる人も居る。

 

記事にも在ったが

休日等、週一程度の頻度で

凡そ一週間分の作り置きの効く

副菜等を作り込む。

米は日々炊く・・・と云う具合に。

 

これは、計画と云うか

スケジューリングと云うか

ひと仕事にはなるが

健康と節約の為に、

ずっとやってる人達も居る。

 

面倒くさがり屋の自分も

コロナ禍で、改めて

そのゾーンに自分を置いて居る。

 

（「農薬」を考えたら100％ではないが）

 

サプリの併用と相俟って

 

お陰で、コロナ禍以前よりも

健康な状態を保持できている。

 

風邪一つ引かない。

 

そんな中で、たまには好いだろうと

とある冷凍食品を買って食べたら

腹の調子が悪くなった。

 

あぁ、、、やっぱり駄目か、と

それ以来、冷凍食品に手を出して居ない。