干支が同じな年の差日韓夫婦です。

















干支が同じな年の差日韓夫婦です。
干支が同じな年の差日韓夫婦です
去年に亡くなった韓国の義理母に
贈る言葉を綴ります
『義理母に読む物語』の
最初からは、こちら
亡くなった義理母は
6女の2男の8人姉弟の長女
葬儀中の会場で
まず最初に
旦那に近ずいて来たのが
1番末っ子の弟(旦那の叔父)
お願いがある
それを聞けるのか?
それを最初に
答えてくれ
と、旦那にしつこく攻めより
その言葉に屈しないでいたら
睡眠が大事だ
寝ろっていう
お願いだよ
と、お前は小学生かっ
と、思わず
ドツきたくなるような
そんなアホな言葉を残して
去っていった 叔父
(以下、アホ叔父と呼びます)
そして翌日のこと。
昨日と同じく葬儀場で
旦那と義理弟とそのワイフが
テーブルのところに座っていたら
旦那の視界に入ったのが
アホ叔父と
もうひとりの叔父が
2人で何やら話している姿。
この、もうひとりの叔父
彼も義理母の弟なんだけど
日本で言うと県の権威者で
四十九日で渡韓した時に
私も1度だけ彼に会ったけど
薄らニヤついた顔が印象的な
あ~いるいる、この手のタイプ
みたいな人だった
(以下、議員叔父と呼ぶ)
離れたところで2人の叔父が
チラチラと旦那たちの方を見て
何かを話していると思ったら
ススッと近ずいて来て
最初に議員叔父が旦那たちに
こう言ったそう。
どうするの?
残った財産とか?
あ~、まだ悲しくて
考えられないです
お前らが
ちゃん考えなきゃ
いけないんだよ
お父さんにも
連絡して
サインとかも
貰わないと。
すると、次にアホ叔父が
あ~
そ~いえば
お姉ちゃん(義理母)が
俺が家を買う時に
1000万
手伝ってくれるって
言ってたんだけど....
で、続けて議員叔父が
あ~
俺もなんだよ~
# % ★ ♯の件で
お姉ちゃんが
1000万
助けてくれるって。
お姉ちゃんと
約束してたんだよね
干支が同じな年の差日韓夫婦です
去年に亡くなった韓国の義理母に
贈る言葉を綴ります
義理母が亡くなってから
悲しみも癒えないうちに
まさか、遺族に
お金の話をしてくる人なんて
いるわけないでしょ?
って、いやいや~
我先に~
あの手この手で
と
強欲さを全っっ~く
隠せない方々も
世の中にはいるわけで
相手の言動の後ろに隠れてる
意図や目的に気がつくことが
出来にくい旦那には
とにかく
そのような相手が
近ずいてきたら
会話の主導権を渡さず
一旦交わす、上手く逃げる
それだけを徹するように教えて
韓国へと送り出しました。
ようやく義理母に対面できた旦那
狂ったように
泣いてしまった...そう
旦那が
葬儀の合間に、度々
電話をかけてきたので
とことん泣いて悲しんで
素直に本心を
オンマに伝えてあげてと
私は、繰り返し伝え続けました。
葬儀の2日目の夜中
面白いことがあったよ
と、旦那がまた
電話をしてきました。
義理弟とそのワイフと旦那の3人で
外で話をしていた所に
義理母の姉弟の
1番したの弟が来て
『ちょっと話があるから~』
と
旦那のことだけを
離れた場所に呼んだそう。
『 1つだけ
お願いがあるんだけど
聞いてくれる? 』
なんですか?
と旦那。
『 聞いてくれる? 』
どんなことですか?
『だから~!
聞いてくれるのか?
それを先に教えて! 』
いや...
それがなんなのか
聞いてからじゃないと
わかりません
『だから~
聞いてくれるのか!
聞けないのか!
それを先に言って! 』
いやだから
お願いを先に
聞かないと
聞けるかどうかは
分かりません
『 1つだけの
頼みなんだよ~
聞いてくれよ~ 』
あの...だから...
内容はなんですか?
『 だから
聞いてくれる?
それだけ
先に答えろよ 』
いや、先に内容を
教えてくれないと
答えられない
です.....
このやり取りを
何回も繰り返したあとに
義理母の弟が
旦那に言った言葉が....
はぁ...
(ため息)
悲しい
からって
食べない
寝ないだと
倒れるから
寝た方
がいい!!
お願いだよ
と言って
去って行ったそう
あとで聞くに
その義理母の弟
1番、末っ子の弟らしく
ちょっと言葉は悪いけど
旦那から見ても、以前から
おツムの足りなさが
隠しきれないようなタイプの
人間らしく。
まだ、my mother の火葬も
終わってないのに....
あいつ、なにを
言おうとしたんだろう
絶対、お金のことだよね?
30億の遺産が原因で葬儀中から
トラブルになったお話
このお話の続きは
こちらの⑩へ
干支が同じな年の差日韓夫婦です
ブログに遊びに来てくれて
ありがとうございます
ただいま
亡くなった韓国の
義理母のことを書いていますが
昨日から
ちょいと横道にそれまして。
今日は、うちの母の実家で起きた
遺産相続にまつわるお話①の
続きです。これで完結なので
良かったら読んでください
女帝のような韓国の義理母でした
母の妹(三女)の旦那のミキオが
ジィちゃんの遺体のそばで
グチグチ、ダラダラと
彼の胸の内を喋り続け
酔いどれながらも最後には
お前の母親は
相続する権利はない❗
と、そこが最も
言いたい所のようで
そのフレーズを
何度も繰り返しながら
終いには、イビキをかいて
寝てしまった
その後の
私の心境はというと....
財産目当て?
そんなん知らんがなっ
てか、それよりも
ミキオが繰り返し言っていた
バァさんは
お前らが嫌い
外孫は
邪魔なだけ
お前らが来たのも
嫌がっている
バァちゃんは、本当に
私たち3人をそう思って
いるんだろうか ?
(私は3人姉弟です)
そこだけは、バァちゃんに
直接、聞いておきたい。
もし、バァちゃんが
ミキオの言う通り
そう思っているのなら...
悲しいけど
それはそれで
受け入れるだけ。
もう、ここに
来なければいい。
でも、今夜のことは
絶対に母には
内緒にしておかなきゃ....
知られたら
大騒ぎになるよね.....
そう、思って
ミキオの失態を一緒に見ていた
いとこ2人に
その旨を伝えたの。
そしたら
早朝に起きて来た
1番下の妹の叔母が
ミキオが私に吐く暴言を
ちょっと前から
廊下で聞いていたらしくてね
ひょこっと、あらわれたのよ。
その叔母は
ミキオが寝たのを確認すると
すぐさま私の所にきて
あんたが
許せないことを
いっぱい言われたのは
聞いてた。
でも、あんたのお母さんが
これを知ったら
大騒ぎになるから。
今は、黙っていたほうが
いいと思うんだ。と。
うちの母はね
いい意味純粋で、嘘がない
計算が出来ない人。
バカ正直で、ど真面目。
思ったことを悪気もなく
すぐに口にしちゃったり
他人の事もすぐに信じたり。
4姉妹の次女なのに
下2人の妹たちには、昔から
妹のように扱われるような
そんな母なの。
その叔母に、私は言ったの。
母の耳に入れないほうがいい
それには、同意見。
でも、バァちゃんには
私たちが、バァちゃんにとって
望まれない存在なのか
それだけは
聞いておきたいと。
叔母は
うん、聞いておくといいよ
あんたの好きにすればいい
と、言ってくれた。
そんなことを叔母と話していたら
バァちゃん起きてきたんだよね
うちの母はまだ
2階で寝てるようだったから
今がチャンスと思って
バァちゃんの元へ行き
昨晩、ミキオに言われたことで
ただ1つだけ
聞いておきたいことがある。
バァちゃん ?
私たち3人が嫌い?
ここに
来て欲しくないって
思ってる?
思ってた?
そう、直球で
バァちゃんに聞いたら
ミキオは、どーしょも無い男だ。
あのバカが....
そんなこと一度も思ってない。
バァちゃんには
全員、可愛い孫だよ。
嫌いなんて思ったこともない。
ミキオがバカなだけ。
なにも信じるな...。
そう、悲しそうな顔をしながら
答えてくれたの。
そっか
それを聞けて良かった。
私は、そうバァちゃんに言って
少し寝ようと
2階に行ったんだけど。
それから、数分後
昨夜一緒にいた
いとこが部屋にきて
なんか、下で
すごいことになってるよ
と言うので
下に戻ってみたら...
ミキオが
バァちゃんに土下座して
すいませんでした
すいませんでした
すいませんでした....
と、謝り続け
バァちゃんは、泣きながら
声を荒らげて
奉公にだされ
無我夢中で働いて
爺さんとコツコツと荒地を耕して
朝から晩まで働いて。
1坪1坪、一所懸命
買い足してきた土地だ
私を巻き込むな
これ以上、揉め事を起こすな
私が
なにを悪いことをしたんだ
面倒なことを持ってくるな
そんな状況の所に
ミキオの妻(三女)が現れて
昨夜のミキオの失態を
四女の叔母と
いとこから聞かされていて。
そんな中、バァちゃんは
オイオイ泣いてるし
ミキオは、なおもまだ
許してください
俺はバカです
とか、言いながら
土下座、し続けてるし
あれ
私が、バァちゃんに
聞かなきゃよかった
って思ったけど
もう、後の祭り
でも、幸いにも、うちの母は
下でそんな騒ぎになってることを
全く気がついてなかったの。
で、その日
当事者たちは
今朝の出来事はなにも
なかったかのようにふるまい
無事に告別式を終え
火葬場に向かったの。
火葬している間って
みんなでお弁当を食べたり
待ち時間が長いじゃない?
その時にね
これまた、真の問題児の
母の姉(長女)が
この空気の異変に気がついて。。
どうやら、事の起こりを
ミキオに聞いたみたいなの。
(昔からミキオは、姉さん姉さんと
長女の下僕風な関係)
そしたら、通称姉さんの
(長女の)叔母が
お構い無しに
三女や四女に
色々、話を
聞いてまわるもんだから
そりゃ~うちの母だって
気がつくよねっ
(だめな流れじゃんっ )
もう
そっからが大変~
うちの母がミキオの前に
仁王立ちになり
私の
子供に
なに
言ったー
って、火葬場の待合室に
響き渡る声で叫んで
飛びかかって行き....
今でも忘れない、あの光景。
伊丹十三監督の映画の
ワンシーンのような?
喪服姿の人達が
揉み合う
おしくらまんじゅう?
止めに入る人の声もデカいし
うちの母の声は発狂してるし
私を含む、いとこ連中
計12人は
大人しくテーブルの前に
座りながらも
大人が揉み合う姿を見ながら
ドン引き....
突然の動脈瘤の破裂で
この世を去ったジィちゃんの
葬儀が
こんなんだったんだけど。
ジィちゃんは
ちゃんとフォーマルな
遺言状を残していてね。
弁護士何人かが、同席して
遺言状を開くと
ジィちゃんは
次女の母が持ち家がないことが
ずっと心残りだったようで。
母に譲られる土地を売って
現金化して
必ず
東京に家を建てるように
そう書いてあったそう。
ジィちゃんが残した
遺産の総額は
30億以上
うちの母は
自分の親が財力があるのは
知っていたけども
どれだけの財産はあるのかは
全く、知らなかった。
母は、ひとり離れて
東京住みだったし
バァちゃんがよく
金無い、金無い...と
母に、言っていたらしいし。
私の成人式の時とか
入学などのお祝い事があると
バァちゃんが決まって
お祝いで30万を
くれたんだけども。
それも有難いね~と
母は普通に喜んでいたの。
でも、この遺産相続のことから
見えてきた事実がね
他3人の姉妹たちは
親の近くで暮らしていたので
事あるごとの
子どもたちへのお祝い金は
300万円がスタンダード
そのほかにも
孫たちの学費やら、車やらと
色々と援助をしてもらってたよう。
だから、向こう側の人たちは
ジィちゃんが
母宛に残す遺産が
自分たちの
取り分よりも
母に流れる額が
はるかに多いに
違いない
そう、思っていたみたい。
(つか、そんなん知らんがなっ)
うちの母が昔から
よく言ってた言葉。
子供の頃から
私は母親から差別されてきた。
扱いが違かった。
私に対する言葉も違かった
悲しかった。
でも、父だけは
私を可愛がってくれた。
よく、そう言ってたっけ。
なにが事実で
どれがあの人たちの
本心だかは知らないけど。
この10年後に
バァちゃんが亡くなり
バァちゃんが亡くなる前も
亡くなったあとも
あ~じゃない、こ~じゃないと
問題児の長女の叔母を先頭に
問題が起きたらしく。
『お金』が絡むと
その人の本質が
見えてくるよね~
本当にそれがよく見えた
出来事でした。
同時に
人の残したお金に
微々たりとも動じず
母がもらった遺産には
完全ノータッチな、うちの父。
ほかの姉妹みたいに
自分は、親からの金銭援助を
全く受けていないことを
知ったあとも
うちの母はなにも言わず
求めず。
母は
要領のいい姉妹たちの
好きなようにさせ
ジィちゃんの
遺言の意思だけを受け取り
家を建てて
その後、彼らとの
家族関係から身を引いた。
私は、自分の親が
このような考えの人で
本当に良かったなと
心底、思った。
ジィ、バァちゃんのお墓が
他の姉妹が住む場所から
20分くらいの所にあるんだけど
今でも母は
高速を運転して、彼らに
お花を供えに行っていて
毎回、お墓に誰かが来た
形跡がないね...と呟いている。
お金だけじゃなくて
言葉にもだけどさ
お金をもらうとき
お金を渡す時
言葉をかけるとき
言葉を
かけてもらうとき
そこに
『心』『気持ち』
が入ってないと
無意味どころか
何かがおかしくなって
自分の魂の
『害』でしか
なくなるよね...
私は、そう思います。
『心』がこもっている
お金や物、言葉のやり取りが
もっともっと増えたら
いいのになと、願うわ。
読んでくれてありがとう
このお話は終わりです