ロシア:米国が国境付近で生物兵器を開発していると非難
2022年2月25日(金) by: Mary Villareal

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ソーシャルメディア上では、ロシアによるウクライナ軍事施設に対する攻撃には、この地域にある米国のバイオ研究所も含まれているのではないかとの憶測が飛び交っていた。

 

ロシア政府は長年に渡り、米国が国境付近で生物兵器を開発していると非難してきた。

 

ウクライナで米国が運営するバイオ研究所をロシアが攻撃?
 

この説は、2月24日(木)、あるツイッターユーザーが発表したもので、そのアカウントは直ぐに停止された。

 

そのスレッドでは、国務省の生物学的脅威削減プログラムの支援のもと、ウクライナに幾つかの米国のバイオ研究所があると指摘している。

 

このプログラムは、米国が他の国と提携して「世界で最も危険な感染症の発生(故意、事故、自然)の脅威に対抗する」取り組みである。

ウクライナの米国大使館のウェブサイトにも、生物学的脅威削減プログラムの優先事項は、安全保障上懸念される病原体や毒素を集約して確保する事、そして、危険な病原体による集団発生が安全保障や安定の脅威となる前にウクライナが検知・報告できる様にし続けることであると書かれています。

このプログラムはまた、2019年にキエフとオデッサというロシアに攻撃された地域に2つのバイオラボを作る事に繋がったとされています。

 

ネット上に出回っている地図によると、米国が支援するバイオラボは、ヴィニツィア、ウジゴロド、リヴィウ、ケルソン、テルノピル、クリミアとルハンスク付近にもあることが分かった。

 

別の地図には、最近ロシア軍に攻撃された地域が示されているが、その多くは米国のバイオ研究所が活動していると思われる都市である。

ロシアは既に、米国が国境沿いで生物兵器を開発する可能性について懸念を表明している。

 

ロシア連邦のニコライ・パトルシェフ安全保障理事会書記は、昨年、研究所にある危険な病原体が軍事的あるいは政治的に利用される可能性があるという明確な兆候があったと主張した。

 

 

(関連記事:ロシア、ウクライナに対し、同国東部国境沿いの全面的な紛争を警告


昨年7月、パトルシェフ書記も、米国の管理下にある新しい生物学的研究所が、主にロシアと中国の国境に飛躍的に増えていると述べている。

「我々は平和的な衛生局が」

国境付近で活動している」

「と聞いているが」

何故か米国人が

「何十年も軍事生物学の分野で」

働いているメリーランド州の」

フォート・デトリックを彷彿とさせる」

「ところで、これらの地域には」

典型的でない病気の発生が」

「周辺地域で記録されて居るに」

注意を払う必要があります

 

と、パトルシェフ書記は言った。

 


米国が研究所で生物兵器を開発していると思うかどうかという質問に対しては、そう信じるに足る十分な根拠があると答えた。

 

 

「ハーグの化学兵器禁止機関(OPCW本部では」

「アメリカとその同盟国が」

反ロシア化学兵器に関する」

新たな章を打ち出さない日はない」

 

と、述べた。

中国とロシアは既に共同で、米国による生物兵器の開発の可能性を監視するよう国連に要請し、両用能力を持つ科学技術分野の急速な進歩により、生物兵器が武器として使用されるリスクが高まったと述べている。

 

 

ロシアの宣伝屋による冤罪?


2018年以降、ロシアの宣伝屋が「米国がウクライナで秘密のバイオラボを運営している」という嘘を広めている。

 

 

2020年5月、ウクライナ保安庁は、ウクライナに外国の軍事研究所が存在すると云う情報の拡散を止めるよう政治家に呼掛ける声明を発表した。

 

ウクライナ、米国のバイオラボ、そして現在進行中のロシアの偽情報キャンペーン

「最近、ウクライナにある

米軍の生物研究所が活動しているとする」

「『フェイクニュース』がメディアや」

「ソーシャルネットワークで拡散されている・・・」

ウクライナで外国の生物研究所が」

活動していることはない

 

最近、個々の政治家が行った発言は」

事実ではなく

意図的に事実を歪曲したものである

 

と、声明を発表した。

 

 


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ウクライナにある米国のバイオ研究所の疑惑について、以下のビデオで詳しく説明しています。

ロシアがウクライナにある米国が運営する8つの極秘バイオ研究所を外科手術で破壊

 

 

※Gen

 

情報だけならもう答えは出て居るし、既に挙げた。

 

(一ヶ所だけだけど)