伝家の宝竿 「帆ノ介」 ブログ -88ページ目

チヌにもツワリはあるのか?

のっこみ時のダンゴ効果について・・・・


ここからはあくまでも私の江良に限定する私見です。


この時期はエサ取りが少なく、「アタリがあればチヌ!」

確かにエサ取りと言えるのはフグぐらいで

しかも、大きいフグが時折、悪さをするだけでダンゴ付近に

長く居座る事はありません。


チヌについてもエサを求めて回遊し、ダンゴの煙幕や

ダンゴ自体に興味をもった時だけ筏下に留まりますが

こちらもそう長くは居座りません。


そもそもダンゴに気にくわない物が入っていたり、

変な臭いだったりしていて興味を持たないチヌは近寄りもしないかも?


多分、産卵に備えて好き嫌いがハッキリするのでは?

人間もツワリによって好き嫌いがハッキリするみたいに・・・・

実際、私の嫁も典型的なツワリでかなり偏食してました。


チヌも動物です。

人間と同様の生理的現象は十分可能性があると思います。


そこで難しいのはダンゴの配合と打ち方です。

気に食わないダンゴだと近寄りもしない・・・・

しかし、ダンゴ無しでは回遊しているチヌを足止めできない。


逆に言えば、気に入ったダンゴならエサ取りが少ない分

アタレばチヌ!まさにパラダイスも考えられます。


私の場合、この時期のダンゴ配合には気を使っています。

といっても基本は自作のヌカ砂ダンゴなので特別に配合する

集魚剤はありません。


年間通じて「さなぎ」と「アミエビ」と「オキアミ」だけです。

何に気を使うか?



それは分量(比率)です。


ベースのヌカと集魚剤の比率もありますし、

さなぎ、アミエビ、オキアミの比率もあります。



能書きたれるのはここまでにしときます。

6月4日 江良釣行 その2

昨日のつづき


お昼を過ぎた頃に海底にいい変化がでます。


ダンゴを突付くアタリが発生!

釣行前に想定していたコノシロの登場です。

後はこいつが暴れまくってチヌのスイッチが入るのを待つのみ!

しかし、コノシロのダンゴアタックは長く続きません・・・でした。


状況は潮があっち向いたりこっち向いたりしていますが

潮流は弱いので、しばらくはダンゴ釣りメインで組み立てます。


するとダンゴが割れてしばらく刺しエサを動かさないでいると

ギュイーンとひったくるアタリ!


びっくりしましたが反射的にアワセを入れると

なかなかの引き!

中層での粘り強い引きを堪能しながら現れたのは


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40cmのチヌです。


さあ!これから連荘!

・・・・・かと思いましたが後が続きません。


ほんとに今日は潮が不安定です。

2時30分の干潮でいつもの潮に戻ると予想

していましたが、結局いつもの潮向きに変わった

のは4時になっていました。


潮向きが変わってモチベーションも変わったのですが

いきなりぶっ飛び潮に豹変しています。


この状況に対応すべく、いろいろと試しましたが

ダンゴをカチンコチンに握ってコロコロと海底を転がるイメージ

の時になにやら怪しいアタリ発生!


ラインと穂先の角度が無いために繊細な状況は

分かりませんが少し押さえたアタリを合わせると

しっかりのっていました。


チヌ確率80%と予想しながらやり取りして水面に現れたのは

コノシロのスレ掛かりでした。


いい感じなのですが・・・・・

いかんせん潮が段々強くなります。


しかし、ぶっ飛び潮も思ったより長く続かず

弱まった時にいい感じのアタリが発生します。

焦ってしまったのかスバリでしたが、次の1投に

集中します。


しかし、今度は急に南風から北風に変わり

瞬く間に海面がうねり出します。


ここ江良は北風にはめっぽう弱い!

北風に連れてこられたウネリは筏を1mほど上下に

揺らします。


せっかくのチャンスですが

こうなっては釣りどころではありません。


時間はすでに5時

残り2時間のゴールデンタイムが・・・・


6時までこんな状況が続きましたが

風とウネリが少しマシになってきました。


するとどうでしょう!

風の次は潮です・・・・・。

また、ぶっ飛んでます・・・・。


とりあえず、潮に浮かされないように10gタングステンシンカーの

ぶっこみで辛抱強く、アタリを待ちますが・・・・・


せっかく作り上げたポイントもボケてしまうし・・・・

風が強く広範囲に落とし込む事もできない・・・・


唯一思いついた事は

ボケ2匹掛けでアピールする事でした。


しかし、これが功を奏します。

残り30分となったときに風/ウネリ/潮で揺れる

穂先に生命反応のアタリが発生!


渾身のアワセを決めると一気に筏下へ走り出します。

リールが巻けません・・・・

そして、「あっ」と言う間に「スー」とテンションが抜けました。


痛恨の針ハズレ・・・・

「ボケ2匹」とラインを「かなり這わせていた事」

何より「早合わせ」だったのか・・・・


少ないチャンスを朝夕と2回も針ハズレ・・・・


潮もl風も波も状況が良くなかったし

何よりも展開が良くなかった。


そんな状況での2匹でした。


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6月4日 江良釣行 その1

土曜日は江良へ出撃しました。


5時30分出船で3号筏へ搭乗です。

渡船途中に船頭の情報では前日が好調だったらしく

1号で8匹、2号で5匹、3号で4匹サイズも年無し頭に良型揃いだったそうです。


時合いは夕方との事ですが、2週間前の釣行では

2投目で釣れていますので今日も朝一から集中します。


早速、タックルをセットして第1投しますが、

前回はダンゴを5ケ投入してから2投目で釣れた状況を

今回は検証するためにダンゴを投入せずに打ち込みます。


1投目、筏直下は反応なし

2投目、2mほど遠投しますが反応なし

3投目、5mほど遠投しますが反応なし

4投目、左45℃へ2mほど遠投しますが反応なし

5投目、右45℃へ2mほど遠投しますが反応なし


ここで飽きちゃいました・・・・・。

いつもなら1時間ほど、もっと広範囲に探りますが

今回は焦りもあり、ここで5ケのダンゴを投入して

ふかせ用タックルをセットしてから


6投目、ダンゴ煙幕の中心にボケを落とし込みます。

すると着底と同時に・・・・

コツッ!

グッ、グーーーン!


合わせた瞬間の重量感はバッチリ!

リールを3回ほど巻いたところで強烈な締込み!


しかし、ここでテンションが急に無くなりました。

痛恨の針ハズレ・・・・

針先がヘタッっていましたのでチヌの歯に当っていたのでしょう・・・・


まさかのダンゴ投入後、1投目の出来事に

またもや悩まされます。

ダンゴに寄ってきたチヌなのか?

ダンゴに関係なく最初から居たチヌなのか?


その後、ダンゴは打たずに1時間ほど広範囲に落とし込みで

探りますが前回同様に2匹目のアタリは導き出せません。

もしかすると、ダンゴを打ったから散ってしまったのか?


朝の時合いを仕留めることができなく

ここで次の時合いへ向けポイント作りの為にダンゴ釣りに

切り替えます。


潮はいつもとは違う方向に流れてますが

想定の範囲なので釣り座はそのままで続行します。


そして潮が止まりかけた8:40に本日の1匹目!


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30cmのチンタ君です。


それまではエサ取りすら居ない状況でしたが

急に現れてびっくりさせられた1匹です。


ちなみにボケの落とし込みでした。


連荘を期待しますが、またしても単発・・・・

その後11:00~12:00まで釣り座を休めて昼食

休憩をとり、午後の部へと続きます。