オドリママのご報告、ありがとう!

引き続き、私hanamaru40の感想を。


寺内先生


●親子が向き合う時間が少なくなってきた


 忙しい親が増えて、子どもは親と向き合うよりも、テレビと向き合う時間が増えた。

    (テレビだけでなく、ゲームもですね。)

 親からよりもテレビから言葉を覚える。

 よく「あの子があんなことをするなんて!」と犯罪を犯したこどもについて

 言う人がいるが、よく観ていないだけ。突然するのではない。


●小さい声で話す

    (これはマイクがなくて、どうしようか、と迷っていたら、

     オドリママがさっとマイクを準備してくれて、そこで先生がおっしゃったこと。

     オドリママ、本当にありがとう!)


 「お友達と仲良くしなきゃダメでしょ!」なんて大声で怒るのは逆効果。

 親が威圧的に見えるのは体の大きさだけでなく、声の大きさ。

 子どもとは小さい声で話す。


    (私も実は気をつけていることがあって。

     話すスピードを変えるということです。

     いつも早口なので、仕事の時はそれでいいとしても

     家庭では、ゆつくりと話すように心がけています。

     それは、このほほえみの会のみなさんと話していて、気づいたこと。

     ほほえみの会に来ると、時間の流れがゆったりしている。

     それは、話し方がゆっくりということが大きいかな?と気づいて。

     ゆっくりと話すということに、これからは声の大きさも気をつけます。)

 

●手遊び

    (上の写真は、最後に先生がハンカチを持って、いろいろな見立て遊びができることを

     実際に教えてくださった場面です。

     たった1枚のハンカチで、イマジネーションが広がります。)  



ほほえみ  第二部のグループに別れての懇談。

 I さんがご自分のお子さんの絵を見せながら

 失敗談も交え、話してくれました。


 寺内先生の講座は、決して絵を 

 うまく描くためのものではありません。
 絵を通して、親子が語らうことを目的としています。


 次回、11/14(金)9:45から

 どうぞご参加ください。

 大田区池上文化センターにて。


10月3日池上文化センターにて寺内定夫先生の講演会を行いました。

ご参加いただいた皆様ありがとうございました!

ご講演の内容についてまとめてお伝えいたします。






「子どもの心を大人はどのように受け止めてきたか?」


テレビが家庭に登場した1960年代以降、「心を育てる」という部分が教育から抜けてしまっている。

子どもは小学校入学までにおよそ3000語の語彙を獲得すると言われているが、その中には親から受け継いだ言葉でないものが増えてきた。例えば、「バカ」「死ね」などがそうだ。テレビが登場する以前は親の言葉を子どもは模倣していたが、今はテレビの言葉を模倣しているのである。

そして、1960年代以降の子どもが親になり、子どもに優しいまなざしを向けられない親が増えたのではないかと思う。


子どもに優しいまなざしを向けないとどういうことが起こるのか。

例えば、涙を流さない子ども、笑わない子どもの登場である。
つまり、親に受け止めてもらえないことが分かると、泣いたり、笑ったりという自己表現をあきらめてしまうのである。
以前に比べ、子どもから豊かな表情が減っているように思う。
その変わり、「にらむ」など親がしないような表情をし、自己主張はするのである。

子どもの犯罪が起こると周囲の大人は「あの子がそんなことをするはずがない」「信じられない」という。
しかし、そこに至るまでに何かのサインを出していたはずで、実は大人の側がその子の訴えを受け止めていなかったことに他ならない。

また、子どもが描く絵については、子どもの心の現われだということがわかっておらず、いたずら描きだと思っているので、子どもは絵を描かなくなってしまっているのである。
絵の中にある心を受け止めないと、子どもは自己表現の手段をひとつ失うことになる。
そして、絵を描かなくなるか、キャラクターなど親に見せなくてもいい絵、自分だけで楽しむ絵だけを描くようになるのである。

子どもの絵を聴くにはトレーニングがいるが、必ずできるようになる!

また、見えない心を見えるようにするのには空想遊びが有効である。


黄色い花・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・黄色い花

講演会の後は4つのグループに分かれて、会員の体験談の発表及び意見交換をしました。
話すことはたくさんあって、グループでの40分はあっという間でしたね。
ご参加された皆様いかがでしたか?



次回チャレンジ記録のテーマは

① チャレンジ 子どもがどんなことにチャレンジしたか、大人がその時どんな声かけをしたか。
② 優しい心  親が気づいた子どもの優しい心

①、②のテーマで、親子の会話を記録してみてくださいね。

ビックリマーク11月4日(金)池上文化センターにて第2回講演会を行います。
残念ながら今回ご参加できなかった方、2回目だけでもという方、参加を受付しております。
9月22日の記事をご確認の上、お申し込みください。

                         オドリママ


寺内定夫先生の講演会を開きます。

参加無料。まだ少し余裕があります。

ご応募お待ちしています !


●第1回2008年10月3日(金)9:30(開場)9:45-11:30
会場 :池上文化センター第一集会室

http://www.city.ota.tokyo.jp/shisetsu/bunkacenter/ikegamibunkacenter/index.html

講演 :「ねっ!て語り合う子育て」寺内定夫先生
     「語らいの子育て体験談」子育て中の母親から

●応募方法

:①氏名(グループでの参加希望の場合、希望者全員分

    ②電話番号(グループの場合は代表者のみ)

    ③保育の要、不要(希望の方は、お子様のお名前、性別、月齢、FAX番号)を明記のうえ、

    Eメールにてota_hohoeminokai@yahoo.co.jp


 お子さんが自由に描いた絵がありましたらお持ちください。余白か裏面に

  1.お子さんの氏名 2.月年齢 3.描いた時や絵をもらった時の会話や

  状況を簡単に記入してください。お預かりした絵は2回目にお返しします。

 

●第2回2008年11月14日(金)9:30(開場)9:45-11:30

  会場 :池上文化センター第一集会室

  講演 :「子どもの絵を聴く、チャレンジ記録」寺内定夫先生

       「語らいの子育て体験談」子育て中の母親から

       「語らいの子育て相談会」

 1回めで提出していただいた絵と記録のなかから子育てのヒントを探ります。

  時間の都合により個々の絵の解説を行えないかもしれませんがご了承ください


こすもす  9/19金の定例会の報告 hanamaru40 です。


 最近、オドリママが帰ってきてくれて、嬉しいですね。

 たくさん記事をアップしてくれてありがとう。

 私は最近あまり貢献できなくてすみません。

 でも、今回は参加してよかったなーと

 しみじみと思いました。

 私も久々に・・・書きますが

 記憶のままに書きますので、

 他のみなさん、フォローしてくださいね。


●夫婦の価値観について

 

 夫婦の価値観の違い、ズレがなぜ起こるのか。

 私も不思議に思っていました。

 結婚するときは同じ価値観のはずなのに。


 先生のお話し・・・夫婦はそれぞれの別個の時間を持ち、成長していく。

           するとだんだんと違いが出てくる。

           男社会の中で、例えば、「高い車に乗りたい」という欲求は

           自分の経済力に対するプライドである。


●家族の価値観

  違う文化を持っているが、一つの家族として共有していく。

 孤立しても生きられる時代。便利な世の中になり、ひとりでも生活はできる。

 供に生きるという必要性がなくなった現代にあり、家族の必要性を考える。

 

 お金に換算できない大切なものを伝える。

 心の宝物を伝えていく。


●男女の違い


 男は力を出す。女は力をコントロールする。

 子どもを育てる過程で、力のコントロールをするようになる。

 お母さんは買い物をするときなど、迷う。時間をかけて決める。

 それは「健康にいいか」「安全か」という視点があるから。

 家族のことを思いやる心。



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私が一番、感銘したことを青で書きました。

実は最近、長男が荒れているときにこう言われました。

「おまえなんか母親じゃない!

 金をくれて、ご飯を作っているだけじゃないか!」

世間的には、「充分じゃないの?」とも思います。

ですがほほえみの会で勉強している私としては

何か心の問題が足りないのかもしれないと反省しました。


みなさんのご感想、続いてアップしてくださいね。


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次回のテーマ

「誇る心」「ユーモア」「発見」「手のひら包み」 です。

次回は10/3金、会員以外のみなさんを広くお招きできる講演会です。

近所の方にお声かけください。


では、みなさまよろしくお願いします。

                              hanamaru40 でした。


 

 

 

 

 

 

 

夕食後、私が本を読んでいると、息子(小4)が隣に来て

「何で本を読んでるの?」と聞くのです。

何でって…、それは…。何を読んでるの?なら分かるけど、何で読んでるのって、変な質問だなぁ…。

「勉強してるの」

「勉強?楽しいから読んでるんじゃないの?」

私はその言葉にすごくびっくりして、

「そう!そうなの!楽しいから読んでるの!どうして、それが分かったの!?」

すると横で聞いていた小2の娘も笑って

「そんなこと私でも分かるよ~!」

「???」

「楽しいから読むに決まってるでしょ。楽しくなかったら読まないよ!そんなの当たり前!
読み聞かせだって、楽しいから聞くんだよ。楽しくなかったら、ボケーっとしちゃう。」

「そんなこと、当たり前だよ。」と息子。

「そうか。何でも楽しいからやるんだよね。そして、子どもはみんなそのこと知ってるんだよね。」

「そうだよ。子どもはみんな知ってるよ。
でも、大人も本当はそのこと分かっているのに、忘れているだけだと思うよ。




ーほほえみの会ももう5年目ですね。
改めて何のためにやっているのか、自分は何のために参加しているのか、問いかけてみませんか?

         オドリママのつぶやきでした


①夫婦の価値観
   夫婦で価値観の違いをどうするか?
   
   子どもの学力の捉え方から、塾選びまで。
   学力と・想像力・発想力
   子どもの未来について話してみる。
   
   また、「古着」についての考え方の違いでもいい。
   
   あるいは「田舎の料理」(夫婦の郷土料理という意味でしょうか?)

②父の手・母の手
 
 引き続き記録してみましょう。

③発見
(小さい子向け) 
 
今までと違う発見をぜひしてみましょう!

次回定例会は9月19日(金)です。

ビックリマークまた、10月3日(金)・11月14日(金)と2回連続の子育て講座を企画しています。
  準備等みんなでがんばりましょう~虹
                            オドリママ


 
ほほえみの会 定例会のご報告 7/1(火)



テーマ:子どもの性格(わが子の個性)
     お父さんの手とお母さんの手
     道とのかかわり
     雨の日の発見      ほか



<自由な発想>


参加者それぞれに一枚ずつ折り紙が配られ、「初めて子どもに教えた折り紙をしてみて」と言われました。

「初めて…?」随分昔のこととなってしまった私は、とりあえず三角に折ったもののその後は手が止まってしまいました。メンコだったかな?チューリップ?やっこさん??うーん、思い出せないなぁ…。周りのお母さんも同じように手が止まっています。

そんなメンバーの様子を見て先生は「ああ、もうわかったよ」とおっしゃいました。

そして「子どもが初めてやる折り紙はこうでしょ」と桃色の折り紙をクシャクシャッと丸めました。

全員が「あっ」と声をあげました。

三角形や四角形など角と角を合わせるとシンメトリー(左右対称)になります。
シンメトリーは整った形です。
以前は銀行の入口や、軍人・警察官の服などがシンメトリーで、権威を象徴するものとして使われました。

整った形ですが、初めからシンメトリーにすると、自由な発想が阻害されるというのです。
絵は自由に描かせても、折り紙は自由にさせないことが多いのだそうです。
ところが、この紙を丸めたり、ねじったり、破いたりすることが、次の段階に行くためのステップなのです。

どうせ丸めるならどんな紙でも良さそうですが、子どもは折り紙でやるのが楽しいのです。また、一度使ったものはもう使いたがらないのが普通です。
少なくとも100枚くらいはやりたがるでしょうが、300円くらい無駄にしたとしても、子どもに自由な発想が身につくと思えば安いものです。
大人も、それにのって「~みたいだね」と言ってみましょう。

                    お久しぶりのオドリママでした音譜



ほほえみの会 定例会のご報告 5 / 2(金)  soutomo


5月2日、下丸子の大田区民プラザにて第25回ほほえみの会を無事行うことができました。ゴールデンウィーク中にもかかわらず、寺内先生にもご参加頂き、また、新しい方々の参加もあり、充実した会でした。


テーマ: 新聞記事 我が家のニュース 父母の違い 発見

テレビのニュースを語り合うことと、新聞に載っているニュースを語り合うことでは、どんな違いがあるのでしょうか。


寺内先生は

「テレビで見るのと違い、新聞でニュースを読むと、何度も読み返したり、わからないことはじっくり聞いたり、考えたりできる。」

と、今回のテーマの重要な点のひとつとしてお話されました。


また、先生が例として取り上げてくださった記事は、「動物」「スポーツ」「気象

「環境」など、ちょうど小学生くらいに理解できるようなものでした。


今回のテーマは幼稚園以下のお子さんには難しいかもしれませんが、親が選んで、子供の理解に合わせて、記事を選ぶこともできるので、そんな記事をみつけたときに、子供と一緒に読むことができるといいのかな、と思いました。

将来、社会での出来事についても話のできる家庭になればいいですね。


また、今回の「ほほえみの会」では家族の絵が充実していました。


子供の描いた絵のイメージを共有し、よろこびを共有する大事さ、というお話が先生からありました。

子供の気持ちに寄り添うことで、イメージ、感情が共有できるのですから、

「忙しいから後でね」「ちょっと待ってね」

では、子供の絵にはふくらみが生まれないということでしょうか。

ひとり遊びの延長としてお絵かきを位置づけしてしまっていた自分に改めて気付きました。


次回の課題の紹介


     ●子供の性格(わが子の個性)

   

     ●お父さんの手とお母さんの手 

   

     ●道とのかかわり(散歩道、通園の道、細い道など)

   

     ●雨の日の発見(お風呂の中で発見することが増えますよ、とのこと)


●小さい子向き・・・ 

          ○触感、耳も使う発見 ○みたて遊び(碁石、木の葉、ひも)

●大きい子向き・・・ 

          ○技(日曜大工など)


紫陽花


新しいメンバーを迎えてのはじめての相談会でした。チューリップ赤

今年の年間の活動計画について話し合いました。

natsuさん、いつもありがとう!

今日も資料を作ってきてくれて、助かりました。


みなさん会費のご承認いただき、ありがとうございます。がま口財布

サンタママが会計を引き受けてくださり、安心です。

どうもありがとうございます。

活動日の年間予定の候補がおおよそ決まりましたので

欠席だった方は、ご確認ください。音譜


Oさんから「メーリングリストをつくっては?」というご提案が。

携帯電話のことも考え、検討させていただきます。アップ


さて、次回の寺内先生を囲む勉強会は

5/2(金) 下丸子の区民プラザ9時半集合10時スタートです。

(今日は遅れてすみませんでした)ガーン 

会費は1500円。

(相談会で2か月分払うのが基本)

午後も部屋を取ってあるのでゆっくりできます。

お昼持参または、お弁当を注文しますので

後日、お申し込みください。おにぎり

(natsuさんからご連絡いくと思います)

チャレンジ記録の締め切りは今週末4/25日(金)。

今日、絵を忘れた方は、絵もそれまでにお届けください。


ベルカモパンさんの個展のご案内をいただきました。

5/19から24、青山です。

詳しくは来週の集まりのときに。

時間が合えば、みんなで行きましょう!

来週が楽しみですね。

みなさんも今日の感想、是非、書き込んでください。メモ


最後にうちの庭のチューリップ花壇です。 
花壇      
hanamaru40







◆第24回 ほほえみの会3/6 定例会のご報告


2回の講演会に参加してくれた新たな仲間を迎えての会。
寺内先生

6人の体験の方が参加してくださいました。

先生も、新会員の方に向けて、わかりやすくお話しくださいました。

今回のテーマは

「落ち葉」「樹形」「冬芽」「ことばのリボン」「家族評価」「あいさつ+アルファ」

と盛りだくさんになっています。


先生のお話から抜粋して報告します。


「樹形」について

  並木道の木は刈り込んであるので、自然の木を見る。

  見立てる力は造形力になっていく。

  雲を見立てるのは早いので難しい。

  感情をこめた見立てにする。

  子どもに木の友達を作ってあげよう。

  もっと自然を見つめよう。

  テレビや商業主義のものでは、どぎつい色のものばかり。

  そればかりでは、イライラした子どもになる。

  優しいものは自然に。

  野の花の観察など続けていく。


                             「ことばのリボン」

      ほほえみ                         親からというよりもサンタクロースのことばがほしかった。

「家族評価」

  学校では、数値化して評価できるものしか評価しない。

  親は数値化できないものを評価していく。


「あいさつ」

  あいさつの形骸化。

  顔を見ないで挨拶している。

  「三人で食べたるとおいしいね」など、心を見つめる。




★子どもの絵へのことばがけ

 「形がいいね」、とか「色がきれい」ではなく

 「温かくかけているね」とか「やわらかくかけたね」などの心を見つめることばか゜けを。


★人間の違いを認める力量を持とう。

  兄弟間の違い、男女の違い、その個性を受け入れる。

  これからは家族の問題もとりあげていく そうです。

  今、夫婦の違和感が問題に。

  夫婦がうまくかみ合っていないと子育ては語れない。

  父母としてだけでなく、夫と妻としての関係を考える。


次回のテーマ


新聞の記事

   一つをとりあげて子どもと会話する。

   親の文化をどう伝えるか。

   戦争の話、差別の話。個性を認める


我が家のニユース

   「庭にアボガドの芽が出ていたよ」 など


違いの発見

   子ども兄弟、父母の違いの発見

   個性の違いを認める力量を持とう。


※次回は4/22 相談会 (会員だけでテーマヘの取りくみを考える)

      5/2 定例会   (先生がお見えになる)  区民プラザ


                                          by hanamaru40