変わらずの暑さですが、
ほんの少し日差しに透明感が増して、
空気に秋の香りが混ざってきたような気がします。
・・・ということをイギリス人の友人に話したら、
「そういうところ、日本人って本当にすごいよね」
と言われました。
・・・笑
たしかに、こういう季節の移り変わりを感じるのは
そしてそれを話題にするのは、
日本人ならではなんですよね。
彼女は日本に住んで長いので
この感覚がわかるのですが、
いくら英語でそれに相当する表現をしても、
はじめからその感覚がなければ伝わらないだろうな、と思います。
言葉ってすごくて、
同じ言葉を使っても、
本当に人の捉え方はいろいろです。
その人のバックグラウンド、
現在の生活環境、価値観、性格、
そこに好き嫌いという好みも加わるので、
日本人同士が同じ言葉や表現を使っても、
話し手の意図と全く違うように捉える人もいるし、
「え？そっち？」という部分を記憶に留めている人もいる。
全体的に自分と近い価値観を持っている人でも、
「そこに関してだけは違う」ということもあるので、
相手に本来の意味がきちんと伝わったかどうか、
本当に大事なことは確認する必要があります。
私もたまに、
「あ、間違って伝わった・・・
そういう意味じゃないんだけどな笑」
ということがあります。
でもまぁ、ほとんどはどっちでもいいことなので、
だいたいはそのまま流しています。
そういうとき「表現って難しい」と思うし、
本当によく知っている人以外は、常に、
「違う価値観の人に話している」
という感覚が必要だな、と思います。
相手のことを勝手に「知っている」と思わないこと。
これはある意味、
相手へのリスペクトでもあると思うのです。
全部を知っているとは思わない、という謙虚さ。
基本的に相手と自分にたくさんの共通点があっても、
「だからと言って他の価値観まで同じわけではない」
ということを頭に入れておかないと・・・。
とかく、
「きっと相手も自分の価値観や感覚と似ているはず」
という前提で話を進める人は多いものです。
そして、相手に対して自分が勝手に作り上げたイメージで無意識に相手を判断して、
それと違うと、
「相手が思い通りの反応をしてくれなかった」とか、
「あんなことを言われるなんて思わなかった」
というような、
さも相手がひどい人かのように判断をしてしまうことってあるのですよね・・・。
うーん、
「それははじめから、
あなたと相手では価値観が違っていただけでは？」
ということです。
人の意見は人のもの（人の自由）で、
それが絶対的に正しいことのわけでもないので、
相手の受け止め方を気にしたり、
一喜一憂する必要もほとんどないと思います。
・・・という、今日はあるところに来た質問について、
私の考えを書いてみました。
これもまた、
「私の意見は私のもので、
全ての人に通用する正しいことのはずがなく・・」
ですね笑
私は白が好きなので、
特に夏は白ばかり着ているのですが、
さすがに麻の白はそろそろおしまいですね・・・。
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