あなたの為の、スープは有りません! ロシアは『友好的な』国にのみ、食料と肥料を輸出します2022年4月5日(火) 記入者: イーサン・ハフ
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ロシアの安全保障担当高官で、且つて大統領も務めた事の有る、ドミトリー・メドベージェフ氏が、ロシアが重要な食糧輸出を「友好国」だけに制限する可能性があると警告しています。
世界的な食糧危機。ロシアは重要な農産物の供給を「友好的」な国だけに制限すると脅す
ロシアは、制裁と云う形で、西側からの継続的な攻撃に直面している為、西側が必要とする多くのものを生産して居る事を、NATOに思い出させる事で対応しているが、西側の指導者は忘れている様である。
ロシアの最優先事項は、自国民の面倒を看る事である。
このコンセプトは、実際の米国人以外の全ての人の面倒を見る米国の指導者とは、全く対照的である。
その後、ロシアに残されたものは全て、友人や同盟国に輸出される事になる。
※Gen:多分・・・このアカウント
メドベージェフ大統領はテレグラムの投稿で、北米と欧州連合から農業投入物を遮断する事は、西側のロシアに対する侵略全てに報復する有効且つ効果的な方法であると述べた。
「多くの国の食糧安全保障が」「我々の供給に依存しているのは偶然だ」
「我々の食糧は」
「我々の静かな武器である事が判った」
「静かな、しかし不吉な」
「食料供給の優先順位は」
「我々の国内市場である」
「そして価格統制」
「我々は、食料と作物を我々の友人にのみ」
(幸いな事に、我々は多くの友人を持っており)
(彼らは欧州にも北米にも全く居ない)
「供給する予定である」
「我々は、合意された割合で」
「ルーブルと」
「彼らの国の通貨の両方を販売する」
と、ロシア政府高官は書いている。
となりのサインフェルド:スープナチ(クリップ)
プーチンはハッタリではない:西側は支払うことになる
メドベージェフは更に、ロシアが敵に農産物やその他の製品を供給する事は無く、ロシアが敵から何かを買う事もない --「2014年以来、何も買っていないが」と、繰り返し述べた。
「...輸入禁止製品のリストは」「更に、拡大する事ができる」
と、ロシアが西側諸国との関係を更に断つ事に何の問題も無い事について述べ続けたのです。
メドベージェフの発言は、ロシアのプーチン大統領が、ルーブル以外の通貨で支払おうとする国には、天然ガスやその他の化石燃料を今後一切提供しないと発表した後の事である。
ロシアは、ドルもユーロも使えず、制裁もエスカレートして居る為、自国の経済と国民を、欧米の侵略から守る為に、自国通貨を使う事が得策である。
ロシア政府は、ヒマワリ油の輸出に新たな制限を設けると共に、ヒマワリの種と菜種(キャノーラに類似)の輸出を禁止したと報じられている。
禁止される前から、これらのヒマワリや菜種の輸出に依存している国々は既にピンチを感じていた。
ベルギーと共に、ロシアからの輸入に大きく依存しているドイツでは、パニック買いが起こった。
肥料を専門とするヤラ・インターナショナルの代表であるスヴェイン・トレ・ホルセター氏は、
「私にとっては」
「世界的な食糧危機に突入するか否かではなく」
「その危機がどの程度の規模になるかと云う事だ」
「世界人口の半分は」
「肥料によって食料を得ています」
「もし、ある作物の畑から」
「肥料がなくなれば」
「収穫高は50%減少するでしょう」
と、述べた。
国連の別の専門家は、欧州は特に、直ぐに行動を起こさなければ、間も無く『地獄の様な』移民の流れに直面すると警告している。
この様な混乱の結果、南半球では食糧不足が起こり、且つて無い程の移民危機が再び引き起こされる可能性が高い。
元サウスカロライナ州知事、現在、国連 世界食糧計画の常務理事である、デービッド・ビーズリー氏は
「今が地獄だと思うなら」
「覚悟して置け」
「北アフリカを無視すれば」
「北アフリカは欧州にやって来る」
「中東を軽視すれば」
「中東が欧州にやって来る」
と、警告している。