肥料無し=食料無し:化石燃料の世界的使用停止は飢餓地獄への近道 - 無知な左翼の為の化学の基礎知識
2021年11月05日(金) by:マイク・アダムスTags: ammonia, badclimate, Chemistry, depopulation, famine, fertilizer, food inflation, food riots, food scarcity, food science, food supply, fossil fuels, genocide, green energy, groceries, Haber process, Haber reaction, natural gas, starvation
人工的に作られた食糧不足は、飢饉や飢餓、社会不安を引き起こすことで、世界中の過疎化を達成するための武器です。
世界的な飢饉を達成する最も早い方法は、肥料の供給を断つことです。
肥料が無ければ食料も無い。
肥料の生産を止めるには、化石燃料の供給を止めるのが一番手っ取り早い。
太陽エネルギーを直接肥料にすることはできない。
直接変換できないのだ。一方、天然ガスなどの化石燃料は、非常に効率的な方法で肥料(最初はアンモニア)に変換されますが、これは「グリーン」エネルギーにはかないません。
「ハーバー・プロセス」と呼ばれる方法です。
N2(窒素)+CH4(天然ガス)=アンモニア(NH3)
N2(窒素)は、大気中の空気から得られる。
大気中には約78%の窒素が含まれており、窒素は容易に手に入ります。
肥料製造の過程で、このアンモニアは二酸化炭素と結合して、もう一つの重要な肥料である尿素を生成する。
NH3(アンモニア)+CO2(炭酸ガス)=CO(NH2)2(尿素)
さらに、アンモニアと酸素から硝酸が生成される。
NH3(アンモニア)+O2(酸素)=HNO3(硝酸)
最後に、硝酸とアンモニアを合わせて、肥料となる硝酸アンモニウムを生成する。
HNO3(硝酸)+NH3(アンモニア)=NH4NO3(硝酸アンモニウム)
世界の肥料生産の多くは、1908年に誕生したこの「ハーバープロセス」と呼ばれる化学プロセスを中心に行われている。
この化学プロセスは、現在の人口レベルで人類を維持する為に最も重要な化学反応である。
N2(窒素)+3H2(水素)=2NH3(アンモニア)
これは、化石燃料(天然ガス)から得られる水素と空気を結合させる事で、空気を肥料に変えてしまうと云うものである。
この反応は、温度450℃、圧力200気圧で行われる為、成功させる為には大型の設備とエネルギーが必要となる。
約38億人の人々がこのプロセスに依存して生活しています。
このプロセスがなければ、現在の人類の人口を維持することは不可能である。詰り、世界人口の約半分を死滅させるには、ハーバー法で使われる炭化水素を供給する化石燃料を制限すればよいのです。
肥料生産の主要なインプットは、天然ガスと大気であることに注目してほしい。
天然ガス(CH4)をソーラーパネルや風力発電に置き換えても、CH4は発生しません。
太陽エネルギーではCH4は生成されませんし、風力エネルギーでもCH4は生成されません。
この化学反応には、重要なインプットとして化石燃料が必要なのです。
科学的事実:「グリーン」エネルギーの名の下に化石燃料を世界的に封じ込めれば、世界的な飢饉と社会の崩壊を招く。
重要な事は「グリーン」な未来を目指していると主張する科学的に無知なグローバリストによって、石炭や石油等の化石燃料が圧迫されると、肥料生産に使われる天然ガスを含む全ての化石燃料が不足し、価格が高騰すると云う事です。
昨日、COP26のグローバリスト会議では、40カ国が今後数年間で「石炭を段階的に廃止する」ことを約束しました。
これは、地球全体で壊滅的なエネルギー不足に陥る為、世界的な飢餓を保証する道です。
40カ国以上の国が石炭火力発電の廃止に合意
実際、北半球が冬を迎えようとしている今、既に地球を悩ませているエネルギー不足は、北米、ウクライナ、西ヨーロッパ、中国、インド、中東諸国で停電が予想されているが、これは全て、真に自殺願望のあるグローバリストの「リーダー」達が「グリーン」エネルギーの名の下に化石燃料のインフラを停止させた結果である。
グリーンエネルギーは、電力を消費するという点では確かに電力網に貢献できるが、肥料を製造するハーバー法の代わりにはならない。
詰り、化石燃料のインフラが止まってしまうと、肥料の生産も止まってしまうのだ。
ドイツ最大の肥料メーカーであるSKWピーステリッツ社は、
「今の価格水準では」
「経済的に健全な生産はできない」
と、述べている。
オーストラリア、アメリカ、イギリスなど世界各国でも肥料生産が中止されているが、その原因はグローバリズムによるグリーンエネルギー政策によるエネルギー不足に起因する天然ガス価格の上昇にある。
Bloomberg.comより。
CF Industries Holdings Inc.は水曜日、天然ガス価格の高騰により、BillinghamとInceの製造施設の操業を停止すると発表した。
欧州のガスや電力の先物は、エネルギーを大量に消費する産業が消費を抑制していることを受けて、木曜日に暴落した。
この危機は深刻な経済的影響を及ぼす可能性があります。
ゴールドマン・サックス・グループによると、価格の高騰は今冬の停電のリスクを露呈しています。
停電になれば、エネルギー価格は更に上昇し、インフレへの懸念が高まり、企業が既に負担している原材料費の高騰に拍車を掛ける事になるでしょう。
ブルームバーグ・インテリジェンス社のアナリスト、アレクシス・マックスウェル氏によると、CF社にとっては、主に硝酸アンモニウムを生産しているこれらの工場が停止することで、生産量が減少することになります。
より大きな影響を及ぼす可能性があるのは、他の生産者が追随するのではないかという懸念が高まり、肥料の世界的な価格に影響を与える事だという。
肥料の価格は既に高く、農家は土地や種子、設備などあらゆるものに費用をかけている為、更に出費が増えています。
生産コストの上昇は、食品の更なるインフレを意味しているのかもしれません。
BMO Capital Markets社のアナリストであるジョエル・ジャクソン氏は、「ガソリン価格が落ち着くまでの数日間、ヨーロッパ中で窒素や化学薬品の生産がより多く休止されていても不思議ではない」とレポートで述べています。
2022年の食料不足の大惨事は既に「焼き付いている」
2021年に肥料生産のシャッターを切る為、2022年の作物生産の壊滅的な損失は既に決まっています。それを止めることはできない。
2022年には、棚が空になったり、食品がインフレになったりしている現状をはるかに超えて、食料不足が加速する事になるでしょう。
2022年には世界的な食糧暴動が発生し、一部の国では食糧不安(飢饉)や飢餓が増加することが予想されます。
工学的な世界の輸送サプライチェーンの逼迫は、この動きを更に悪化させ、生産ができたとしても、肥料の納入が大幅に遅れる事になります。
肥料生産を行う為には、地域の電力網が機能している事が絶対条件である為、電力網の故障は肥料生産工場に大きな影響を与えます。
ワクチンの義務化は、犯罪者である政府が労働者を監禁し、労働力が十分に機能しなくなる事で、崩壊の原因となります。
その結果、世界的な食糧暴動、飢饉、飢餓、社会不安、混乱が発生します。
これは全て意図的なものです。勿論、世界のグローバリスト政府が人類に宣戦布告し、人類に対する大量虐殺を行っているからだ。