米ウォルマートとクローガーで販売されたパンケーキミックスがケーブル片混入の可能性でリコール
2022年3月29日(火) 記入者: Cassie B

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全米のウォルマート及びクローガー食料品店で販売されたパンケーキ・ワッフルミックスに異物が混入していることが判明し、リコールが行われています。

 

ウォルマートとクローガーで販売されたパンケーキミックスが汚染でリコールされました。
 

コンチネンタルミルズ社のバターミルクパンケーキとワッフルミックスのいくつかのロットについて、最近2つの別々のリコールが発行されました。

 

最初のリコールは、賞味期限が2023年9月1日及び2日の『Kroger Buttermilk Pancake & Waffle Mixの2ロットを含みます。

 

このミックスは、バージニア、フロリダ、イリノイ、アーカンソー、インディアナ、ルイジアナ、ミズーリ、ミシシッピ、アラバマ、ジョージア、ウエストバージニア、テキサス、サウスカロライナ、テネシー、ケンタッキー、ミシガン、オハイオのクローガー店舗に配布されたものである。

 


その24時間以内に、全米のウォルマート店舗に流通していた賞味期限が2023年9月1日のグレートバリュー・バターミルク・パンケーキ&ワッフルミックスのロットについても、同じリコールが発出されました。

このリコールは処理ラインをクリアする為に使用されたケーブルの破片が、限られた量の製品から発見された為に出されたものです。

関係者によると、回収されたミックスに起因する負傷の報告はまだ受けておらず、同社は対象製品が市場から引き上げられるよう努力を続けて居るとの事です。

 

既に、これらのミックスを自宅にお持ちの方は、捨てるか、店に返却して、より安全なロットからの代替品か、返金を受けるようにしてください。

コンシューマー・レポートの食品安全調査・試験担当ディレクター、ジェームズ・E・ロジャース博士は、次の様に説明しています。

 

コンベヤーベルトの破片

プラスチックでコーティングされたケーブル

「その他の機械の部品は」

包装や製造の過程で故障した場合

食品を汚染する可能性があります



汚染は、加工食品を避けるべき多くの理由のひとつに過ぎない

 

残念ながら、加工食品を摂取する際に消費者が心配しなければならないのは、機械の破片はその一つに過ぎないのです。

 

ここ数年に実施された研究により、超加工食品を多く摂取している人は、食品をそのままの形で摂取している人よりも心臓病を発症し、早く死亡する可能性が高い事が分かっています。

 

超加工食品と健康への害を関連付ける証拠がさらに増加

例えば、2019年に、BMJ誌に掲載された2つの研究は、超加工食品についてすでに知られていた健康リスクの幾つかについて、新たな証拠を提示しました。

 

その内の1つは、超加工食品を1日4食以上食べると、加工食品を殆ど或いは全く食べない場合に比べて、早死にするリスクが62%高くなると関連付けたものです。

 

もう1つの研究では、食事に占める超加工食品の割合が10%増える毎に、心血管疾患のリスクが10%以上高まる事が明らかになった。

この研究は、この種の食品がどの様に健康障害や早死を引き起こすかを特定する為に行われたものではありませんが、食品に含まれる化学添加物や工業的加工そのものが、食品の細胞構造を人間の健康に害を与える様な形に変化させると考えられています。

又、超加工食品と死亡率の関連についての研究では、これらの食品を
1日平均5食以上食べる人は、コレステロールの上昇、うつ病、糖尿病、癌、肥満、高血圧などの状態になる可能性が高い事が明らかになりました。

一方、超加工食品と心血管疾患との関連を調べた研究では、10万5000人以上の成人を対象に、加工食品を最も多く摂取する人は冠状動脈性心臓疾患に掛る可能性が
13%高く、心血管疾患に掛る可能性が12%高く、脳血管疾患に掛る可能性が11%高い事が分かりました。

パンケーキミックス等の加工食品は便利ですが、オーガニックのオーツ麦、バナナ、卵、アーモンドミルクやギリシャヨーグルト等のヘルシーな材料を使えば、手間も時間も掛らず、自分でパンケーキを作ることができます。

 

小麦粉は必要ないので、世界の小麦供給が不安定な現在では朗報と言えるでしょう。

 

小麦粉は不要です。

 

加工食品にありがちな健康への危険を回避できるだけでなく、天然素材を使った自家製パンケーキは、白い小麦粉を使った加工食品よりも食べ応えがあります。