【ヌートリア】
由来は英名の「Nutria(スペイン語の「カワウソの毛皮)」。以前は「沼狸(ヌマタヌキ)」や「洋溝鼠(ヨウドブネズミ)」といった呼び名もあったそうだ。
【海狸鼠(hǎilíshǔ)】
「海狸」はビーバーの旧名(現在は「河狸hélí」)。意味的には「ビーバーネズミ」。
【Nutria、Coypu/Heterocephalus glaber】
生息地の南米では「Coipo」と呼ばれており、英語では「Nutria」より「Coypu」の方が一般的のようだ。
もう「ヌートリア」で慣れちゃったけど、もしかしたら「コイピュー」と呼ばれていたかもしれない。
【メモ】
かつては毛皮の需要のため繁殖が奨励されていた(戦争の「勝利」にかけて「沼狸(しょうり)」と呼ばれていたという話)が、現在ではアライグマと同様特定外来種に指定されている。
同じテンジクネズミの仲間で見た目もさほど変わらないカピバラは「カピバラさん」に代表される癒しキャラが存在するのに「ヌートリアさん」はいないようだ(見分け方は尻尾が長いかどうか)。