英国:天然ガス価格の高騰により、二酸化炭素を供給する肥料工場が停止し、食糧不足が深刻化しています
2021年9月24日(金) by:Ethan Huff

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CF Industries Holdings Inc.という肥料会社が、天然ガス価格の高騰により英国内の2つの工場の操業を停止し、国内の食品分野に悪影響を及ぼしています。

 

 


肥料生産の副産物の一つである二酸化炭素(CO2)は、ビールパン炭酸水などの製造に使用されています。

 

これがないと、多くの食品がイギリス人の手に渡らなくなってしまいます。

 

 

オンライン食料品店の Ocado Group Plc.は、食品の保冷・保存にもCO2が使われているため、既に顧客への冷凍食品の配送を全て中止しなければなりません。

 

食肉処理場では、このままでは数週間後には業務が停止してしまうと警告しています。

英国の食品業界は、武漢コロナウイルス(Covid-19)の規制でサプライチェーンが大混乱に陥った事による悪影響で、既に低迷しています。

 

そして今、CO2の生産が危ぶまれる中、事態は更に悪化しています。

CO2について Zero Hedgeは、

 

「鶏や豚を屠殺する前に気絶させる為に使われる重要な化学物質であり、賞味期限を延ばす為の包装材や、生鮮食品を配送中に冷凍保存する為のドライアイスにも使われています]

 

「CO2がなければ、食品のサプライチェーンは壊れてしまいます」



英国では9月末までにCO2が枯渇する可能性あり

 

英国食肉加工業者協会は、数日後に迫った10月迄に現在のCO2供給量が枯渇する可能性があると警告している程です。

 

このような事態になれば、食肉処理場は閉鎖され、動物は大量に屠殺されることになります。

また、ドライアイスの製造にCO2が使用されているため、ドライアイスの不足が広がっています。

 

ドライアイスがなければ、食品を冷凍保存して輸送することができないため、店舗の冷蔵ケースや冷凍庫が空っぽになってしまうものもあります。

食肉協会の代表、ニック・アレン「非常に憂慮すべき事態です」と言います。

 



「世界の何処か、理想を言えばヨーロッパの何処かに」

「その量のCO2を直ぐに代替できる供給源がない限り」

「この事態が深刻化するのは数日から数週間後ということになります」

英国ソフトドリンク協会も同様に、炭酸飲料の生産に必要な炭酸が不足していると警告しています。

 

 

また、アルコールを製造するためには炭酸が必要な為、ビールの製造も危ぶまれています。

ノルウェーに本社を置くCFインダストリーズ社によると、記録的な天然ガス価格の高騰により、アンモニアの生産能力は既に40%も低下しているという。その結果、食品業界向けのCO2生産に追い付けなくなってしまったのです。

 



このようなエネルギー危機と食糧危機の複合的な問題は、食物連鎖を寸断しているだけでなく、これ以上の混乱があれば崩壊しそうなデリケートな経済状況をも引き起こしている。

勿論、プランデミックが始まった当初からそうであったように、この物語の多くは無意味である。

 

例えば、これ以上の危機を招かないために、食肉を回収する別の方法を考え出すのではなく、なぜ食肉処理場で動物を淘汰するのか。

また、ゼロヘッジのコメント欄では、

 

「自分達の製品の価格を調整すればいいのに」

「なぜガソリン価格の上昇を理由に工場を閉鎖したのか?怪しい」

「これは全て、大衆にストレスを与え」

「世界的な大虐殺をもたらす為に作られたものだ」

 

と別の人は言った。

 

「ショーを楽しもう」

「そして、最も偉大な愚か者(大衆)が、無謀な命令に従う警察や軍隊をどれだけ崇拝しているかを保証している限り、愚か者は指揮を執る事ができる」

 

と、更に別のコメントが寄せられている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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