講演会に参加される方は、できれば親子の会話記録をつけてみてください☆


テーマは3つです。


1 「ね」ってうなずきあえる幸せ

会話の最後に「ね」をつけて話してみてください。

指示・命令の「ね」ではなく、 共感の「ね」を使っていきましょう。

「ね」は顔を見て話さないと言えないと思います。

共感の「ね」を意識することで、親子の会話が変化すると思います。


「おばあちゃんが元気な声を聞かせてくれてうれしいねぇ。」


「お布団干したからお日様のにおいがして気持ちいいね。」


「お友達とけんかしたのに、また遊ぼうって言えたねっ!」


「のどがゴクンっていったよ。おいしかったもんねぇ。」


「痛くなかったかな。大丈夫そうでよかったねっ。」


毎日「ね」とうなずきあえば、きっと親子の笑顔がふえます。

何気ない会話の最後に目を見つめあい、うなずきあうだけなのに、まるでおまじないをかけたように、幸せな気持ちなるから不思議です。



2 今日に乾杯

食事は家族がそろう大切な時間。その日にあった出来事に家族で乾杯してみましょう。


例えば・・・


私(母)「みんな、今日はどんないいことがあった?」

次男「公園に遊びに行って、フリスビーが楽しかったよ、かんぱい!」

長男「今日ね、なかなか抜けなかった歯が抜けたよ!かんぱ~い!」

私「久しぶりに外で体を動かすことができて気持ち良かったよ、乾杯!」


などなど。


どんな乾杯ができるでしょうか。


3 「おやすみ」のあいさつ

慌しい毎日の中、寝る前のほんの5秒でいいのです。優しく頬と頬をくっつけて、お互いのぬくもりを感じてみましょう。温かく優しい気持ちになれるはすです。

そして、ただ「おやすみ」と言うのではなく、「○○ちゃん、おやすみ」と子どもの名前を呼んでみましょう。

これを3日間続けて、どんな変化があるか感じてみてください。



以上3つの中から、ピンとくるものについて、できれば講演会の前にチャレンジしてくださいね。

期間は3日間。

どれも、時間はかかりません。

普段の会話を少し変えるだけです。

そして会話記録を付けることをおすすめします。







日常の生活文化を見直せば、子どもの育ちが変わります。
子どものやさしい笑顔に包まれたおだやかな会話で、今しかできない子育てを思いっきり楽しみましょう。



講師
 寺内 定夫 (子どもの文化研究所前理事長)
会場
 池上文化センター

第1回 平成25年1月21日(月曜日) 9時45分から正午
 「親が変われば子どもが変わる」

第2回 平成25年2月8日(金曜日) 9時45分から正午
 「両手で受け止めて聴く子どもの絵」

定員   30名
参加費  無料

保育あり (1歳6ヶ月以上6名まで、先着順。おやつ代300円)
申込方法 
 1月14日(月曜日)までに申込先へメールでお願いします。
 氏名、電話番号、保育の要、不要を明記してください。
申込・問合先
 
ota_hohoeminokai@yahoo.co.jp


次回のチャレンジ課題です。


①勝ちと負け

②自分と仲間

③新しい友だち

④子ども発見

⑤子育てのうた

⑥子どもの絵を聴く


課題について

負けて、泣くほど悔しがる子どもにどんな声かけをしますか。


勝ち負けにこだわりすぎると、子どもが挫折してしまうことがあるので気をつけたいものです。


それでも勝ちにこだわるのか?小さい頃の勝ち負けはあくまで遊びととらえるか?


勝ち負けを通して我が家の価値観を伝える機会を持つといいでしょう。




次回のほほえみの会は

3月5日(火)10:00~12:00 大田区民プラザ和室です。



なお次回までにずいぶん間がありますので、できれば2月末頃にメンバーだけの勉強会(相談会)を行いたいと考えています。

相談会の日程と課題の締め切りが決まりましたら、ご連絡します。





ほほえみの会の講演会があります。


どうぞご参加ください!

http://www.city.ota.tokyo.jp/kyouiku/shakyou/s_gakushuu/kyouikuryoku_sien/24hohoeminokai.html


講師
 寺内 定夫 (子どもの文化研究所前理事長)
会場
 池上文化センター

第1回 平成25年1月21日(月曜日) 9時45分から正午
 「親が変われば子どもが変わる」

第2回 平成25年2月8日(金曜日) 9時45分から正午
 「両手で受け止めて聴く子どもの絵」

定員   30名
参加費  無料

保育あり (1歳6ヶ月以上6名まで、先着順。おやつ代300円)
申込方法 
 1月14日(月曜日)までに申込先へメールでお願いします。
 氏名、電話番号、保育の要、不要を明記してください。
申込・問合先
 ota_hohoeminokai@yahoo.co.jp







12月3日(月)10:00~12:00  大田区民プラザにて 参加者11名


課題

人がアリになったら どんな景色が見えるかな

②大きな声 小さな声 優しい声 穏やかな声

③子ども発見 

④子育てのうた

⑤子どもの絵を聴く



①の課題では子どもにファンタジーを伴っていろいろなものの見方を促します。

空想力は人と人とをつなげるものですが、今の子どもにはテレビや本、ゲームなど生活の外から生まれた空想が広がっています。

ぜひ、生活から生まれた空想力が持てるようにしたいものです。



また、大人もいろいろな視点からものごとを見る必要があります。


土竜図(どりゅうず)という地図をご存じですか。

土竜とはモグラのことで、モグラのように地面の中から上部を見上げた地図のことをいいます。


例えば、「専業主婦なので、子どもにお手伝いを頼むことを悪いなと思ってしまうのですが・・・」

という意見がありました。

確かに専業主婦という視点で見ると家事を全てやるのは主婦の役目と見えるけれども、母親という視点で見ると、手伝いを通して子どもに文化を伝えることができるとわかります。


このようにものの見方を変えてみることが大切とのことでした。




ほほえみの会の講演会があります。


どうぞご参加ください!

http://www.city.ota.tokyo.jp/kyouiku/shakyou/s_gakushuu/kyouikuryoku_sien/24hohoeminokai.html

大田区教育委員会HPより

社会教育関係団体→生涯学習・社会教育→家庭・地域教育力向上支援事業→「ほほえむ子育て講演会」ほほえみの会

の順で検索してください。


講師
 寺内 定夫 (子どもの文化研究所前理事長)
会場
 池上文化センター

第1回 平成25年1月21日(月曜日) 9時45分から正午
 「親が変われば子どもが変わる」

第2回 平成25年2月8日(金曜日) 9時45分から正午
 「両手で受け止めて聴く子どもの絵」

定員   30名
参加費  無料

保育あり (1歳6ヶ月以上6名まで、先着順。おやつ代300円)
申込方法 
 1月14日(月曜日)までに申込先へメールでお願いします。
 氏名、電話番号、保育の要、不要を明記してください。
申込・問合先
 ota_hohoeminokai@yahoo.co.jp








次の課題

①人がアリになったら どんな景色が見えるかな

②大きな声 小さな声 優しい声 穏やかな声

③子ども発見 

④子育てのうた

⑤子どもの絵を聴く


解説

①子どもがアリの気持ちになってものをみたら、どう見えるでしょうか。

この課題はものの見方を多面的にするというねらいがあります。

自分の視点だけでなく、人の視点も持つということが大切です。

これは友達の気持ちを考えることにもつながります。


②大きな声を出すと子どもはどう反応するでしょうか。

小さな声ではどうでしょう。

声の大きさだけでなく、口調・表情・しぐさにも気をつけてください。


③わが子の姿を見ないで、情報を頼りに子育てするようになりました。

雑誌や本などの情報から「赤ちゃんとはこういうものだ」「子どもはこういうものだ」という認識を持ち、子どもをよく見ていなくても、わかったつもりになっています。

そして、お金を出して買った情報に合わないと、「うちの子は違う」と思い込んでしまっています。


わが子をよく見て、発見しましょう。

それには会話が大切です。



④記録を短詩化してみましょう。

なるべく、自分の気持ちを入れないで、写生化したものがいいでしょう。



締め切り 記録、絵ともに

11月24日(土)



次回は


12月3日(月) 10:00~

下丸子大田区民プラザ3階和室 にて行います。






次回の課題


(1) 母と子のおもちゃあそび

(2) 虫の鳴き声を聴く

(3) 子育てはいつまで

(4) 子育てのうた


解説

(1) おもちゃには、葉っぱなどを使ってもいいです。

    今、売れるおもちゃは、ひとり遊びができるおもちゃです。

   そのため、親から受け継がれるはずの言葉が子どもに伝わっていません。

   よりそう言葉の育ち

   人に語りかけるときに、相手がしゃべりたくなるように話すには、どうすればいいでしょう。


(2) 秋です。虫の声を聴く、姿を見る、楽しみましょう。


(3) 子どもが二十歳になるまでが子育て?

    いやいや、就職?子ども(孫)を生むまで?まさか、孫育てまで?


(4) 短詩化した記録です。


記録の締め切り10月5日(金)深夜12時

絵の締め切り 10月9日(火)夕方


※記録、絵、ともに、お子さんの名前と年齢を必ずお書きください


次回のほほえみの会は


10月16日(火) 10時~ 武蔵新田駅近く プラムハイツ にて行います


9月20日(木)10時~12時

大田区民プラザ3階 和室にて 参加者16名 

課題

(1)住んでいる地域のメンタルマップ

(2)身近なもののそれぞれのよいところを見つける

(3)記録の短詩形化

(4)子ども発見


メンタルマップを書くことで、地域の文化の話(おじぞうさん、神社の謂れなど)を伝えることができました。また、親の知らない場所を子どもが知っていたり、子どもがご近所のやさしさに触れたり、描きたいことをしっかりイメージして描いていたりと、新しい発見ができました。


親の文化をただ伝えるだけでは授業になってしまいますが、メンタルマップだと、一緒に経験を共有しながら、伝えられます。

 また、ふだん、同じ道を通っていても、子どもが見ているところが、親とまったく違っていて、面白く感じたり、じつは、親に内緒にしていたとっておきなどの場所を、子どもがうっかり書いてしまったり・・・。

ぜひ、今回できなかった方も、時間があったらチャレンジしてみていください。


寺内先生の言葉


最近、報道されている「いじめ」のニュース。

報道では、周りが「いじめの心」を見抜いていないと伝えています。

見えないものを見る評価が抜け落ちています。

学校からの通信簿の中に、見えないものを評価する項目がないのです。

親は、わが子の見えない力を知るすべがありません。


子育てがカリキュラム化されています。

親は、マニュアル本や子育ての情報誌からの情報でカリキュラムを作り、

カリキュラムに載っていないよい点は、評価せず、

それに沿わない現実は受け入れることが出来ません。

人間的な子育て文化が伝えられていません。

個性的な発達ができないのではないでしょうか。












次回の課題


(1)住んでいる地域のメンタルマップ

(2)身近なもののそれぞれのよいところを見つける

(3)記録の短詩形化

(4)子ども発見


解説


(1)自分の住んでいる町について、どんな印象をもっているでしょうか?

道の途中で、自分の心を動かすようなものを見つけ、その子らしい発見をするように誘います。


記録の締め切り9月9日(日)深夜12時

絵の締め切り 9月9日(日)夕方


※記録、絵、ともに、お子さんの名前と年齢を必ずお書きください


次回のほほえみの会は


9月20日(木) 大田区民プラザ3階和室 にて行います



7月2日(月)10時~12時

大田区区民プラザ3階 和室にて 参加者11名

課題

(1)調理や食事のときの、擬音語、擬態語

(2)子どもの個性の発見

(3)子ども発見


(1)調理や食事のときの、擬音語、擬態語より


それぞれに漬物噛む音

ポリポリシャクシャク

シャクポリチャクチャク


野菜を生で食べる機会が減ったことで、食事中の擬音語が減りました。

キャベツとにんじんを食べるとき、生だと違いがわかるのに、ゆでてしまうとわからない。

おいしい擬態語や擬音語は、それだけで食事をおいしくします。

子どもたちの思考力は、親の文化を伝えることで、広がるものです。

おいしい音を伝えてください。


食事中の擬音語、擬態語の記録にはマナーに相反する場合があります。

ふざけていいときと

ちゃんとしないといけないとき

親の柔軟性が子どもの自分をコントロールする力をはぐくんでいるのではないでしょうか。


(2)子どもの個性の発見


電車来るハザホゾバサって聞こえるか

聞こえぬ音も聞き取る息子


子どもには、大人に聞こえない音が聞こえるのですね。

耳だけではなく、全身で聞き取っているのでしょう。


カタツムリ殻から出るのか入るのか

アジサイの葉に戻してあげる


カタツムリが殻に入ろうとしているところ、というのはとても珍しい表現です。

子どもがカタツムリに共感しているところがとてもよく感じられる絵の記録です。


(3)子ども発見


おさななじみと出会えた

2年生のクラス替え

ワイワイ登校楽しみながら、

年下仲間の不安がる顔に

気づいて謝る娘のやさしさ


お母さんの小さな気づきを子どもに伝えることで、年下の友だちに対して共感することができました。日常のささいなできごとを、見逃さず、ゆっくりとお話して、子どもに伝えています。

難しいけれど、お母さんはこんなこともできるんだ、と知ってほしいです。






次回の課題
(1)調理や食事のときの擬音・擬態語
(2)子供の個性の発見
(3)子供発見


解説

(1)本来、食事では音を大切にしていますが、我が家ではどんな音を出しているか考えてみてください。

おいしさを感じる時にどんな音を誘っていますか?


(2)これは、以前にやった「家族評価」ともつながります。

学校における評価は、例えば「3年生としてどんな姿が望ましいか」といった学年を単位としたものが中心になります。

しかし、家庭では、学年単位ではなく、成長期を長く捉えて、考えることが必要です。





記録締切日 6月22日(金)深夜12時

絵の締め切り 6月22日(金)夕方


※記録・絵ともに、お子さんのお名前と年齢を必ずお書きください。


次回のほほえみの会は、

7月2日(月)10時より、大田区民プラザ3階和室 にて行います。