ほほえみの会 定例会のご報告 7/1(火)



テーマ:子どもの性格(わが子の個性)
     お父さんの手とお母さんの手
     道とのかかわり
     雨の日の発見      ほか



<自由な発想>


参加者それぞれに一枚ずつ折り紙が配られ、「初めて子どもに教えた折り紙をしてみて」と言われました。

「初めて…?」随分昔のこととなってしまった私は、とりあえず三角に折ったもののその後は手が止まってしまいました。メンコだったかな?チューリップ?やっこさん??うーん、思い出せないなぁ…。周りのお母さんも同じように手が止まっています。

そんなメンバーの様子を見て先生は「ああ、もうわかったよ」とおっしゃいました。

そして「子どもが初めてやる折り紙はこうでしょ」と桃色の折り紙をクシャクシャッと丸めました。

全員が「あっ」と声をあげました。

三角形や四角形など角と角を合わせるとシンメトリー(左右対称)になります。
シンメトリーは整った形です。
以前は銀行の入口や、軍人・警察官の服などがシンメトリーで、権威を象徴するものとして使われました。

整った形ですが、初めからシンメトリーにすると、自由な発想が阻害されるというのです。
絵は自由に描かせても、折り紙は自由にさせないことが多いのだそうです。
ところが、この紙を丸めたり、ねじったり、破いたりすることが、次の段階に行くためのステップなのです。

どうせ丸めるならどんな紙でも良さそうですが、子どもは折り紙でやるのが楽しいのです。また、一度使ったものはもう使いたがらないのが普通です。
少なくとも100枚くらいはやりたがるでしょうが、300円くらい無駄にしたとしても、子どもに自由な発想が身につくと思えば安いものです。
大人も、それにのって「~みたいだね」と言ってみましょう。

                    お久しぶりのオドリママでした音譜